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- 2016/10/18 掲載
AWSとVMwareがついに提携 「VMware Cloud on AWS」で何が変わる?
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
「VMware Cloud on AWS」は、Amazonクラウドのベアメタル上でvSphere、vSAN、NSXのVMware環境を実現したもの。オンプレミスのVMware環境とシームレスに統合でき、vCenterで統合管理可能。Amazonクラウドの機能すぐに利用可能。
VMware Cloud on AWSはVMwareが主体となって営業、サポートなどを行います。
VMware Cloud on AWSは2017年中旬にサービス開始予定です。
任意のAmazonクラウドのリージョンにVMware Cloud on AWSを展開可能
発表会のデモンストレーションで示されたVMware Cloud on AWSの主な機能は、次のようなものでした。顧客はAmazonクラウドのどのリージョンにVMware Cloud on AWSを展開するかを選択可能。今回は、アイルランドのリージョンを選択したとする。
規模の選択を行い、時間課金か、1年予約、3年予約かなどの支払い方法を選択。
確認画面をOKすると、アイルランドリージョンでVMware Cloudが立ち上がる(画面右の砂時計がでている四角が起動中のアイルランドリージョン。左の2つの四角は、すでに起動しているバージニアとオレゴンのVMware Cloudを示している)。
これでvSphere、VirtualSAN、NSXがAmazonクラウドのベアメタルサーバ上で起動、VMware環境がAmazonクラウド上で実現する。数秒から数分で立ち上がる。
【次ページ】 VMware on AWSのvCenterでハイブリッド環境全体を参照
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