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2017年02月28日

日本は世界で最もスマホのトラフィックが高い国だった

もはやモバイルファーストではなく、「モバイルオンリー」の時代である――。アドビは、バルセロナでのモバイル ワールド コングレス(MWC)の開催にあたり、モバイルに関する最新のAdobe Digital Insights(ADI)調査結果を公開した。Adobe Analyticsを使って2016年の世界のインターネットトラフィックに占めるスマートフォンの割合を地域ごとに調査したところ、調査対象となった米国、APAC、欧州の中で日本が最も高く、日本のトラフィック全体のうち47%がスマートフォンだった。次にスマートフォンのトラフィックシェアが高い国は韓国(43%)、3番目がインド(40%)と続いた。

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2016年 世界におけるスマートフォンのトラフィックシェア

(出典:アドビ)


モバイルファーストではなく、もはや「モバイルオンリー」

 2014年から2016年までの期間にスマートフォンの利用者とトラフィックが最も増加した国はインドだった。この期間に、インドのスマートフォン利用者は新たに2億6,900万人増加し、スマートフォンによるトラフィック成長率はプラス290%を記録している。

 スマートフォンは、その他のデバイスからトラフィックシェアを奪い続けている。ADIのシニア マネージング アナリストであるベッキー タスカー氏は「私たちはモバイルにおいて、いくつかのフェーズを超えてきた」と、モバイル最適化、モバイルファーストを経て、今は「モバイルオンリー」へと向かっていることを指摘する。

 一方で、タブレットによるトラフィックシェアは、グローバル全体で下落傾向にあるという。

 イギリス(13%)やノルウェー(12%)など欧州の一部の国ではタブレットが比較的使われているが、欧州を含め、米国、APACの対象国において、2014年からトラフィックシェアやトラフィック成長率は減少の一途をたどっている。

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2016年 世界におけるタブレットのトラフィックシェア

(出典:アドビ)


 この動きは米国でも同様で、デバイス毎のWebサイトトラフィックはスマートフォンによるトラフィックが伸びており、2014年からのスマートフォンによるトラフィックの成長率がプラス69%、一方でデスクトップとタブレットによるトラフィック成長率が下落し、それぞれマイナス23%とマイナス19%になった。

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米国におけるデバイスごとのWebサイトトラフィック

(出典:アドビ)


 タスカー氏は、アプリブームが終わっていることも指摘。同氏は「この過去2年間でアプリインストールは38%、アプリ開発も28%減少しており、数多くのモバイル利用者を抱えるブランド企業は、競合他社にトラフィックを奪われるリスクを回避するため、新規獲得と同様にリテンションのための戦略を考える必要がある」とした。

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