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- 2017/06/19 掲載
デルとEMCジャパンが新たな料金体系発表、オンプレのハードウェアにも従量課金の波
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
ストレージを対象とした従量課金的な料金体系
すべてのDell EMCストレージソリューションを対象とする「Flex on Demand」は、あらかじめ設定しておいた基本容量を上回って利用した分が従量課金となる柔軟な料金体系です。これまでストレージは、あとから容量を追加しようとすると運用をいったん停止してディスクを追加するなどの手間が発生することが多かったため、想定される最大容量のストレージを最初から購入しておくことが一般的でした。
これは将来使うかどうか分らない容量の分まで購入費用を払うという、ユーザーにとってリスクの大きい導入法でもありました。
Flex on Demandは、あらかじめ基本容量を契約しておくことで、その基本容量以内であれば料金は一定。基本容量を超えて利用した分は追加料金を払い、容量が基本容量以下になれば追加料金も不要になるという、従量課金的な料金体系です。
これによりユーザーは最初から最大容量分の料金を支払う必要がなくなるため、初期投資を小さく抑えることができるようになります。
同社によると、あらかじめ基本容量ごとの料金テーブルが用意され、基本容量が大きいほど従量課金の追加料金の単価は小さくなることが想定されているとのことです。
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