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  • 2017/07/26 掲載

デジタル活用企業ランキング、3位はマクドナルド、2位はユニクロ、1位は?

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消費者4120人に、デジタルメディアを効果的に活用している国内企業や商品ブランドを聞いたアンケート調査によると、3位はユニクロ、2位はマクドナルドとなった。
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売上貢献にデジタルマーケティングが果たす役割は増している
(©cacaroot – Fotolia)


 日経BP社は、デジタルマーケティングの専門誌「日経デジタルマーケティング」が実施した第1回「デジタルマーケティング100」を発表した。これは国内のどの企業や商品ブランドがデジタルメディアを効果的に売り上げに結びつけているのかを、4120人の消費者アンケートから導き出したもの。

 同誌では2012~2016年までの5年間にわたって「ソーシャルメディア活用売上ランキング」の調査を実施していたが、従来は「ソーシャルメディア」の企業公式アカウント発の情報発信が購入につながったかどうかを調査するというものだった。

 今回は対象をデジタルメディア全般に拡張。対象となったデジタルメディアには、企業がコントロール可能なオウンドメディア、ソーシャルメディア、ペイドメディアのほか、ニュースメディアやアーンドメディアといった企業側がコントロールできないメディアも含まれる。

 その中で「デジタルマーケティング100」のうち、トップ20は以下の通りとなった。

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「デジタルマーケティング100」トップ20

 初めて実施した「デジタルマーケティング100」で1位になったのは無印良品だった。2位はマクドナルド、3位はユニクロとなった。

 1位の「無印良品」については、スマートフォン向けアプリ「MUJI passport」と写真・動画に特化したSNS「Instagram」の活用が奏功。アプリでは新商品や店舗のイベント情報などを伝える「from MUJI」を始めたことで、利用頻度が大幅に向上。アクセス数ではアプリがWebサイトを抜くことになったという。

 アプリ利用者は顧客単価が非利用者の1.5倍と売り上げにも貢献した。また、Instagramは利用開始から2年で、フォロワー数がTwitterを超えた。最もエンゲージメント率の高いSNSとなっており、商品購入にも結びついているという。

 2位の「マクドナルド」は、3300万超ダウンロード(2017年4月時点)のアプリとオウンドメディアで集客できていることが評価された。商品の購入要因として有力だったのはオウンドメディア「BurgerLove」だったという。

 期間限定商品の開発経緯や定番商品の歴史、CM出演タレントが語る「マクドナルドと私」などの読み物コンテンツを公開し、公式アプリから多くのアクセスを集めた。

 本ランキングの作成においては、BtoC(個人向け)の主要業界から代表的な企業・ブランドを計100社ノミネート(ネット専業企業などは除く)。そして、さまざまなデジタルメディアを介して企業・ブランドの情報に接触した消費者が、商品購入(サービス利用)に至ったか否かを把握するアンケート調査を実施。「消費行動スコア」を算出し、ランキング化した。アンケートは民間の大手リサーチ会社の協力を得て、2017年4月にインターネットで実施。有効回答は4120人。

 本調査の詳細は日経デジタルマーケティング7月号(6月25日発行)に掲載されている。

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