エンタープライズ PLM セミナー


東京大学ものづくり経営研究センター 特任准教授
兼 早稲田大学高等研究所 准教授 朴 英元 氏が語る!
事例から学ぶ、海外で売れる商品づくりのためのものづくりポイント!!

 多くの企業が、これまでさまざまなIT戦略を策定し、業務の生産性向上を実践してきました。 これまでの ERP の導入など、生産分野でコスト競争力を強化に加え、ものづくり全体を通じて、製品価値をつくるさらなる上流工程や、顧客価値を追求するアフターサービス分野での価値向上に貢献している PLM が、製品ライフサイクルすべてをカバーできる企業の重要な IT 基盤の 1 つとなりつつあります。  近年、国内・海外を含め、グローバル サプライチェーンだけで競争に勝つことがむずかしくなってきました。より的確に顧客ニーズを取り込み、より多くの製品が売れるものづくりとなると、さまざまな施策が重要となりますが、特に戦略市場に対する要件管理とそれに基づく商品企画・製品設計にグローバル対応力が求められます。

 私たちが日本企業のお客様とお話ししている中で、最近特に取り上げられるものづくりのビジネス課題の中でも、「世界で成長するためのヒット商品を出したい」という課題はトップに挙げられ、製品競争力の 90% は企画構想の段階で決まるのです。 今回のセッションでは、ERP と PLM のすみ分けを再確認した上で、世界で売れる商品をつくるための取り組みと、そのために必要な人財の育成について詳しくご紹介します。ぜひお見逃しなく!

エンタープライズ PLM セミナー事務局

 

セミナー概要
セミナー名称

エンタープライズ PLM セミナーシリーズ:企業価値向上を実現するものづくり経営
世界で売れる商品づくり。
製品競争力の 90% は企画構想の段階で決まる!

日時 2011年9月28日 (水) 13:30~17:30 (13:00 受付開始)
会場 PTC ジャパン株式会社 新宿オフィス  [会場地図]
〒163-6037 東京都新宿区西新宿 6-8-1 新宿オークタワー 35階
受講予定者数

50名

受講料 無料(事前登録制)
対象 設計・製造部門、経営企画部門、情報システム部門のご担当者、
および各事業部門のマネージャーなど
主催 PTC ジャパン株式会社
メディア協力   ソフトバンク ビジネス+IT
講師
朴 英元 氏
東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター特任准教授
早稲田大学高等研究所准教授
朴 英元 氏
研究分野: 技術経営戦略、IT 戦略、SCM 戦略

主要著書: 『コアコンピタンスと IT 戦略』 (早稲田大学、2009 年)、『「日中韓」産業競争力構造の実証分析―自動車・電機産業における現状と連携の可能性―』 「LG 電子のグローバル戦略: TV 事業を中心に」 (創成社、2011 年)、『Building Network Capabilities in Turbulent Competitive Environments: Theory and Practices of Global Firms from Korea and Japan』 (Taylor & Francis LLC、2011 年)、他論文は多数。


プログラム
13:30~13:35
ご挨拶
13:35~13:50
【本日のポイント】 
PLM は進化している。エンタープライズ PLM の最新フレームワーク


PTC ジャパン株式会社
営業技術部 ディレクター
貴島 雅史
講演内容 : このセッションでは、まず ERP と PLM のそれぞれの役割りを再確認したうえで、「製品価値をつくる」という部分での PLM にフォーカスし、企業がどのように製品競争力を向上できるのかについて、エンタープライズ PLM の最新フレームワークをご説明します。
13:50~15:00
【特別事例講演】 
海外で売れる商品づくりのためのものづくりポイント


東京大学ものづくり経営研究センター特任准教授
兼 早稲田大学高等研究所 准教授 
朴 英元 氏
講演内容 : PLM をより正確に表すと、「垂直統合型のものづくりを実現する」取り組みと言えます。そのすべては、「設計情報を組織内でどうリンクさせていくか」がカギとなり、その設計情報は本来、市場から生まれるものです。コスト競争力も設計の生まれるところから考える必要があり、市場を徹底的に調査し吸い上げる仕組み - PLM が重要となります。  
しかし、ひとたび話が海外で売れる商品づくりとなると、開発の方法が変わってきます。現地のニーズではすでに構想が決まっていても、すでに存在する主要な部品を活用し機能開発しなければ、コストは下がりません。  
今回のセッションでは、海外事例を交えて、これまでとは違った角度で製品ライフサイクルを検証します。
15:00~15:15
休憩・製品展示をご覧いただけます

企業を元気にするエンタープライズPLMを実現する、弊社のさまざまな製品を目で見ることのできる展示コーナーをご用意しています。実際の製品をご覧いただきながら、導入の際に使用したバリューロードマップ、成果物のサンプルなどもご紹介いたします。
15:15~16:15
製品競争力の 90% が決まる!企画構想段階での取り組みとは

PTC ジャパン株式会社
ソリューション戦略企画室 PLM シニアエキスパート 
後藤 智
講演内容 : 世界で売れる商品づくりを行うには、企画構想設計段階から、各国や地域のニーズを製品要件として整理整頓し、それらに見合った機能モジュールを変幻自在に組合せながら製品バリエーション定義できる仕掛けが必要です。特に、製品コストの早期見える化と、魅力的な意匠デザインをスピーディーに定義できる構想設計システムの構築も重要となってきます。  
このセッションでは、製品競争力の 90% が決まる企画構想段階で、PLM としてどのような取り組みをすべきか、そのポイントをご提案します。
16:15~16:45
分散した設計チーム内で企画構想段階のデータ品質を向上させる

PTC ジャパン株式会社
グローバルサービス PTC University(エデュケーション サービス)
シニア ラーニング プリンシパル
鈴木 努
講演内容 : 「海外で売れる商品づくり」には現地のニーズに合った現地での設計が必要であり、海外の設計チームとのコラボレーションでは、上流プロセスでのデータづくりがポイントなります。  
フロント ローディングのフロント ローディング戦略(FF戦略)の必要性が叫ばれるようなものづくりの状況下で課題となる「エース級設計者ノウハウのナレッジ集積」と「グローバル人材活用」において、設計者一人ひとりの品質向上に加え、プロセスの定着化や役割分担の明確化が、海外のデータ品質向上につながります。  
このセッションでは、分散した設計チーム内で企画構想段階のデータ品質を向上させる人財育成のポイントをご説明いたします。
16:45~17:15
【協賛社講演】設計プロセスを止めず、PLM の性能を限界まで引き出す。

レッドハット株式会社
グローバルサービス本部 プラットフォームソリューショングループ
シニア・ソリューションアーキテクト、クラウドエヴァンジェリスト
藤田 稜 氏

株式会社N.ジェン
広域戦略本部 マーケティングマネージャ
田中 一平氏
講演内容 :グローバル化の中でコスト効率を上げ、堅牢なインフラを築きあげることは、PLM ソリューションの性能を最大限に引き出し、お客様の設計資源を効率良く活用することに貢献します。本セッションでは、スーパー コンピュータを始めとする「現場」で叩き上げられた Red Hat Enterprise Linux と、ますます増加する CPU パワーを余すところ無く使い切る MCOPt の組み合わせによる最良のソリューションによって、どのようにお客様が製品開発から価値を実現できるのかをお話しいたします。PTC / N.Gen / Red Hat による Windchill / MCOPt / Red Hat Enterprise Linux 共同検証の実測値結果を交えながら、安心してお使いいただける Linux を提供する Red Hat の価値について、ぜひご確認ください。
17:00~17:15

質疑応答

※内容は予告なく変更する場合がございます。



■お問い合わせ
ソフトバンク クリエイティブ
ソフトバンク ビジネス+IT編集部
エンタープライズ PLM セミナー事務局
東京都港区六本木2-4-5 TEL:03-5549-1140 

https://form.sbcr.jp/seminar/