12:40~13:10 |
開場/受付開始 |
|
開会ご挨拶
NEC |
|
【基調講演】
『クラウド技術を用いた21世紀型企業ネットワーク
-東日本大震災が明らかにした日本の強みと課題-』
東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授
日本データセンター協会 理事/運営委員会委員長
江崎 浩 氏 |
講演内容 : 企業活動の持続性に資する危機管理システムの構築と実現には、クラウドとデータセンターは必須のものであることが、明らかになりつつある。 日本企業および日本のインフラにおける具体的な強みと課題は、3月11日に発生した東日本大震災により、より明確化された。企業活動のリスク管理としての、オープン化による多様性の実現と、迅速な企業間連携の実現の重要性が認識された。本講演では、東日本大震災後の企業ネットワークとパブリックサービスの実状を分析しながら、これからの我が国の国際競争力向上につながる21世紀型企業ネットワークの在り方、さらに、これを支える データセンターの在り方に関する議論を行う。 |
|
【特別講演】
『ネットワーク技術、いま何が変わろうとしているのか』
アイティメディア株式会社 ITインダストリー事業部
@IT統括部 @IT担当編集長
三木 泉 氏 |
講演内容 : ネットワーキングは、さまざまな意味でいま大きく変わろうとしています。データセンターネットワーキングでは、サーバ仮想化の進展への対応が本格的に求められるようになるとともに、柔軟性、拡張性が重要なテーマとなってきています。さらに次の段階として、複数の商用データセンター、あるいは商用データセンターと企業の社内ネットワークにまたがる仮想データセンターネットワークの構築など、多様な付加価値ネットワーキング機能の可能性が広がってきています。本講演では、現在および今後のネットワーキングに関する課題や可能性、そしてこれらに対応するためのさまざまな取り組みにつき、解説します。 |
14:45~14:55 |
休憩・展示ブース交流会 |
|
『クラウド・データセンターを革新する
クラウドネットワークプラットフォーム~ProgrammableFlow』
NEC
システムプラットフォーム研究所 所長代理
岩田 淳 |
講演内容 : スタンフォード大学が中心となり誕生した新しいネットワーク技術「OpenFlow」。当セッションではまず、昨今注目を集める同技術の基礎と標準化動向について解説します。
さらに、クラウドデータセンター向けに開発され、同技術をベースとした ProgrammableFlow ソリューション。カーナビに例えられる同ソリューションは、既存のネットワークをどう変革し、どういった効果をもたらすのか。日本通運の導入事例やデモを交えながらご紹介します。 |
|
【NEC社内適用事例講演】
『NECのソフトウェア開発環境のクラウド化への適用』
NEC
ソフトウェア生産革新部 シニアマネージャー
二瓶 勝敏 |
講演内容 : NECのソフトウェア開発環境「ソフトウェアファクトリ」では、プログラマブルフローを導入したメインとサブのデータセンターに、各事業所の開発系サーバーを仮想化して集約。高負荷時には仮想サーバ(VM)を移動してロードバランシングをし、災害時にはディザスタリカバリ(DR)に対応できるマルチデータセンターを構築しています。震災などの不測の事態が発生しても止まらない、ソフトウェア開発環境のクラウド化の狙いと、その仕組みについてご紹介します。 |
|
抽選会・展示ブース交流会 |