新世代ネットワークが実現するビジネスイノベーション【2011/10/14開催】


 グローバル化や外資企業の国内参入、消費者ニーズの多様化、震災復興等、企業を取り巻く環境が激化する中、企業はビジネスの柔軟性が求められるようになりました。その実現には、低コスト運用かつ柔軟性の高いネットワーク環境への整備が必要です。

 一方で企業やデータセンターのネットワークの現状は、機器費用や運用コストの増大、複雑化、障害発生時の原因究明が困難等、さまざまな課題を抱えています。
  そこで今、これらを解決するための新たなテクノロジ-やプライベートクラウドに注目が集まっています。なぜ、これらに注目が集まるのか。これらは本当に課題を解決できるのか。本当に必要なテクノロジーとは何なのか。

 当セミナーでは、これらの疑問にズバリお答えし、21世紀型の企業に求められる新世代ネットワークのあるべき姿を語ります。



セミナー概要
セミナー名称

新世代ネットワークが実現するビジネスイノベーション
クラウド時代のデータセンター・ネットワークの課題とその解決策

日時 2011年10月14日(金) 13:10~17:00 (受付開始12:40~)

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会場 NEC本社ビル B1F 多目的ホール [会場地図]
〒108-8001 東京都港区芝5-7-1
JR京浜東北線・山手線 田町駅下車 徒歩6分
地下鉄都営三田線・都営浅草線 三田駅下車(A10が最寄出口)
受講予定者数

150名

受講料 無料(事前登録制)
主催 NEC
メディア協力 ソフトバンク ビジネス+IT

講師
江崎 浩 氏
【基調講演】
『クラウド技術を用いた21世紀型企業ネットワーク
-東日本大震災が明らかにした日本の強みと課題-』


東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授
日本データセンター協会 理事/運営委員会委員長
江崎 浩 氏
[略歴] 
1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程了。
同年4月 (株)東芝 入社 総合研究所にて ATMネットワーク制御技術の研究に従事。
1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、
1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学 CTR(Centre for Telecommunications Research)にて客員研究員。高速インターネットアーキテクチャの研究に従事。
1994年ラベルスイッチ技術のもととなるセルスイッチルータ技術を IETFに提案し、その後、セルスイッチルータの研究・開発・マーケティングに従事。IETFのMPLS分科会、IPv6分科会では、積極的に標準化活動に貢献している。
1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授。
2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授) WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事、JPNIC副理事長、ISOC(Internet Society)名誉理事(Emeritus Board of Trustee)。
日本データセンター協会 理事/運営委員会委員長。工学博士(東京大学)。

[表彰]
平成20年(2008年)4月 船井情報科学振興財団 振興賞
平成23年(2011年)4月 文部科学大臣表彰 科学技術賞 等多数
三木 泉 氏
【特別講演】
『ネットワーク技術、いま何が変わろうとしているのか』

アイティメディア株式会社 ITインダストリー事業部
@IT統括部 @IT担当編集長
三木 泉 氏
[プロフィール] 
アイティメディア株式会社 @IT(アットマークアイティ)担当編集長
英字新聞記者を経て1991年ソフトバンク株式会社に入社。 創刊時のPCネットワーク専門誌「LAN TIMES」編集部に配属。 以来ITおよびネットワーキング分野の執筆・編集に携わる。 その後インターネット戦略研究所におけるコンサルティング 経験などを経て2005年9月、アイティメディア株式会社に入社。現在に至る。
プログラム
12:40~13:10
開場/受付開始
13:10~13:15
開会ご挨拶

NEC
13:15~14:05
【基調講演】
『クラウド技術を用いた21世紀型企業ネットワーク
-東日本大震災が明らかにした日本の強みと課題-』

東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授
日本データセンター協会 理事/運営委員会委員長
江崎 浩 氏
講演内容 : 企業活動の持続性に資する危機管理システムの構築と実現には、クラウドとデータセンターは必須のものであることが、明らかになりつつある。 日本企業および日本のインフラにおける具体的な強みと課題は、3月11日に発生した東日本大震災により、より明確化された。企業活動のリスク管理としての、オープン化による多様性の実現と、迅速な企業間連携の実現の重要性が認識された。本講演では、東日本大震災後の企業ネットワークとパブリックサービスの実状を分析しながら、これからの我が国の国際競争力向上につながる21世紀型企業ネットワークの在り方、さらに、これを支える データセンターの在り方に関する議論を行う。
14:05~14:45
【特別講演】
『ネットワーク技術、いま何が変わろうとしているのか』

アイティメディア株式会社 ITインダストリー事業部
@IT統括部 @IT担当編集長
三木 泉 氏
講演内容 : ネットワーキングは、さまざまな意味でいま大きく変わろうとしています。データセンターネットワーキングでは、サーバ仮想化の進展への対応が本格的に求められるようになるとともに、柔軟性、拡張性が重要なテーマとなってきています。さらに次の段階として、複数の商用データセンター、あるいは商用データセンターと企業の社内ネットワークにまたがる仮想データセンターネットワークの構築など、多様な付加価値ネットワーキング機能の可能性が広がってきています。本講演では、現在および今後のネットワーキングに関する課題や可能性、そしてこれらに対応するためのさまざまな取り組みにつき、解説します。
14:45~14:55
休憩・展示ブース交流会
14:55~15:55
『クラウド・データセンターを革新する
クラウドネットワークプラットフォーム~ProgrammableFlow』


NEC
システムプラットフォーム研究所 所長代理
岩田 淳
講演内容 : スタンフォード大学が中心となり誕生した新しいネットワーク技術「OpenFlow」。当セッションではまず、昨今注目を集める同技術の基礎と標準化動向について解説します。
さらに、クラウドデータセンター向けに開発され、同技術をベースとした ProgrammableFlow ソリューション。カーナビに例えられる同ソリューションは、既存のネットワークをどう変革し、どういった効果をもたらすのか。日本通運の導入事例やデモを交えながらご紹介します。
15:55~16:10
【NEC社内適用事例講演】
『NECのソフトウェア開発環境のクラウド化への適用』


NEC
ソフトウェア生産革新部 シニアマネージャー 
二瓶 勝敏
講演内容 : NECのソフトウェア開発環境「ソフトウェアファクトリ」では、プログラマブルフローを導入したメインとサブのデータセンターに、各事業所の開発系サーバーを仮想化して集約。高負荷時には仮想サーバ(VM)を移動してロードバランシングをし、災害時にはディザスタリカバリ(DR)に対応できるマルチデータセンターを構築しています。震災などの不測の事態が発生しても止まらない、ソフトウェア開発環境のクラウド化の狙いと、その仕組みについてご紹介します。
16:10~17:00
抽選会・展示ブース交流会
※内容が一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。


■お問い合わせ
ソフトバンク クリエイティブ
ソフトバンク ビジネス+IT編集部
新世代ネットワークが実現するビジネスイノベーション事務局
東京都港区六本木2-4-5 TEL:03-5549-1140 

https://form.sbcr.jp/seminar/