先月も省庁の漏洩の事件が報じられました。堅牢なシステムの抜け穴は何なのか?
最近はマルウェアの侵入は「当たり前」とし、すり抜け後の対策に焦点をあてる企業も見受けられます。しかし、防御を軽視するのはセキュリティベンダーの怠慢ではないでしょうか。まずは原点に立ち戻り、「防御はどこまで可能なのか?」について考察を深めるべきです。
当セミナーでは、ユニークな経歴を持つ、弊社の副社長John McClurgが基調講演を行います。Johnは「アメリカで最も影響力のあるセキュリティ関連プロフェッショナル25人の1人」として選出された経緯をもち、米国エネルギー省、FBI、CIAなどの重要機関においてサイバーセキュリティに関する各種プログラムの立ち上げと実務経験を幅広く有しています。セキュリティエキスパートとて数々の功績を収めたJohnは現在、Cylance(サイランス社)の一員となり、AIを活用したアンチウイルスを世界に広める任務を担っています。またAIアンチウイルスの製品の概略、既存製品との違いもデモンストレーション交えてご紹介します。是非奮ってご参加ください。
セミナー概要
名称 元米国エネルギー省、FBI、CIAの要職を歴任したセキュリティのプロが語る
サイバーセキュリティの今と近未来
AIアンチウイルスで防御はどこまで可能なのかを考える
日時 2017年1月20日(金)15:00~17:15 (受付開始14:30~)
会場 東京コンファレンスセンター・品川 (予定) [会場地図
〒108-0075 東京都港区港南1-9-36 アレア品川
対象 エンドユーザ様、弊社製品を販売いただくパートナー企業様に幅広くご参加いただければ幸いです。
なお、競合企業様に関しては、ご参加対象外とさせていただきます。
定員 30名
受講料 無料(事前登録制)
主催 Cylance Japan株式会社
メディア協力
プログラム
15:00-16:00 基調講演
サイバーセキュリティの今と近未来〜防御は可能なのか?を考える

Cylance Inc. 副社長-特使 John McClurg
講演内容:元米国エネルギー省、FBI、CIAの要職を歴任し、さらに米国において最も影響力のあるセキュリティ関連プロフェッショナル25人の1人として選出されたJohn McClurgが、国家の重要機関という重要セクターをどのように防御してきたのか?どのようにインシデントを想定して、設計し、改善を繰り返したのか?などの実例を踏まえて、CISRTを構築する際に参考になるポイントを紹介します。さらに、セキュリティ業界のエキスパートである彼がなぜ今サイランスで活動をするのか?AIアンチウイルスの今と近未来、そして防御はどこまで可能なのか?ご紹介します。
16:00-16:45 AIアンチウイルス、予測脅威防御(CylancePROTECT®)ご紹介

Cylance Japan株式会社 最高技術責任者 乙部 幸一朗
講演内容:ランサムウェアなどの被害が相次ぐ昨今、従来型の定義ファイルベースや振る舞いベースでのエンドポイント対策では十分な防御が実現できていないのが現実です。いま注目を集める人工知能技術を活用したAIアンチウイルス製品CylancePROTECTの仕組みと実際の製品を使ったデモンストレーションをご覧いただけます。また競合他社もAI機能を謳いはじめていますが、弊社の提供する「AIアンチウイルス」と、他社が追加した「AI機能」との根本的な設計上の違いをご紹介します。
16:45-17:15 質疑応答
※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。
講演者紹介

Cylance Inc.
副社長-特使
John McClurg

John E. McClurg は Cylance 社の副社長と特使を兼務しています。Cylance 入社前に勤務していた Dell では、CSO(最高セキュリティ責任者)として、物理環境ならびにサイバー空間における同社内のグローバルセキュリティの戦略的集中管理と戦術的運用を含む諸業務を統括していました。また同社では、事業回復とセキュリティ技術全般に関わる提唱を行い、同社の事業継続や災害復旧などを含むセキュリティサービスとシームレスに連携し、継続的な改善を果たす役割を担いました。
Dell 以前の経歴としては、Honeywell International のグローバル セキュリティ担当副社長の他、Lucent Technologies、Bell Laboratories での勤務経験を有します。
また、連邦捜査局(FBI)局員として加わっていた米国情報機関コミュニティにおいても、2度の叙勲を受けており、さらに米エネルギー省(DOE)の支部長に任命され、DOE に新設された防諜局のサイバー防諜プログラム作成を担当しました。それ以前には、FBI の管理官として国土安全保障省内の国家インフラ防衛センターの前身である、コンピュータ捜査およびインフラ脅威アセスメントセンターの新設に尽力しました。McClurg はまた一時期、副支部長の任務を受けた中央情報局(CIA)において防諜組織の新設を支援し、混迷を極める防諜捜査の指揮に当たりました。FBI ロサンゼルス支局の特別捜査官として、外国勢力による違法な企業買収の標的となって危機的状況に置かれた米国テクノロジー関連企業の保護計画遂行に努めた他、米国初のテロリズム対策統合タスクフォースの一員としての経験も有しています。
McClurg は先ごろ、アメリカで最も影響力のあるセキュリティ関連プロフェッショナル25人のうちの1人に選ばれました。ブリガム ヤング大学で法学博士号を取得し、ユタ州弁護士会に所属しています。これまでに米国務省の海外安全対策協議会(OSAC)共同議長、FBI の国内安全対策協議会(DSAC)ならびに国家安全事業提携協議会(NSBAC)メンバー、国際セキュリティ財団の創設議長を歴任しました。ブリガム ヤング大学で組織行動学の修士号、大学教育学と哲学の各学士号を取得、ノースカロライナ大学チャペルヒル校とカリフォルニア大学ロサンゼルス校で哲学的聖書解釈学の博士課程を修めました。