無人コンビニ「Amazon Go」や、Android Pay、Apple Pay、楽天ペイなどのスマホ決済の台頭により、消費者の購買体験は大きく変わろうとしています。小売業界では、インターネットの普及による実店舗のショールーミング化が驚異とされていますが、O2Oやオムニチャネルにより、オンラインとオフラインの境目を無くす取り組みや、実店舗ならではの顧客体験を高めWEBルーミング化と呼ばれる購買行動も注目されています。

テクノロジーの進化により、店頭での消費者の行動をカメラやAIを使って分析したり、POSデータだけではなく自社Webサイト上での行動データや、コールセンターに蓄積された顧客の声、SNSなどのビッグデータを使って、次に来る需要を予測する、それにより物流や在庫の管理を最適化するなど、データ分析により実現できることも増えてきました。

その反面、増え続ける大規模データを管理するコストの増加や、いかに高速で障害が発生しない基盤を構築するか、そもそも基幹システムやWebサイトデータなど別々のシステムに分散しているデータをどう統合するか、といった課題も出てきました。

当セミナーでは、消費者を取り巻く環境の変化や、データを活用した先進的な取り組みをしている事例のご紹介、日々変化する環境に適応するデータ分析基盤の構築法などをご紹介します。

セミナー概要
名称 小売・流通・消費財業界でのデータ活用を考える
消費者の変化に対応できるデータ分析基盤とは
日時 2017年6月21日 (水) 13:00〜17:00(受付開始 12:30〜)
会場 ベルサール九段 3F Room 1+2
東京都千代田区九段北1-8-10
住友不動産九段ビル3F
現地連絡先 03-3261-5014
受講料 無料(事前登録制)
定員 80名
対象 小売・流通・サービス・消費財メーカーなど
企業の経営役員、経営企画部門、情報システム部門、マーケティング部門など
主催 SBクリエイティブ株式会社 ビジネス+IT編集部
共催 NEC、ホートンワークスジャパン株式会社、ヴピコ合同会社
メディア協力
講演者紹介
株式会社デジタルシフトウェーブ 鈴木 康弘 氏

株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長
元 セブン&アイHLDGS. CIO 
鈴木 康弘 氏

<プロフィール>
1965年2月28日生。1987年富士通(株)に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。1996年ソフトバンク(株)に移り、営業、新規事業企画に従事し、ネット書籍販売会社イー・ショッピング・ブックス(株)(現セブンネットショッピング)を設立 代表取締役に就任。2006年資本移動により(株)セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入り、同グループのネット戦略を推進し、2014年に(株)セブン&アイHLDGS.執行役員CIOに就任しグループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。2015年同社取締役執行役員CIOに就任。グループシステムの改革に着手し、デジタルシフトの骨格を作り上げる。2016年12月に同社を退社。2017年3月に(株)デジタルシフトウェーブを設立、同社代表取締役に就任。多くのデジタルシフトを目指す企業の支援を実施している。

プログラム

13:00〜13:50

[基調講演]デジタルシフトの波に変革を迫られる小売業

株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長
元 セブン&アイHLDGS. CIO 
鈴木 康弘 氏

ICTの進化と広がりが企業に変革を迫り、企業を取り巻くビジネス環境は激変している。グローバル化や少子高齢化などの進展と、モバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウドなどの劇的な進化が激変の原動力となっている。この変化の激しい時代、小売業は迫りくるデジタルシフトの波をどう乗り切れば良いのだろうか。また、これらに対する人材をどう育てていくべきだろうか。小売業の置かれている現状と解決の方向性を解説いたします。

13:50〜14:35

大規模処理基盤プラットフォームのご紹介

日本電気株式会社 
ITプラットフォーム事業部、技術エキスパート
新郷 美紀 氏

大規模分散処理に適した当社プラットフォームのご紹介を致します。
多種多様なデータソースの活用からリアルタイム・バッチ処理という多様な処理要望を実現可能なプラットフォームのご紹介です。また、当該プラットフォームの導入・構築にあたり必要となる当社でご提供可能なサービスについてもご紹介致します。

[講師略歴]
ラックタイプで1台に700サーバを搭載可能な大規模のサーバ製品でHadoop/Sparkを活用。以降、ビッグデータ・ソリューション・アークテクトとして活動。2015年9月よりODPi(Open Data Platform Initiative)のNECの窓口。分散処理、分析処理基盤のアーキテクチャ検討・実装がメイン業務。

14:35〜14:45

休憩

14:45〜15:30

多様なデータを次のビジネスへつなげる
これからの情報分析プラットフォーム構築


ヴピコ合同会社
杉本 真克登 氏、Zhang Linou 氏

多様かつ大規模なデータが処理できるビックデータの時代が到来、新しいソリューション・技術、ハードウェアなど次々と登場している中、次のビジネスにつなげるためどのようにして新しい情報分析プラットフォームを構築するのか、Hadoop、データサイエンス、機械学習、AIなどのキーワードを整理し、Hadoopコンサルタントとともに、デモやこれまで弊社が手掛けてきた事例を交えながらご紹介させていただきます。

15:30〜16:30

最新事例から学ぶ、流通・消費財業界における
ビッグデータ戦略の課題と解決策


Hortonworks Inc.
VP, Industry Solution
Eric Thorsen

このセッションでは、流通・消費財業界における海外先行企業がどのようにビッグデータを活用しているか、事例を取り上げながら解説します。
例えば、ある小売事業者では、複数チャンネルを通じて顧客とやりとりを行うため、顧客とのトランザクションデータを異なるデータサイロに保存していました。マーケティングキャンペーンにおける顧客の最終的な購入とオンラインでの行動履歴を関連づけて、顧客の生涯価値(LTV)を予測できませんでした。
また、他の大手オムニチャネル小売事業者は、店舗内レイアウト、販売方法、製品配置が売上に影響することを認識していましたが、実店舗で顧客がどのように購入を決断したかに関する会計前の可視性が不足していました。
先行企業でこのような問題をどのように解決しているかを紹介します。

16:30〜17:00

質疑応答、軽食交流会
※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。