日本の製造業はインダストリー4.0にどう対処すべきか~グローバルで真の『つながる』『見える化』を実現する為に~
 

ものづくり大国ドイツはその地位を守るために、ITを利用した産業革命「インダストリー4.0」に国をあげて取組んでいます。また、米国ではGE社が「インダストリアル・インターネット」を提唱、独自に動き出しており、日本の製造業は周回遅れとなっているのが現状です。

本セミナーでは、SAP社での実務経験のある株式会社フロンティアワン代表取締役の鍋野敬一郎氏にドイツ・米国における取り組みの分析から、今後日本の製造業がとるべき対応策について基調講演いただきます。あわせて、日立ソリューションズからはその対応策の第一歩として、日本的な「つながる工場」、グローバルな情報を「見える化」するソリューションをご紹介いたします。 

 


セミナー概要
セミナー名称

日本の製造業はインダストリー4.0にどう対処すべきか
~グローバルで真の『つながる』『見える化』を実現する為に~

日 時 2015年7月31日(金) 13:30 - 16:40(受付開始 13:00)
会 場 名古屋ルーセントタワー16F ビジネスサポートセンター [会場地図]
〒451-6036 名古屋市西区牛島町6番1号 名古屋ルーセントタワー 16F ビジネスサポートセンター
受講予定者数

70名

受講料 無料(事前登録制)
主 催 株式会社日立ソリューションズ
協 力

SAPジャパン株式会社

メディア協力 ビジネス+IT

セミナー概要
フロンティアワン 鍋野 敬一郎氏 株式会社フロンティアワン
代表取締役
鍋野 敬一郎  氏

[プロフィール]
株式会社フロンティアワン 代表取締役
ERP研究推進フォーラム講師
1989年 同志社大学工学部化学工学科(生化学研究室)卒業 
1989年 米国大手総合化学会社デュポン社の日本法人へ入社。農業用製品事業部に所属し事業部のマーケティング・広報を担当。
1998年 ERPベンダー最大手SAP社の日本法人SAPジャパンに転職し、マーケティング担当、広報担当、プリセールスコンサルタントを経験。アライアンス本部にて戦略担当マネージャーとしてSAP Business All-in-One(ERP導入テンプレート)立ち上げを行った。
2003年 SAPジャパンを退社し、コンサルタントとしてERPの導入支援・提案活動に従事。
2005年 独立し株式会社フロンティアワン設立。現在はERP研究推進フォーラムでERP提案の研修講師、ITベンダーのERP/SOA/SaaS事業企画や提案活動の支援、ユーザー企業のシステム導入支援など、おもに業務アプリケーションに関わるビジネスを行っている。

プログラム
13:00~13:30
受付
13:30~13:35
ご挨拶

株式会社日立ソリューションズ
13:35~14:25
ドイツと米国が仕掛ける製造業のルール変更、
日本の製造業はインダストリー4.0にどう対処すべきか
~ドイツ、米国の戦略を比較分析して、日本の選択肢を見出す~

株式会社フロンティアワン
代表取締役
鍋野 敬一郎 氏
ドイツが産官学プロジェクトとして取り組んでいるインダストリー4.0が製造業にインパクトを与えています。米国はインダストリアル・インターネットを掲げて、企業コンソーシアムを組織してオープン・イノベーションでこれに対抗しています。ドイツは独自のダイナミックセル生産方式を世界標準として普及して、製造業の覇権を握ろうとしています。後手にまわった日本の製造業は、その対応を迫られています。本講演では、ドイツ、米国の戦略と活動内容を分析してインダストリー4.0が掲げるスマートファクトリーのビフォア/アフターを比較します。企業が取り組むべき日本版インダストリー4.0の選択肢について提言します。
14:25~15:10
現場がつながることで新たな価値を創造する
ものづくりITソリューション

株式会社日立ソリューションズ
営業統括本部
ハイブリッドインテグレーションセンタ
部長
野田 勝義
インダストリー4.0は「つながる工場」ともいわれ、IoTの急速な普及にともない、 工場の設備や機器が工場の垣根を越えてつながり、製造業のビジネス形態、働く人々のライススタイルもが大きく変わるとしています。一方、日本では、グローバル化の流れとともに、サプライチェーン、エンジニアリングチェーンでの競争ルールが劇的に変わり、部品メーカー、最終製品メーカー等も日本的な「つながる工場」の実現がカギとされています。本セッションでは、「つながる工場」のカギとされるFOA等ものづくりを支援するITソリューションをご紹介します。
15:10~15:20
休憩
15:20~16:05
SAP BOを用いたグローバル経営情報可視化ソリューション

株式会社日立ソリューションズ
ビジネスイノベーション事業部
ビジネス・アプリケーション本部
担当部長
奥沢 浩
インダストリー4.0では「垂直方向と水平方向のファクトリー連結」という考え方が重要です。垂直方向の考え方は比較的知られていますが、水平方向の連結とは、サプライチェーンやバリューチェーンのネットワークによる連結を指します。 現代の製造業における生産活動は、1社(1国)により完結するものは少なく、国際分業化が進んでいるため、収益の最大化を実現するためには、為替レートや物流費を考慮した最適地・最適量生産が重要なポイントとなります。本セッションでは、海外の工場から現地通貨で原価情報を集め、BIツールによって利益構造の可視化とシュミレーションを実現するソリューションをご紹介いたします。
16:05~16:30
勝つためのコストマネジメント
製品利益計画CostProducer/ProfitNavi

株式会社日立ソリューションズ
産業イノベーション事業部
産業ソリューション本部
主任技師
福手 健二
グローバル化による世界規模の需要変動や価格競争の中で、刻々と変化する経営環境やリスク要因を先読みした経営判断が求められています。需要変動リスクを織り込んだ事業計画立案を支援する製品利益計画パッケージをご紹介いたします。
16:30~16:40
質疑応答 アンケート
※プログラムは都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。



 

■お問い合わせ
SBクリエイティブ株式会社
ビジネス+ITセミナー事務局
東京都港区六本木2-4-5 TEL:03-5549-1140 

https://form.sbcr.jp/seminar/