機器開発のTime to Marketは、近年、非常に短くなっています。特にアイデアのプロトタイピングから製品レベルに結びつける実装技法の習得は技術者にとって必須となり、アイデアを形にするスピードが求められてきています。組込み市場では、マイコンをつかったソフトウェア開発が大きなウェイトを占めますが、マイコン基板を一から開発することなく、プロトタイピングができるマイコン基板が広まりつつあります。その中でもARMプロセッサを使ったmbedでのプロトタイピング技法は市場から注目を浴びています。
ラピッドプロトタイピングのための組込みソフトウェア開発の第一歩として、クラウド上での開発ツールを使うmbedの開発手法を本セミナーでは取り上げます。プロトタイピングから製品レベルの市場投入も視野に入れて開発されたmbedの手軽な開発技法を実践的に学べるコンテンツとなっています。
セミナー概要
名称 |
PASONATECH ADVANTAGE SEMINAR
【体験型】mbedではじめる組込み開発超入門 |
日時 |
2016年2月13日(土)13:30~16:30 |
会場 |
株式会社パソナテック 東京本社(丸の内パークビルディング19F)[会場地図]
〒100-6919 東京都千代田区丸の内2-6-1
丸の内パークビルディング19F |
受講料 |
無料(事前登録制) |
受講対象 |
・組込み開発に向けてプログラミング言語としてC言語をこれから学ぼうとする方
・mbedの導入を考えている方
・組込み機器のラピッドプロトタイピングを勉強したい方
・組込み開発を一から学びたいハードウェア技術者
(ご自分のPCを持ち込むことも可能ですが、Windows7以上のPCでの実施となります。)
※参加対象者の方々にはEメールでの受講票をお送りしております。
※競合企業様などご登録後お断りさせていただく場合がございます。 |
主催 |
株式会社パソナテック |
メディア協力 |
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プログラム
13:30~16:30 |
セミナーではmbedの開発環境の使い方から外部回路を作成し、mbedと協調しながら動作する機器の基本を学ぶコンテンツとなっています。
本セミナーをきっかけに、IoT、Industry4.0といった新たな市場標準に向けたプロトタイピングのテクニックを習得することができます。
以下の内容を予定しております。
・mbed環境を整備しよう
・外部回路を作成してみよう
・デジタルI/Oを制御してみよう
・mbedができる特殊な機能について理解しよう
・ネットワーク通信に挑戦してみよう |
筑波大学 システム情報系 准教授
山際伸一 氏 (博士(工学))
講師概略:RaspberryPiを教育のツールとして導入した第一人者として大学院での実践的な組込みシステム開発教育を行う。触れて、作って、覚える、をモットーに組込み開発を教育。研究分野としては、ストリーム圧縮技術(ET AWARD 2015 特別賞受賞)、ビッグデータ解析、並列分散処理が専門。代表書籍としてCQ出版社「FPGAボードで学ぶ論理回路設計」がある。ストリームテクノロジ株式会社代表取締役。 |