パソコンの出荷台数が、タブレットやスマートフォンのようなモバイル端末の出荷台数を上回る時代がやってきています。すなわち、市場は、モバイル端末上でのアプリケーションを期待し、さらに、ソフトウェアの需要としてはモバイル端末を無視することのできない時代となっています。このような背景から、組込みソフトウェアを含めプラットフォーム開発をめざす技術者に求められる技量として、モバイル端末上でのアプリケーション開発が必須となりつつます。
本セミナーでは、組込み技術者が、産業界でも受け入れられているAndorid端末上でのアプリケーション開発をはじめられる基本的で最低限の技術について解説し、実習を通して習得する機会を得ることができます。近年のモバイル端末に搭載されるセンサの扱い方をはじめ、IoT機器につなげる基本となるネットワークアクセスの方法をとりあげ、実践的なプログラミングを通して、仕組みを体得することを目的とします。
セミナー概要
名称 |
Androidプログラミング超入門
~モバイル環境でのセンシングと IoT接続技術を習得!~ |
日時 |
2016年5月27日(金)19:00~21:00(18:45~受付) |
会場 |
パソナテック本社 新宿アイランドタワー22階 マルチファンクションルーム
[会場地図]
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー 22F |
受講料 |
無料(事前登録制) |
受講対象 |
・なんらかのプログラミング経験者(Javaの詳細知識ない方もご参加可能)
・これからAndroid開発を勉強してみようと思っているプログラミング/ソフトウェア開発経験者
・モバイル端末内のセンサの扱い方を知りたいAndroid開発初心者の方
・IoT機器へのモバイル端末のつなげ方を知りたい技術者 |
定員 |
15名 |
主催 |
株式会社パソナテック |
メディア協力 |
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プログラム
19:00~21:00 |
1. Androidの仕組みを知ろう
1.1 Androidの背景を知ろう
1.2 Androidのしくみを知ろう
1.3 Androidの開発環境を作ろう
2. JDKの導入とAndroid Studioを導入してみよう
2.2 Androidエミュレータでアプリを動作させてみよう
2.3 実機でアプリを動作させてみよう
2.4 Androidアプリのしくみを知ろう
3 Javaの超簡単なおさらい
3.1 オブジェクト指向プログラミングのおさらい
3.2 Java文法をおさらい
3.3 Andoroid Studioの補完機能を理解しよう
4. センサを使ったアプリを開発しよう
4.1 Androidが扱うセンサを理解しよう
4.2 センサを使ってアプリ開発をしよう
4.3 位置情報を獲得してみよう
5. 複数画面をもつアプリを開発しよう
6. ネットワーク接続を使ったアプリを作成しよう
6.1 Androidのネットワーク・アプリの仕組みを理解しよう
6.2 Webにアクセスするアプリを開発してみよう
受講者自身のパソコン、モバイル端末を持ち込んでセミナーを受けることができます。しかし、開発上、モバイル端末とパソコンがつながらないことがあるので、NEXUSシリーズ(NEXUS7、NEXUS5等)のモバイル端末を持ち込むことを強く推奨します。
※本講座は、翌日5/28(土)13:30開始セミナー:IoTデバイス開発超入門~モバイルデバイスをRaspberry Piにつなげて実践体験!~を受講いただくと、本講座内での習得知識を使ってRaspberry Piを使ったサーバに接続するまでに発展いただける内容となっています。可能な方は両日の受講をおすすめします。 |
講師プロフィール:
筑波大学 システム情報系 准教授 山際伸一 氏 (博士(工学))
RaspberryPiを教育のツールとして導入した第一人者として大学院での実践的な組込みシステム開発教育を行う。触れて、作って、覚える、をモットーに組込み開発を教育。研究分野としては、ストリーム圧縮技術(ET AWARD 2015 特別賞受賞)、ビッグデータ解析、並列分散処理が専門。代表書籍としてCQ出版社「FPGAボードで学ぶ論理回路設計」がある。ストリームテクノロジ株式会社代表取締役。
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