「加速する製造業ITのグローバルイノベーション」

今日、製造業界は大きな変化の渦中にあり、企業間の競争激化による製造拠点の統廃合など、さらなるグローバル化やローカル化が進み、より複雑なSCM(サプライチェーンマネジメント)が必要になってきています。また、他の業界と同様にグローバル視点によるITを導入したイノベーションが加速しており、製造業における従来の棲み分けが崩壊し、例えばソフトウェア会社が車の製造に大きく関与するなど、異業種による相互参入が活発化するようになってきています。そして昨年より大きく取り上げられ始めた「IoT」、「ビッグデータ」、「AI」等を活用することにより、単にモノを作るだけでなく、モノの製造過程の中から膨大なデータを収集することで、生産性の向上やマーケティングに役立つ新たな洞察を得ることが可能になっています。さらには、「モノ」を「サービス」として捉える「サービタイゼ―ション」も大きな注目を集めています。

キナクシスは、SCM、中でも最先端のS&OP(セールス&オペレーションプランニング)の分野で製造業の皆様に大きく貢献している企業です。クラウドベースのITソリューション「RapidResponse」により、現場、サプライヤ、パートナー、さらには経営判断を下すマネジメント層の間で情報を一元的に共有し、最善の収益を獲得するための需要と供給のバランシングと最先端のサプライチェーンの実現を支援しています。キナクシスではお蔭様で昨年に引き続き、医薬、小売りを含む製造業者様を対象とした「Kinexions TOKYO 2016」を開催することとなりました。本年も著名なパートナー、およびユーザ様による基調講演および事例講演を予定しておりますので、ご多忙とは存知ますが是非皆様のご来場を心よりお待ち申しあげております。

名称 「Kinexions TOKYO 2016」 (キネクションズ東京 2016)
テーマ 製造業において、中長期的視点から収益を最大化するための販売/事業計画を
立案しつつ、急激な需給変動にも迅速に対応するためのS&OP/SCMソリューション「RapidResponse」を、国内事例を交えながらご紹介します。
日時 2016年12月7日(水) 13:30~17:10 (受付開始 12:30~)(懇親会 17:25-)
会場 在日カナダ大使館 [会場地図
〒107-8503 東京都港区赤坂7-3-38
TEL: 03-5412-6200
定員 200名
対象 製造業関連(製薬、消費財、プロセスを含む)の方で、製造/販売/事業計画やサプライチェーンマネジメント(SCM)、セールス&オペレーションプランニング(S&OP)、情報システム部門に携わる方(競合他社様のお申込みはご遠慮ください)
受講料 無料(事前登録制)
主催 キナクシス・ジャパン株式会社
協力 Kinaxis Inc.
在日カナダ大使館
協賛 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
メディア協力
13:30~13:40 ご挨拶

キナクシス・ジャパン株式会社 
日本法人代表取締役社長 
金子 敏也 (かねこ としや)

13:40~14:25 基調講演 Part 1
「サプライチェーンを取り巻くトレンドから見るS&OP高度化のポイント」


デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
バリューチェーン・トランスフォーメーションユニット
執行役員パートナー
藤岡 稔大(ふじおか としひろ)氏
講演内容:市場や取引先のグローバル化/製品やチャネルの多様化により、サプライチェーンはますます複雑かつ広範囲になり、計画業務の難易度を高めています。一方、クラウド/アナリティクス/IoTといったテクノロジーの進化は、それらの活用による計画業務の効率化/高度な意思決定といった可能性を我々に示しています。そのような中で、企業が従来のSCM(生販連携)構築からS&OPによる経営層との連携まで、早期にステップアップしていくためのポイントについて、弊社の考え方をご紹介します。
略歴:外資系ERPベンダーから、大手コンサルティング会社を経て現職。一貫してSCM、生産管理領域の業務/組織/システム設計に従事。グローバル需給調整プロセス、S&OPの構築プロジェクトの経験が豊富であり、グローバルかつ大規模プロジェクトのマネジメントに強みを持つ。
14:25~15:10 基調講演 Part 2
「Digital Supply Chain as a differentiator(サプライチェーンのデジタル化がもたらす競争優位性)」
(同時通訳)

Kinaxis本社
Vice president, Industry Strategy
インダストリストラテジ担当バイスプレジデント
Madhav Durbha (マドハブ・ダーバ)
講演内容:サプライチェーンが複雑化し、不安定性が増しているオペレーション環境下では、基本的な需給バランシングだけでは対処できなくなってきており、データ、プロセス、そして人を連携させ、サプライチェーンをデジタル化することが不可欠になっています。本講演では、キナクシスがいかにしてデジタルサプライチェーンの実現を支援しているかについてご説明します。また、導入事例として、世界的に著名な家電/電子機器メーカーの大手企業が自社のサプライチェーンの変革にキナクシスを選択した経緯についてご紹介します。
15:10~15:30 休憩
15:30~16:15 国内導入事例1
「アジャイル手法によるRapidResponseブループリントを活用したグローバルサプライチェーン業務の変革」
(一部同時通訳)

ローランド ディー.ジー.株式会社
グローバルSCM本部
副本部長
Zoltan Pekar(ゾルタン・ペカー)氏
 
ローランド ディー.ジー.株式会社
グローバルSCM本部
グローバルSCM業務部
担当課長
齋藤 裕昭(さいとう ひろあき)氏
講演内容:リアルタイムでグローバルサプライチェーンフロー全体を管理し、効率的かつ機動的な価値ネットワーク構築するための戦略的なITインフラへの投資について、また、高度なSI&OP、コントロールタワーシステムおよびRapidResponseの導入による伝統的な計画モデルから連携(Collaboration)と統合(Integration)をベースとしたプランニングへの変化についてご紹介します。
16:15~17:00 国内導入事例 2
「三菱自動車のS&OPへの取り組み」(仮)


三菱自動車工業株式会社
グローバルIT本部
IT戦略マネジメント部
エキスパート
吉野 信弘(よしの のぶひろ)氏

 
講演内容:調整中
17:00~17:10 まとめ
17:25~19:00 ネットワーキングパーティー(懇親会)
※本プログラムの内容は予告なく変更される場合がありますことを予めご了承ください。