仮想デスクトップソリューションは、高いセキュリティ性や運用管理負担の低減といった大きなメリットがあるのに加え、昨今ではBCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)やBYOD(Bring Your Own Device/私有デバイスの業務利用)、場所や利用端末にとらわれない、働き方の改革といった側面でも大きな注目を集め 、ますます導入の拡大が進んでいます。
この仮想デスクトップ環境によってCAD業務を推進することにより、あらゆる現場などでCADソリューションを活用でき、起動的なビジネス推進を行うことが可能となるだけではなく、情報漏洩や業務継続といった課題の解決に繋がり、多方面から期待を多く集めていました。
しかしながら、これまでは技術的に多くのハードルが存在し、CADユーザの期待に沿うソリューションの提供が長らく困難となっており、実環境での利用が容易に実現していませんでした。
こういった状況に対し、さまざまな技術革新や、ソリューションベンダーの尽力により、次第にVDI環境におけるCAD利用が具現化し始めています。本セミナーでは、CAD on VDIにおける国内トップランナーのファソテックにより、CAD on VDIの最先端情報を始め、最新事例や、ソリューション比較に至るまで、幅広くCAD on VDIの最前線をご紹介します。
セミナー概要
名称 |
CADベンダーが辿り着いた「使えるVDI」とは?
最先端「CAD on VDI」ソリューションセミナー
CAD on VDIの「いま」、
そして最新事例やソリューション最新比較も余すことなく紹介! |
日時 |
2016年12月14日(水) 15:00~17:00 (14:30受付開始) |
会場 |
アキバプラザ 7F VDIイノベーションセンター[会場地図]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル 7F |
受講料 |
無料(事前登録制) |
定員 |
25名 |
主催 |
株式会社ファソテック、アセンテック株式会社 |
メディア協力 |
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プログラム
15:00~15:10 |
ごあいさつ
アセンテック株式会社
営業部
CAD on VDI本部 本部長
潤田 雅也 |
15:10~15:55 |
CAD on VDI最先端を知る!
CADベンダーが辿り着いた、使える「VDI」とは?
ファソテック株式会社 |
VDIでのCAD利用にハードルを感じ、導入を躊躇されていないでしょうか。
近年CAD on VDIの関心は高まってきておりますが、コストが高い・技術的に不安定などと言ったイメージが先行し、自社内への適用を見送られる企業が多いのも事実です。
本講演ではCADベンダーであり、システム構築/サポートのご支援をお客様と密接に実施してきたファソテックだからこそご紹介できるCAD on VDIの本質についてご紹介致します。
単純な機能の紹介等ではなく、CAD側の視点から見たCAD on VDIの「今」を実際の導入等で得られたノウハウ、導入の際のポイントや問題点を交え、ご紹介しながら解説します。
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15:55~16:15 |
ファソテック CAD on VDIデモンストレーション
ファソテック株式会社 |
16:15~16:45 |
CAD on VDIに最適!アセンテック周辺ソリューションのご紹介
アセンテック株式会社 |
先進的なCAD on VDIをさらにスムーズに、実用的に、さらにセキュアに活用可能な、さまざまな先進ソリューションが存在します。本講演では、ファソテックCAD on VDIソリューションと組合せ、さらに進化させるさまざまな先進ソリューションをご紹介します。 |
16:45~17:00 |
質疑応答 |
開発に携わる設計者は、制限の壁を乗り越えられず、心の声を発しています。
制限の壁に阻まれていませんか?
電話は距離の壁、携帯電話は場所の壁を壊した現代、製品開発環境の壁に阻まれていませんか? 高付加価値な製品開発の必需品となった3次元ツールも距離と場所、そして端末の壁を壊す時代です。
■場所の制限: 自分の使う端末のある場所に移動して仕事をする。
自席に戻ってメールのチェック。「あっ、そういえば!」ちょっとした間がインスピレーションを逃しています。 設計も一段落。解析に必要な資料を集めて解析ルームへ。膨大な資料の移動は貴重な時間を無駄にしています。 レビュー会議の最中「新しいデザインは?」。最新データのコピーを持った頃には既に違う話題になっています。
■端末の制限: 役割、業務に応じた端末が存在する。
大規模アセンブリを操作するには高機能な端末が必要!一番重い業務に合わせた端末導入は無駄です。
デザイン用に一回り大きなモニターを用意。大型モニターは置く場所の確保も必要になります。
明日から部品図バラシ。使える端末が足らない!役割違いの端末を転用するにも工数が掛かります。
■距離の制限: いつも使っている環境を持ち歩きたい。
出張用のノートPC にデータをコピー。客先で会議を行う頃には既に最新ではないかもしれません。
外出後に新しくモデルが修正。大容量のデータを送る仕組みを準備しなければなりません。
海外出張の準備も万端!でも、重要なデータを持ち出すにはリスクが高まります。
バイヤーへの製品紹介。別のカラーリングを好まれたとき、すぐに要求に応えなければ商談を失います。
3D CAD の稼働スペックを満たすノートPC の確保は大変だし、ライセンスの割り当ても必要になります。
こうした課題の解決策をセミナーでご紹介!