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  • 2012/06/01 掲載

海外展開と災害対策、コスト削減の3つを同時に実現するERPソリューションの選び方

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経営判断に迅速に対応するIT基盤として、ERPの構築や見直しの重要性が高まってきている。東日本大震災以降、最も重要な経営課題の一つとなっている企業の事業継続への取り組みやDR(データ復旧)、海外展開などのグローバル化や、IFRS(国際会計基準)への対応など、ビジネスがますます複雑化する現在において、企業は自社に最適なERPソリューションをどう選べば良いのだろうか。

海外展開には、国内の管理業務の効率化が不可欠

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ミロク情報サービス
ソリューション事業本部
ソリューション企画・販促部
副部長 竹内洋二氏
 東日本大震災によるサプライチェーンの寸断と、欧州景気不安による円高を契機に、日本企業の海外展開の動きが活発化している。特に製造業では、国内市場の落ち込みや新興国需要の高まり、コスト低減を目的に、生産拠点の海外移転を加速させている。またサービス業や小売業でも大手による海外進出が続いており、高齢化と人口減少で国内市場は頭打ちとなる中で、「海外に出て行かざるをえない」というのが日本企業の実情だ。

 とは言え、海外展開に向けて何から手を付ければ良いか分からないという中堅・中小企業もあるだろう。こうした企業向けに、海外進出のサポート業務を提供するコンサルティング会社も多数登場し、海外展開に向けた情報も豊富に出揃って来ている。日本企業にとって海外展開の取り組みをスタートしやすい環境が整ってきていると言える。

 一方で、性急に海外展開を進めたしわ寄せが、国内業務に負荷を与えているという課題を抱える企業も少なくないようだ。海外展開を目指す中堅・中小企業に向けた「海外進出支援セミナー」を積極的に開催しているミロク情報サービス ソリューション事業本部 ソリューション企画・販促部 副部長 竹内洋二氏は、中堅・中小企業の海外展開の課題を以下のように説明する。

「リソースが豊富な大企業と異なり、中堅・中小企業の場合、人的リソースには限りがあります。海外展開を行うために国内の管理部門のリソースが不足した結果、国内の業務負荷が高まっているという課題を感じているお客様が多いと感じています。具体的には、海外取引にかかる輸出入の業務や、在外子会社を含めた連結決算、グループ経営管理などの業務が該当するでしょう」(竹内氏)

 中堅・中小企業が海外展開を行う場合、国内の管理リソースのスリム化が不可欠になる。国内の既存業務の効率化は、海外展開への取り組みと平行して取り組むべき課題なのだ。海外に目を向ける前に、改善すべきポイントは国内の管理業務にあると言える。

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ERPでタイムリーな経営判断が実現できる環境作り

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