• スペシャル
  • 会員限定
  • 2013/01/31 掲載

劇的な変化を遂げるロードバランサ市場、なぜソフトウェア型が台頭しているのか

記事をお気に入りリストに登録することができます。
ECサイトやオンライン証券をはじめ、クラウドの進展や業務システムのWeb化まで、オンラインサービスの重要性がますます増している。こうした中、激化する競争を勝ち抜き、一人ひとりのユーザー体験(エクスペリエンス)を改善するために欠かせないのが、快適なレスポンスを実現するロードバランサ(負荷分散装置)だ。ビジネス環境の進化に伴い、同製品市場でも大きな変化が訪れている。

ロードバランサに訪れた劇的な変化

photo
リバーベッドテクノロジー
カントリーマネージャー
ティム グッドウィン氏
 トラフィックを複数のサーバ機器に振り分けて分散処理させることで、膨大なアクセスに快適なレスポンスで応えるための製品、それがロードバランサだ。TCP/IPトラフィックをレイヤーで単純に振り分けるだけのL4ロードバランシングから始まり、今ではトラフィックの中身を判断したうえで適切なサーバへとアクセスを振り分けるL7ロードバランシングへと進化している。ソフトウェアロードバランサの草分け的存在であるリバーベッドテクノロジーの日本代表であるティム グッドウィン氏はその進化について、次のように語る。

「ベーシックなロードバランシングの機能はコモディティ化しています。もちろんそのニーズがなくなることはありませんが、一方でより高い機能を求めるユーザーもいます。その結果、高機能化を追究してアプリケーションデリバリコントローラ(ADC)と呼ばれる高いレイヤーのトラフィック管理を行う製品群と、従来の基本的なロードバランシング機能を提供する製品群とに二極化しています。」(グッドウィン氏)

 高機能化を果たしたADCは、もはや単なるトラフィックの振り分け装置ではない。SSLの暗号化、復号化処理をサーバからオフロードし、Webコンテンツをキャッシュして配信速度を高め、セキュリティ機能によりサイトの安全性を向上させる。

 こうした従来のロードバランサとADCという二極化が進む一方で、提供方法にもさらなる劇的な変化が訪れている。

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます