【ストーリー】「どの災害対策がよいのかわからない」にどう対応するべきか
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中堅の工作機械メーカーにつとめる沢木秀雄。同僚の吉田早苗と協力して、テープ対応とバックアップデータのデータセンター間の転送について調査中だ。いずれも課長からの指示だが、そろそろ課長も焦っている。おそらく、この調査結果が最後の一押しになるだろう。休日のフルバックアップ出勤をなくすため、沢木と吉田にとっても最後の一踏ん張りだ。
テープに対しても有効な永久増分バックアップと重複排除
課長：沢木くん、吉田さん、この間のバックアップの件、調べてくれたか？ そろそろ稟議書を書いて提出しようと思っているんだが……。吉田：はい、調べました。先日、課長が言っていた別データセンターでの災害対策拠点の計画も、この件と関連がありそうですね。
課長：ああ、そうなんだが、実はその計画が思ったより早く進みそうなんだよ。
沢木：えっ、そうなんですか。
課長：ああ。このあいだのマネージャ会議で議題になったんだが、最近はデータセンター間の価格競争も激しくて、思ったよりも低コストで災害対策拠点を構築できそうだということになってね。ただ、データセンターは安くても、災害対策拠点となるとネットワークも含めて考えなければいけないから、そう簡単でないと釘は刺しておいたんだが……。で、どうなんだ？
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・バックアップデータ転送量を大幅削減
・一気に動き出したBCPの策定
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