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  • 2018/08/06

フジテレビ流“働き方改革”、なぜ「基幹ネットワーク」に手を付けたのか

一見すると華やかなテレビ業界で覇を競うフジテレビジョン(以下、フジテレビ)だが、インフラを支えるIT部門の役割は堅実で、「24時間365日、絶対に放送を止めないこと」がまず求められる。その上で、未来を見据えた柔軟な働き方の基盤を整える必要があった。そこでフジテレビは、基幹ネットワークの刷新に着手。社内のどこからでも、どの端末からアクセスしてもセキュリティを担保できる環境を実現し、ワークスタイルの変革に成功した。では具体的に、どういった意図でどういったテクノロジーを採用したのだろうか?

意外? デスクトップPC中心だったフジテレビが抱えていた課題

 テレビ局といえば、華やかでクリエイティブなイメージが強い。フジテレビも、数多くのタレントやクリエイターが集まって、常に新しいコンテンツを生み出し続けている。ただし、それを支えるIT部門の役割は、一般企業と大きくは変わらない。

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フジテレビジョン 技術局IT推進センター 業務IT推進部 推進担当部長
和泉 正憲氏

 同社の技術局IT推進センター 業務IT推進部 推進担当部長 和泉 正憲氏は、IT部門に求められていることを、「24時間365日、絶対に放送を止めないこと。そして、スタッフの想像力を引き出すツールや利便性を提供することです」と述べる。

 それには、ネットワークの絶対的な安定稼働が必要だ。ただし、約8年前に構築したフジテレビのネットワークは、次のような課題を抱えていた。

・フロア配線から許可外PCに侵入されるリスク
・ウイルスが飛び回ることができるPC間通信が可能な状態
・デスクに縛られた時代遅れのワークスタイル
・ユーザーからの多種多様な要望による運用負荷の増大と設定の煩雑化
・CM・番組素材のファイル化など映像系データの流量増加による帯域不安

「意外かもしれませんが、当社はデスクトップPCが多く、デスクに縛られた業務を行っていました。また、外部から持ち込まれたPCをネットワークポートに接続されると内部に侵入され、かつ万が一ウイルス感染すると、PC間に感染が広がる環境でした。さらに、4Kテレビに代表されるように映像の容量が増えて、ネットワーク帯域への不安も大きくなっていたのです」(和泉氏)

 さらにテレビ局ならではの課題として、一般企業ならアクセスが禁止されるようなWebサイトへも、取材等を目的にアクセスしなければならない事情もあった。

 こうした多様なニーズにセキュリティを担保しつつ柔軟に対応することが、フジテレビのIT部門には求められていたのである。そこで同社が取り組んだのが、基幹ネットワークの刷新だった。

この記事の続き >>
・基幹ネットワークの刷新でフジテレビが掲げた3つの基本コンセプト
・ユーザー情報に基づいた通信制御で、ネットワークの課題をすべて解決
・ファイアウォールは撤去、「インターネット専用PC」も不要に

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