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  • 2018/11/05
 東大、関谷准教授が指南、

次世代ビジネスを支えるデータセンター利用が拡大している。ただし、その実態は、オンプレミスとクラウドの使い分けや将来像を描くことなく、オンプレミスで構築した機能を仮想マシン上にそのまま移行しただけの「将来設計のないクラウド」が多い。それでは、クラウド本来のメリットを引き出すのは難しい。東京大学 情報基盤センター 准教授 関谷勇司 氏に、企業のクラウド活用の実態と、次の一歩につながるクラウド活用のポイントを聞いた。

第三のプラットフォームはどう構築すればいい?

 最近のデータセンターは、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を担う第三のプラットフォームとして注目されている。特に、現在のデータセンターには、ユーザー企業によるハウジングと、クラウド事業者のビジネスのための利用という主に2つの流れがある。こうした流れから将来のデータセンターの姿を見ることができる。

 自社でサーバなどの機材を調達し、システムを構築するハウジングは、中小企業では減少傾向にある。一方、クラウド事業者がサービスを提供するために、フロア単位で大規模システムを構築するケースは増えている。

 東京大学 情報基盤センター 准教授 関谷勇司 氏は「たとえば、IoTであれば、通信路からミドルウェア、データを蓄積するクラウドまでをセットで提供する動きが出てきています。また、AIについても、自社で運用すると膨大な電力がかかるため、クラウドサービスとしてGPUクラスターなどを組んで使える環境を提供する事業者が登場しています」と語る。

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東京大学 情報基盤センター 准教授 関谷勇司 氏

 一方で、企業がDXを実現するための第三のプラットフォームを構築するには、現在のシステムをクラウドに置き換えればいいというわけではない。最適なシステム構成はユーザーがシステムやサービスをどう使うのかによって変わる。データの重要度や用途によっても、オンプレミスのシステムを使い続けるのか、システムの一部あるいはすべてをデータセンターに移行するのか、オンプレミスとクラウドを両方使うハイブリッドクラウドにするのかといった、複数の選択肢が考えられる。

 その点、関谷氏は「クラウドもデータセンターの活用も視野に入れたシステムの再設計が必要です」と主張する。そして、再設計では「データセンターとクラウドの使い分け」がカギを握るという。

この記事の続き >>
・企業が陥りやすい「なっちゃったクラウド」の実情とは?
・“再設計されたクラウド”が企業にもたらす価値
・クラウド導入時に重要なのは、旗振り役と信頼できる外部ベンダー
・事業継続性(BCP)の観点から押さえておきたいポイント

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