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  • 2022/09/20 掲載
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とある調査によると、DXに取り組んでいる中小企業(従業員数300人未満)はわずか3割に満たないという。持続的な成長のためにDXが欠かせない昨今、大田区にある1964年創業の町工場、ダイヤ製機は凄腕社長のもと、DXを含む大胆な「社内改革」によって業務向上を実現した。書籍化、テレビドラマ化もされたこの事例をもとに、経営者の心構えや中小企業のDXの秘訣を探る。

中小企業の7割がDXに未着手の実態

 企業の持続的な成長のためDXが欠かせない。日本の企業のうち99%が中小企業であるが、DXに取り組む中小企業の割合は依然低い。日本能率協会の「日本企業の経営課題2021」によると、DXに取り組んでいる中小企業(従業員数300人未満)は27.7%と3割に満たない。

 このような状況の中、1964年創業、従業員数26名、大田区の町工場であるダイヤ製機は、DXを含む大胆な「社内改革」に取り組み、業務向上を実現した。さらに、予想の1/3の短期間でDXを進めたという。代表取締役社長の諏訪貴子氏は、町工場の強みについて次のように振り返る。

「何か問題が起こった時にはみんなで集まり、知恵を出し合って解決してきました。さまざまな問題をコミュニケーションで解決できることが、町工場の醍醐味(だいごみ)であると考えています」(諏訪氏)

 諏訪氏は創業者である父親の急逝に伴い、主婦業からダイヤ精機の代表取締役社長に就任し、すぐに上記の社内改革を始めた。

 こうした社内改革や諏訪氏の経営者としての奮闘を描いた著書「町工場の娘」は、NHKでテレビドラマ化され、諏訪氏は、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の大賞を受賞した。諏訪氏は現在、中小企業庁の審議会や政府税調、岸田内閣の「新しい資本主義実現会議」の有識者メンバーも務める。

 諏訪氏は、具体的にどのようなプロセスで社内改革を成し遂げたのだろうか。社内改革を推進するに当たっての経営者の心構えや、中小企業のDXの秘訣を探る。

この記事の続き >>
・最初はリストラで反発も……社内改革の基本となる「5ゲン主義」
・中小企業に求められる“QCD”を考慮してDXに着手
・頑固な職人をどう御していく?経営者の重要な役割3つ

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