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  • 2018/04/28

アンジャッシュ渡部流、接待で「いい店」を選ぶ5つのポイント

渡部 建インタビュー

ビジネスパーソンにとって、フェイストゥフェイスでのコミュニケーションがますます求められる時代になった。勉強会や懇親会も頻繁に行われる中で、開催するお店選びは会の成否も決める重要なテーマだ。「ビジネスパーソンにとって、『いい店』選びのスキルは自分も楽しんで養える強大な武器になります」──そう主張するのは、芸能界最強のグルメ王、あるいはアテンド王とも呼ばれるアンジャッシュ渡部 建さんだ。渡部さんにお店選びの極意を聞いた。

(聞き手:ビジネス+IT編集部 松尾慎司)

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アンジャッシュ 渡部 建さん

1972年9月23日生まれ。東京都出身。プロダクション人力舎所属。「Love music」(フジテレビ系)、「王様のブランチ」(TBS系)、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)ほか出演中。『アンジャッシュ渡部の 大人のための「いい店』選びの極意』(SB新書刊)発売。

なぜトークよりも「お店選び」のほうが重要なのか

──このたび『アンジャッシュ渡部の 大人のための「いい店」選び方の極意』を上梓されましたが、「芸能界のアテンド王」の異名をお持ちの渡部さんはどのような経緯から食べ歩きを始められたのでしょうか?

渡部さん:もともと普通に食べることが好きで、2000年ごろからいろいろなお店に食べに行ったり、後輩を連れて飲みに行ったりしていました。「そんなに店を巡っているならブログに書いたら」と勧められ、2007年に「わたべ歩き」という食べ歩きブログをはじめました。

 それを見た人が「渡部は色々な店を知っている」という噂を流し始め、この頃からいろいろな人から「いい店教えて」と聞かれるようになりました。お笑い芸人だけでなく、俳優、タレント、スポーツ選手、さまざまな分野の人からコンタクトがあって、いつの間にかそう呼ばれるようになりました。

 今では、人に聞かれたり頼まれたりすると、要望に合わせてふさわしい店を紹介しますし、もちろん自分が行く店はすべて自分が決めます。プライベートな食事会でも、仕事の会食でも、番組の打ち上げでも、初めてお会いするクライアントさんとの会食であっても僕が決めます。最近は相手の方が「いい店に連れて行ってほしい」と言ってこられるケースが増えている、というのもあるのですが(笑)。

 限られた時間の中で、とにかくお店に行く機会を少しでも増やしたい。そんな食生活をしているうちに、ブログを始めた頃は年間250軒ぐらいだったのが、今では500軒を超えています。

──ビジネスパーソンもさまざまな場面でランチや会食に行くケースが多いですが、お店選びの秘訣というのはあるのでしょうか?

渡部さん:僕は25年にわたってお笑い芸人をやってきましたが、話術だけで会食やランチを盛り上げるのは無理なんです。取引先でも、上司でも、女性相手でも、この話をして喜ばせようと考えるのは至難の業です。

 ではどうするべきか。まず一つは、相手が一番気持ち良く「しゃべれる話題」を用意するということです。たとえば上司の息子がどこかの高校に入学したとすれば、その話をすればいいでしょうし、女子がゴルフ好きだったら、ゴルフの話の“ボタンを押す”だけで、気持ち良くしゃべってくれるのではないでしょうか。

 次が、お店に「楽しかった」という記憶を委ねてしまうという手法です。仕掛けが楽しいお店に連れて行けば、上司だったり、取引先の相手は退屈するわけがないのです。誤解を恐れずにいうと、男の人を接待する場合、座っただけで100万円のキャバクラに連れて行って、「なんだこの店は」という人はまずいないと思います。というのも、絶対そのお店の人たちが盛り上げてくれるからです。

 だから要は、お店が楽しければそこに行くだけで楽しい。これは、その場を仕切った人の手柄になるわけです。だから、お店の力を大いに借りるというのは、とても大切なポイントだと思いますね。

「いい店」を見極める力を養う方法

──そうしたお店をどう見極めればいいのでしょうか?

渡部さん:僕も食べ歩きを始めた頃は、気になる店に手当たり次第に行ってみるという感じでした。

 知らない店があれば行ってみる、人に薦められたらとりあえず食べてみる。店が目的でそこに行くというより、まずは仕事で行った先でいい店はないかと探していました。

 それが食べ歩きを続けて「店経験値」が上がっていくと、自然により積極的においしい店を探すようになりました。

 どんなものでもそうですが、経験値が上がると見えてくること、わかってくることがあります。店の評価にしても、絶対評価は難しいけれど、相対評価はわかりやすい。たとえばAという店で食べただけでは、その店のおいしさのランキはわかりにくい。でも次にBという店で食べると、AとB、どちらがおいしいかは比較できます。

 これを継続していくと、自分の中で基準ができてきて、初めて行った店でもすぐにどのあたりのランクかを判断できるようになります。そうなると、自分の中で高いランクの店を知りたくなります。

 これを繰り返していくと、単においしいかどうかだけでなく、「いい店」かどうかが気になるようになりました。値段、雰囲気、サービスなどバランスがいい店かどうかです。

【次ページ】「いい店」の5つの基準とは?

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