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  • 2021/01/04 掲載
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「Yahoo! JAPAN」をはじめとするメディア、「ヤフオク!」などのECサイト、最近は金融領域にも事業を拡大するヤフーは、日本で最も膨大なデータを管理・活用している企業の1社だろう。そんな同社は、日々増加する膨大なデータをどうやって管理しているのか。ヤフーのインフラエンジニアが、ストレージの選定・導入における検証、BCP/DR対策、そして可用性・パフォーマンスを両立させる取り組みについて語った。

止まることが許されないヤフーのインフラ、新たに必要になったストレージとは?

 ヤフーといえば、日本を代表するインターネット企業であり、日本のインターネットを支えている企業でもある。「Yahoo! JAPAN」に代表されるメディア、「ヤフオク!」「LOHACO」などのEC、ジャパンネット銀行などのフィンテックの3つの領域で、存在感を発揮している。

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ヤフー
テクノロジーグループ
システム統括本部 サイトオペレーション本部
インフラ技術3部 ストレージ1 リーダ
沼田 晃希 氏
 同社のサービスの根幹は、膨大なデータである。日々大量に生成され蓄積されているデータを安全に保存・管理することの重要度は、極めて大きい。同社のインフラを担当するテクノロジーグループ システム統括本部 サイトオペレーション本部 インフラ技術3部 ストレージ1 リーダ 沼田 晃希氏は、次のように説明する。

「現在、ヤフーは日本5拠点、米国1拠点のデータセンターでサービスを運用しています。弊社のサービスは社会インフラでもありますから、止まることは許されません。そのためインフラ層からマルチリージョン構成をとっています。具体的には、国内データセンターを東西で冗長化し、拠点間で同一システムを持って障害時に切り替え、さらに拠点間でデータが分散配置されるように工夫しています」(沼田氏)

画像
ヤフーは国内データセンターを東西で冗長化している

 当然、パフォーマンスも重要だ。東西5拠点をつなぎ、増え続ける膨大かつ多種多様なデータを、リージョンをまたいで低レイテンシーで配置しなければならない。

 したがって、こうした諸条件を高いレベルで満たすストレージを選定・導入することは、同社にとって重要な課題だった。そこで同社が注目したのが、マルチリージョン構成にも耐えうる「オブジェクトストレージ」だった。

この記事の続き >>
・なぜヤフーは「オブジェクトストレージ」を選んだのか、その特長は?
・東西3拠点に計21ノードを配置して高信頼性・高可用性と高パフォーマンスを両立
・ストレージの高密度化とシンプルな運用で、コスト削減も

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