翻訳業務に潜む「シャドーIT」のリスク、過半数が利用する「AI自動翻訳」の実態とは?
近年、翻訳業務において「シャドーIT」のリスクが高まりつつある。シャドーITとは、従業員が所属企業から許可されていないクラウドサービスなどを各自の判断で許可なく使用すること。組織の管理下で運用されていないことから情報漏えいなどのセキュリティ事故を引き起こす恐れがある。では翻訳業務でも同様の懸念があるのか。業務上、日本語以外の言語での読み書きを行っているビジネスパーソン579名に調査したところ、過半数が「AI自動翻訳」を利用しているが、その多くはシャドーITでの利用だという。本書は、翻訳業務に潜むシャドーITのリスクについて独自の調査結果をもとに解説する。