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【基調講演】
急増する金融内部の不正事件とFATFの動向について
社団法人 情報セキュリティ相談センター
事務局長
萩原 栄幸 様 |
講師プロフィール : 2008年6月まで三菱東京UFJ銀行システム部に在籍。NHKやフジテレビなどにも出演し、活動範囲を広め、ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)の「技術顧問」として、またNIS(ネット情報セキュリティ研究会)の「相談役」として各種技術指導を行っている。2010年2月に社団法人情報セキュリティ相談センターを設立し現在、事務局長に就任。金融ニュービジネス&テクノロジー研究会 常任アドバイザー。2011年6月より日本セキュリティ・マネジメント学会「先端技術・情報犯罪とセキュリティ研究会」の責任者(主査)も兼務 |
講演内容 : 近年、金融機関の内部犯罪における事件が急増し、米国では一人の行員のために破綻した銀行も出て来た。リーマンショック以上に世界中の金融が変革を迫られている状況でFATF(Financial Action Task Force:金融活動作業部会と訳し、国際基準「40の勧告」を90年に策定している)の動向とこれに伴う金融庁の取り組みについて解説を行う。 |
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クラウド時代の、金融セキュリティ
~真のユーザ保護のために、今すべきこと~
株式会社 野村総合研究所
IT基盤インテグレーション事業本部 DIソリューション事業部
主任システムコンサルタント
石井 晋也 様
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講演内容 : オンライン詐欺などが多発し、不正利用を未然に防ぐ対策が急がれています。
金融機関を利用する様々なユーザを対象に、強固なセキュリティとユーザ利便性を両立するためには、どのような対策が有効なのか。金融事業者として気にすべき各種法規制や、国内の事例を鑑みながら、必要なセキュリティ対策についてご説明いたします。 |
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今年起きたオンライン不正詐欺の検知と事例紹介
株式会社 シグマクシス
アソシエイトパートナー
笠松 隆幸 様 |
講演内容 : 最近の事犯は、フィシング対策で防御出来なくなった、IDパスワードのユーザ管理が甘い、および乱数表でも防御が抜け始めたと感じている方達が急増しています。特に、組織的攻撃によるオンライン不正詐欺の事犯を、より現場に近い立場で報告し、プロファイリング型テクノロジーを如何に使ったかテクノロジーコンサルティングを説明します。 |
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FDSの新バージョン4.0のご紹介と今後の方向性
日本ベリサイン株式会社
IAS製品本部 IASプロダクトマーケティング部
部長代理
小林 伸二 |
講演内容 : リスクベース認証として多くの導入実績を持つベリサイン VIPオンライン詐欺検出サービス(FDS)の基本的な機能と新バージョン4.0をデモも交えてご紹介します。また金融機関向けに提供しているソリューションの詳細や、今後のロードマップについてもご紹介いたします。
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