グローバル時代のものづくり 日本の製造業復活へのシナリオ


円高、高い法人税率、労働規制、貿易不均衡、電力不足、そして新興国製造業の台頭等により日本の製造業は、かつてないほど厳しい競争環境に直面しています。
そこで今、製造各社に求められているのは、製品ライフサイクルにおける競争優位の見直しと、それをサポートするグローバルIT戦略の構築です。製品の設計、開発、製造、物流、在庫管理、販売、品質管理、サービス管理といった一連のライフサイクルにおいて、自社の強みをどこに置くのか、その強みを発揮するための仕組みをどう構築すべきか。また、それをどこの国で実現するのか。そして、それらを持続させるIT戦略のあるべき姿とは。

当セミナーでは、日本の製造業が復活するために必要なこれらのシナリオについて、わかりやすく解説します。

グローバル時代のものづくり 日本の製造業復活へのシナリオ 事務局

 
セミナー概要
セミナー名称

グローバル時代のものづくり 日本の製造業復活へのシナリオ
製品ライフサイクルにおける競争優位の再考と、
それを持続させるグローバルIT戦略とは?

日時 2012年3月21日(水) 13:30~16:50(受付開始 13:00)
会場 ベルサール西新宿 Room2 [会場地図]
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-3住友不動産西新宿ビル3号館
受講定員

50名

受講料 無料(事前登録制)
対象 グローバル展開をされる製造業企業の
経営役員・経営企画・情報システム・製造部門 他 各部門のマネジメント層など
主催 ソフトバンク クリエイティブ株式会社
協賛 PTCジャパン株式会社、株式会社クラステクノロジー、クオリカ株式会社
メディア協力   ソフトバンク ビジネス+IT
基調講演
遠藤 功 氏
激変するグローバル環境で戦うための、
経営戦略のあり方と「現場力」の高め方


早稲田大学ビジネススクール 教授
株式会社ローランド・ベルガー 会長
遠藤 功 氏
[プロフィール]早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。早稲田大学ビジネススクールでは、経営戦略論、オペレーション戦略論を担当し、現場力の実践的研究を行っている。また、欧州系最大の戦略コンサルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長として、経営コンサルティングにも従事。戦略策定のみならず実行支援を伴った「結果の出る」コンサルティングとして高い評価を得ている。カラーズ・ビジネス・カレッジ学長。中国・長江商学院客員教授。株式会社良品計画社外取締役。

プログラム
13:30~14:30
【基調講演】
激変するグローバル環境で戦うための、
経営戦略のあり方と「現場力」の高め方


早稲田大学ビジネススクール 教授
株式会社ローランド・ベルガー 会長
遠藤 功 氏
講演内容 : 製造業のグローバル展開というと、新興国の巨大な需要、円高といった目先の問題にとらわれ、「どこで」作るか(日本か、海外か)ばかりが議論されがちですが、より重要なのは「何を」作るかということです。本セッションでは、数多くの現場をご覧になってきた遠藤氏に、現場起点で問題を発見し、 “現場こそが価値を生み出すエンジン”という企業経営のあり方を、事例を交えながらご講演いただきます。
14:30~15:10
グローバルものづくり IT 戦略
~目指すべき姿とロードマップの描き方~ (基礎編)


PTC ジャパン株式会社
ソリューション戦略企画室
業務改革推進グループ
PLMシニアエキスパート
後藤 智 氏
講演内容 : いま、ものづくりのグローバル展開が経営の重要課題と位置付けられています。しかし総論賛成でも、実際の製品開発部門の中間管理層やグループリーダ層の視点でみると、なかなか具体的な打ち手や展開ロードマップを策定するのに苦慮していることが少なくありません。本セッションでは、経営課題に貢献する実践的なものづくりビジョンとそのロードマップの描き方について、特にグローバル化した企業が取り組んでいる海外事例を交えながら概説します。
15:10~15:20
休憩
15:20~16:00
クラウド時代のグローバル・サプライチェーンと統合化部品表

株式会社クラステクノロジー
代表取締役
四倉 幹夫 氏
講演内容 : 昨今におけるインターネットの発達や経済のグローバル化は、製造業に製品ライフサイクルの短命化やそれに伴う世界同時生産、更には系列以外の海外との生産分業など、20世紀の大量生産のモデルにはなかった世界を生み出しました。世界中の工場、企業をどのように繋ぐのか、事業構造の変化にどのように対応していくのか?グローバル・サプライチェーン構築におけるインフラのキーワードは、「クラウド」と「統合化部品表」にあります。いかに情報を一元化しグローバルな連鎖を構築するか、具体例を交えご説明いたします。
16:00~16:40
顧客とメーカーを繋ぐ、アフターマーケットソリューション『CareQube』

クオリカ株式会社
ソリューション事業部 クライアントソリューション部 部長
宮下 孝夫 氏
講演内容 : 製造業に強いクオリカが提供する『CareQube』は、設備・機械メーカー様が販売した、自社製品の稼働状況を「見える化」し、生産設備の効率的な維持・メンテナンスをサポートします。
16:40~16:50
ブース交流会
※プログラムは都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。




■お問い合わせ
ソフトバンク クリエイティブ株式会社
ソフトバンク ビジネス+IT編集部
グローバル時代のものづくり 日本の製造業復活へのシナリオ 事務局
東京都港区六本木2-4-5 TEL:03-5549-1140 

https://form.sbcr.jp/seminar/