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~開会挨拶~ 趣旨の説明
IT Forum & Roundtable
マネージングディレクタ
高橋成知 |
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求められる包括的視座:オープンデータ、プライバシー及びセキュリティ
株式会社公共イノベーション代表取締役
IT戦略本部・新戦略推進専門調査会電子行政分科会構成員
佐賀県特別顧問
大阪市特別参与
川島 宏一 氏 |
講演内容 : 新たな成長戦略や世界最先端IT国家創造宣言において「オープンデータ政策」は1丁目1番地政策として取り上げられている。また、国は、オープンデータ政策とプライバシー保護政策とのコンフリクト解消の視点から、パーソナルデータに関する検討会を発足し検討が進められている。一方、増大するサーバー空間上のリスクに対応するために「サイバーセキュリティ戦略」も公開された。しかし、どこまでコンテンツを出せるのかという問題と、どうやってサイバー空間上の漏洩や侵入を防ぐのかという問題は、リスク管理の視点から統一的な視座のもとで捉えられるべきである。電子行政実務の第一人者が、いま日本のIT戦略全体の中で強化すべき包括的な視点について解説する。 |
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Freedom (自由度):セキュリティを再考する
RSA Conferenceプログラム議長
米ブルーコートシステムズ最高セキュリティ戦略責任者
Hugh Thompson(ヒュー・トンプソン)氏 |
講演内容 : 統計学では、「Freedom」 つまり「自由度」とは結果に影響を及ぼすことなく変えることができる方程式の変数です。例えば、配送用トラックを何色にするかは自由度が大きいけれど、雨よけをつけるかどうかはそうではありません。私たちはセキュリティのどの変数が重要で、どの変数を自由に変えてよいか―Dropboxかデスクトップのアンチウィルスか?―を見極めようとしています。本セッションでは、数学やその他の分野からなにを学ぶことができるか、情報セキュリティの自由度をいかにして見定め、活用することができるかを論証していきます。 |
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事故発生が常識化する時代の、セキュアなシステム企画・構築・運用
AITコンサルティング代表取締役
元情報セキュリティ政策会議 基本計画検討委員会委員
経済産業省 産業構造審議会情報経済分科会
人材育成ワーキンググループ委員長
有賀 貞一 氏 |
講演内容 : 情報セキュリティに関する事案が多発しており、事故や攻撃・侵略の被害報告は日常化しつつあります。いわば「事故発生常識社会」となってきました。クラウドの利用進展や、スマートフォンをはじめとする個人デバイスのBYODなどにより、システムの構築、運用そのものに対する考え方も大きく変わってきています。このような時代においては、システム構築、運用に携わる、すべての関係者が「いかにセキュアなシステムを企画・構築し運用していくのか」を考慮する必要があります。システムライフサイクルの一部ではなく全フェーズにおいて、情報セキュリティを強固にするための取組みが求められます。自治体においては、システム企画者と開発者と運用者が別であったり、十分な連携が取れない、専門家が身近にいないといったことが多々見受けられます。事故被害を最小にとどめるためには、システム企画・設計・構築・運用においてどのような対策が必要か、どのような人材が必要かといった点に関して解説します。 |
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フォーラム総括&質疑応答
全登壇者
*モデレーター
日本危機管理学会名誉会長
行政内部統制評価機構理事長
髙梨 智弘氏 |
講演内容 : 調整中 |
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質疑応答 |