インフラを支える機能をひとまとめ

クラウド市場は前年比 22.6% の増加と急成長を続けており、企業の新規システム構築におけるクラウドの検討が 8 割に達するまでになりました。まさにマイクロソフトが掲げる「クラウド ファースト」が現実のものとなってきています。

このような環境の中で、ユーザーにとってのクラウドの利用障壁は「セキュリティに対する不安」や「運用コストの上昇」「運用面での難しさ」といったものが上位に挙げられるようになってきました。このような課題を解決するため、マイクロソフトではパブリッククラウドである Microsoft Azure に Express Route と呼ばれる閉域網(専用線接続)を追加すると同時に、ユーザー認証を強化する各種機能群を提供し、その運用体制やインフラを含めてセキュリティ上必要とされる認証を取得しています。また、ユーザーが利用している既存環境と一体的な運用を実現し、運用コストの低減を実現するために、オンプレミスとクラウドとを一貫して管理することができる System Center だけではなく、クラウド環境の自動運用を支援する OSS パッケージも Azure 上で提供しています。

クラウドサービスは機能ごとの紹介してもわかりにくい、というご意見もいただきますので、サービスカタログを意識し、お客様が必要とするサービス(課題解決のためのソリューション)の単位でご提案する必要がありますし、お客様の情報システムインフラの中でクラウドをどのように位置付けていくか、という点に関してもクラウド環境を提供するベンダーとして情報提供が必要です。

今回開催するトラックでは、前述のような課題をいかにマイクロソフトが提供するサービスで解決することができるのか、企業システムの中で、クラウドをどのように位置付けていけばよいのか、インフラストラクチャーに知見の深い担当者が解説します。



 


セミナー概要
セミナー名称

インフラを支える機能をひとまとめ
企業の情報インフラをクラウドに拡張する

日 時 2015年1月16日(金) 10:30 - 18:40(受付開始 10:00)
会 場 ベルサール渋谷ファースト [会場地図]
〒150-0011 東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワーB1・2F
受講予定者数

200名

受講料 無料(事前登録制)
主 催 日本マイクロソフト株式会社


プログラム
10:00~10:30
受付
10:30~12:15
【基調講演:会場 B1】
Develop your superpower with the Cloud <同時通訳あり> (第一部)

Microsoft Corporation
Principal Program Manager, Microsoft Corporation
Scott Hanselman

Enterprise 向けクラウドの選択肢(第二部)

日本マイクロソフト株式会社
マイクロソフトテクノロジーセンター
センター長
澤 円
Enterprise 向けクラウドで重視されるのは
(1)セキュリティ&コンプライアンス
(2)企業の LOB システムの Lift&Shift を支える IaaS プラットフォームと高速なストレージ
(3)速度とセキュリティを両立させる専用線(閉域網)接続
(4)ビジネス継続性の上で重要な災害対策
になります。本キーノートセッションでは、クラウドの利用で想定されるメリットと留意点を説明すると同時に、メリットを享受するためにはどのような要件を満たす必要があるのか、お客様事例をもとに解説します。
12:15~13:30
休憩
13:30~14:20
【マイクロソフト講演1:HALL B】
オンプレミスとクラウドの共存と活用

日本マイクロソフト株式会社
コンサルティングサービス統括本部
ソリューションサービス本部
小坂 剛生
クラウドは試してみたいけど、どのような基準でクラウド上に移行すべきなのか、それともオンプレミスで利用するべきかを実例を交えながら説明するセッションになります。現行アプリの Lift&Shift, 移行方法や移行後に必要な検討項目に重点を置いて具体的に解説します。
14:35~15:25
【マイクロソフト講演2:HALL B】
Azure を利用する上でのセキュリティおよびコンプライアンス上の考慮点

日本マイクロソフト株式会社
法務・政策企画統括本部
舟山 聡

日本マイクロソフト株式会社
ーバープラットフォームビジネス本部
大谷 健
マイクロソフトでは、日本のお客様に世界規模のクラウド サービスを安心安全にご利用いただけるよう、お客様がクラウドを導入するうえでの課題解決の取り組みや Azure の日本データセンター開設など、日本市場を踏まえた投資を積極的に行っています。本セッションでは、そのような取り組みの中から、パブリック クラウドを利用する際にお客様が懸念される点についての最新の取り組み、およびマイクロソフトのデータセンターの取り組みについてご紹介します。
15:40~16:30
【マイクロソフト講演3:HALL B】
Hybrid Data Management ~クラウド時代の Storage as a Service~

日本マイクロソフト株式会社
ビジネスプラットフォーム統括本部
クラウド OS 技術部
各務 茂雄
クラウド時代に必要なものは、サービスとしてのストレージです。
サービスレベルとコスト、そしてそれらを支える機能要件、この2つをクリアにしてから、ハイブリッドクラウド型でサービスカタログを提供する事が成功への道です。セッションを通じて、Storage as a Service の基本的な考え方と、マイクロソフトのソリューションをご紹介します。
16:45~17:35
【マイクロソフト講演4:HALL B】
自社システムネットワークのクラウドへの拡張と、クラウドを活用した災害対策

日本マイクロソフト株式会社
ビジネスプラットフォーム統括本部
クラウド OS 技術部
飯島 徹
圧倒的なスピード感/規模感とコストメリットで勢いよく成長している Azure。何をオンプレミスに残し、何をクラウドに持って行けばよいのでしょうか。
クラウドのパワーを自社システムに取り込むため、分界点を考慮しつつ、VMware やオンプレミス環境からの Azure への移行を計画しましょう。オンプレミスに残すシステムであっても、災害対策に Azure を利用していただくことで、クラウドの拡張性を享受することができます。
17:50~18:40
【マイクロソフト講演5:HALL B】
自社システムネットワークのクラウドへの拡張と、クラウドを活用した災害対策

日本マイクロソフト株式会社
ビジネスプラットフォーム統括本部
クラウド OS 技術部
佐藤 和
クラウドの利用障壁の一つとして、運用面でのコストや運用面での難しさが挙げられています。本セッションでは Public Cloud/Hybrid Cloud ならではの運用課題、従来の管理と比較して何が違うのか、どこが要注意ポイントなのか、を解説すると同時に、実際にツールを使った具体的な解決策を提示します。
※プログラムは都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。






 
 
■お問い合わせ
SBクリエイティブ株式会社
ビジネス+IT編集部
マイクロソフト インフラを支える機能をひとまとめ事務局
東京都港区六本木2-4-5 TEL:03-5549-1140 

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