企業の競争力向上が必要な現在、設計部門では「品質向上」「リードタイム短縮」「部門間連携」といった多くの課題が突きつけられています。本セミナーでは、限られたリソースで最大限の成果をあげるため【3次元データの活用】【設計 プロセスの標準化】を実行し、さらに推進していきたいと考えている設計部門のリーダー・マネージャーの皆様へ、3次元CAD SOLIDWORKSと自動設計アドインツールTactonWorksによって、設計プロセスの変革をどのように実践し効果をあげているか事例を交えてご紹介いたします。
基調講演には関東学院大学工学部・金田徹教授をお招きしご講演いただきます。金田先生は、3次元CADの情報をものづくりに生かすための業界標準化の活動に取り組まれております。本講演ではそのような活動の実績と共に、これからのモノづくりにどのような変革が予測されるのかをお話しいただきます。また事例講演では、ツールの導入を通じて得たかった価値や現在の成果、これからの展望を現在ユーザである2社のお客様よりお話しいただく予定です。
セミナー概要
名称 |
設計効率化のための3次元活用セミナー
2次元図面からの脱却! |
日時 |
2016年6月10日(金)13:30~17:30(受付開始 13:00~) |
会場 |
ミッドランドホール
[会場地図]
〒450-6205名古屋市中村区名駅四丁目7番1号
ミッドランドスクエア オフィスタワー5F |
受講料 |
無料(事前登録制) |
主催 |
Tacton Systems社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社 |
協力 |
株式会社構造計画研究所 |
メディア協力 |
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プログラム
13:30~13:45 |
開会ご挨拶 |
13:45~14:45 |
【基調講演】エンジニアリングデザイン ことはじめ
金田塾(名古屋版)
─ 付録:3D製図・GPS関連規格の動向紹介 ─
関東学院大学 工学部
金田徹教授 |
講演内容:設計開発の哲学と叡智を、改めて見聞きしてみませんか。本セミナーでは、その全体を概観します。さらに、2015年10月に制定された3D製図規格・DTPDや2016年3月に制定・改正されたJISの概要を紹介し、大きな変化の一端も説明いたします。1977年に出版された工学設計に関する世界的名著(ドイツ語)の第6版(2006年)の英訳第3版(2007年)を日本語化した書籍が、2015年に出版されました(その他の原語にも翻訳され、長く読み継がれています)。製品の企画から設計(メカトロニクス・アダプトロニクス・モジュール化を含む)、生産、品質保証、コスト最小化など、短期的な流行にとらわれない体系的なアプローチを紹介しています。
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14:45~15:15 |
ユーザー事例講演1
山田ドビーにおけるSOLIDWORKS及びTactonWorksの導入(仮)
株式会社山田ドビー
和多田泰士様 |
講演内容:3次元CADの導入計画に当たって設計効率の向上が求められると同時に、その実現のためにはいくつかの工夫が必要あると考えられます。その中で弊社がSOLIDWORKSとTactonWorksを選定した理由や、現在の進捗状況、今後の展望をお話します。
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15:15~15:45 |
製品紹介・デモンストレーション1
30分でしっかりわかる!設計効率化ツールTactonWorks
─ 生産ライン用コンベアモデルを例として ─
Tacton Systems社 |
15:45~16:00 |
休憩 |
16:00~16:30 |
製品紹介・デモンストレーション2
3次元CAD SOLIDWORKSによる製品の強度検証と
3次元図面活用への展開
ソリッドワークス・ジャパン株式会社
戸川恵美子 |
16:30~17:00 |
ユーザー事例講演2
3D設計で目指す業務改革!
─ トータルリードタイム短縮へ自動設計からBOM一気通貫への挑戦 ─
光洋サーモシステム株式会社
藤山周秀様 |
講演内容:挑戦の始まりは2013年、2年間の準備期間を経て昨年度より3次元設計をスモールスタート。自動設計で設計リードタイムの大幅短縮を実現しつつ、設計から生産までのトータルリードタイム短縮を目指したBOMの一気通貫実現を目指している取り組みなど紹介します。
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17:00~17:30 |
質疑応答
SOLIDWORKS・TactonWorksユーザーへのQAセッション |