従来ITインフラの個別のコンポーネント（サーバ、ネットワーク、ストレージ）を技術者が個別に時間とコストをかけて設計・構築・運用してきました。他方で、ビジネスが求めるスピードや効率性、柔軟性、スケールといった要件に対応すべく、購入してすぐに使えるクラウドサービスの利用が活発になっています。とはいえ、アプリケーションやデータによっては、オンプレミスでの運用も継続的に必要となります。その中で、多くの企業様ではハイブリッドクラウドを前提としたオンプレミスのITインフラをどうすべきか悩まれています。サーバ仮想化によるITインフラの効率化、自動化の流れは、今おおきな転換期を迎えています。ソフトウェアデファインドデータセンターを実現する技術が成熟化し、サーバだけでなく、ストレージにおいても、サーバ仮想化同様に、効率化、自動化が可能となっています。さらに、それらを技術者が個別に設計・構築する方法だけでなく、リファレンスアーキテクチャやターンキーベースのソリューションを活用することで、クラウドサービスのように、簡単に利用開始できるようになりました。仮想環境の特定のハイパーバイザだけでなく、多様なハイパーバイザ、ベアメタル環境でも利用ができます。これらを実現するコンバージドインフラストラクチャ及びハイパーコンバージドインフラストラクチャの市場で、もっとも広範かつ柔軟性の高いソリューションを提供しているDell EMCから、10月のDell EMC World(テキサス　オースチン）で公開された情報も含め最新テクノロジー、事例をご紹介させていただきます。