グローバル経済の加速や、異業種からの参入、ベンチャー企業の台頭、製品・サービスの市場投入時間の短縮など、企業の競争環境が激化する中、変化に対応しきれず、淘汰される企業も数多く存在します。

新興企業や新しいテクノロジーばかりに注目が集まりますが、それまで市場で長い実績を積んできた企業に勝ち目はないのでしょうか?

このような競争環境の中でも成長を続ける企業は、データの価値を最重要視し、組織全体でデータ活用に取り組んでいます。

これまで蓄積した基幹業務データや、IoTやSNSなどの非定型のビッグデータ、第三者の外部データなどを、シームレスかつスピーディに活用するにはどうすればいいのか?

機械学習や統計学などの専門的な分析手法が注目されていますが、それらをビジネスの現場で役立つ知恵に役立て、組織に共有するためにはどのような環境を作ればいいのか?

本セミナーでは、先進的な取組事例とともに、データの「真の価値」を今すぐ引き出すためのヒントを紹介します。

セミナー概要

名称

デジタル時代の競争戦略
ビジネス価値を最大化するデータ活用

日時

2018年3月5日 (月) 13:30~16:35

会場

ベルサール六本木 B1F ホール

〒106-0032
東京都港区六本木7-18-18
住友不動産六本木通ビル

受講料 無料(事前登録制)
主催 SBクリエイティブ株式会社
協賛 日本アイ・ビー・エム株式会社
メディア協力

講演者プロフィール

成迫 剛志氏

株式会社デンソー

技術開発センター デジタルイノベーション室長

成迫 剛志

明治大学経営学部を卒業後、日本IBM、伊藤忠商事、香港のIT事業会社社長、SAPジャパン、中国方正集団、ビットアイル・エクイニクスなどを経て、2016年8月デンソーに入社。コネクティッドカー時代のIoT推進を担当し、2017年4月にはデジタルイノベーション室を新設、同室長に就任。

神谷 勇樹氏

株式会社リノシス

代表取締役

神谷 勇樹

東京大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科修了。ボストンコンサルティンググループ、グリーを経て、株式会社すかいらーくに参画。マーケティング本部ディレクターとして顧客データ分析、デジタルマーケティング機能の立ち上げなどを牽引。取り組み開始前の5年間、右肩下がりだった売上を、2年連続2%以上の既存店成長を果たす土台を構築。利益改善に対する貢献額は2桁億円にのぼり、IPOにも貢献。
2016年に株式会社リノシスを創業し、飲食・小売業界向けのシステム開発とコンサルティングに従事。

プログラム

13:30 - 13:35

主催者ご挨拶

SBクリエイティブ株式会社

出版事業本部 ビジネス+IT編集部 編集長

松尾 慎司

13:35 - 14:25
(50分)

基調講演

データ活用のためのデジタルトランスフォーメーション戦略
~社内にシリコンバレーをつくる~

成迫 剛志氏

株式会社デンソー

技術開発センター デジタルイノベーション室長

成迫 剛志

ITを活用したビジネス変革への取り組みとして、デジタルビジネスの創造を検討する企業が増え、「デジタルビジネス推進室」といった組織を設置する動きもある。

100年に一度の大変革とも言われ、これまで競合ではないと思っていた企業が急に競合になるような状況で、企業は生き残りのため、どのようなことに取り組んで行けば良いのだろうか?

デンソーにて、2017年4月にデジタルイノベーション室を新設し、同室長に就任した成迫剛志氏に、同社でのこれまでの取り組みを講演頂く。

14:25 - 15:00
(35分)

ビジネスの現場でデータを俊敏に活用するための

次世代データプラットフォームとは

日本アイ・ビー・エム株式会社

クラウド事業本部 アナリティクス シニア・アーキテクト

久保 俊彦

企業がデータから価値を生み出すには、データ分析とデータ管理、機械学習とビッグデータ連携など、組織全体でフルライフサイクルを促進するプラットフォームが必要です。
企業内データも公開データも組み合わせて活用できる、ハイブリッドクラウドを駆使したデータプラットフォームとその実装アプローチを、先進企業の事例とともにご紹介します。

15:00 - 15:15
(15分)

休憩

15:15 - 15:50
(35分)

特別講演

ビジネスに直結するデータ分析の「神髄」とは

神谷 勇樹氏

株式会社リノシス

代表取締役

神谷 勇樹

多くの企業でデータ分析への取り組みが行われていますが、期待した成果が出ている企業はまだ多くはないのが現状です。
当セッションでは、実際に数々のデータ分析プロジェクトにたずさわってきた経験にもとづき、事例を交えながら成功要因や失敗要因、そこから得られた教訓などをご紹介します。
また、データを使いこなす新興企業が台頭する中で今後競争に打ち勝っていくために、データ活用の推進に向けて企業リーダーに求められる役割についてご提言します。

15:50 - 16:25
(35分)

企業としてデータ分析力をどのように高めるか

日本アイ・ビー・エム株式会社

クラウド事業本部 アナリティクス・テクニカルセールス

西牧 洋一郎

日本でも昨今、データ活用の重要性を認識し、データ分析チームを立ち上げる企業が増えています。
当セッションでは日本企業におけるデータ分析チームの位置づけを考察した上で、成功するチームの特徴を明らかにします。
また、分析者の様々なニーズに応えチームとしての分析力を高めるためのツールの選択法や、分析結果を業務に組み込み具体的な成果につなげるために必要な分析基盤についてご紹介します。

16:25 - 16:35
(10分)

クロージング

日本アイ・ビー・エム株式会社

専務執行役員 IBMクラウド事業本部 副事業本部長兼第二営業統括
三瓶 雅夫

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。
  • ※お申し込み多数の場合は抽選制とさせていただきます。
  • ※本セミナーは、自社でソリューション導入をご検討されるお客様企業向けのセミナーです。
  • IBMの競合他社、ビジネスパートナー様、個人のご参加はお断りする場合がございますのでご了承ください。