デジタル社会の進展によって企業活動がスピードアップし、IoT/各種センサーやソーシャルによるデータ生成と相まって、企業が取り扱うデータ量が急増しています。さらに、AI や IBM Watson がデータ活用の幅を広げたことで、企業が所有するデータの価値や重要性が再認識されるようになりました。今では、企業が取り扱う「データ」は、業務を確実に遂行するための生命線であり、競争力を高める新たな価値創造の源泉なのです。

一方、企業におけるクラウド・サービスの利用や、自社IT基盤へのクラウド技術の採用が進むことで、複数のクラウド環境におけるデータ管理が今後の課題になることが懸念されています。こうした状況を踏まえ、ITがよりビジネスに貢献するためには、自社のビジネス戦略を支えるシンプルかつ機敏なデータ基盤への変革が必要となっています。

当イベントでは、将来に向けたデータ基盤のアプローチや、AI / Watson を活用した新たなストレージ管理手法、最新のオールフラッシュや Software Defined Software をご紹介します。また、先進的なストレージ・テクノロジーでデータ基盤を再構築されたお客様によるご講演も予定しています。

当イベントが、AI・マルチクラウド時代を見据えたIT戦略策定やデータ基盤再構築の一助となれば幸甚に存じます。
ご多用のことと存じますが、ぜひご参加賜りたく、謹んでご案申し上げます。

セミナー概要

名称

IBM Fast Data Forum 2018

~AI・マルチクラウド時代のデータ基盤再定義~

日時

2018年7月26日 (木) 13:30~18:15(受付13:00~)

会場

ロイヤルパークホテル

〒103-8520 東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目1番1号[会場地図

対象

・IT基盤の企画・設計に携わる IT アーキテクト
・IT基盤の購入決定を行う責任者、および起案・上申を行うITリーダー
・ビッグデータ向けのデータ基盤を必要としている部門責任者/リーダー
・IBM ビジネス・パートナー

受講料

無料(事前登録制)

主催

日本アイ・ビー・エム株式会社

メディア協力

プログラム

第一部
13:30 - 14:45

オープニング

日本アイ・ビー・エム株式会社
理事 ストレージシステム事業部長

福岡 英治

 

Redefine Your Data Infrastructure

講演概要:

テクノロジーの進化によってビジネス環境は急速に変化し、ITが果たすべき役割は一層高まっています。データの価値や重要性が再認識される今、企業は今後のビジネスモデルを見据え、データ基盤を再定義する絶好の機会を迎えています。当セッションでは、グローバル企業の積極的なデータ基盤再定義への取り組みをご紹介しながら、それを支えるストレージ・テクノロジーへのIBMの取り組みをご紹介します。(同時通訳)

IBM Corporation
General Manager
Storage & SDI

Ed Walsh

 

Storage & Data Management powered by AI / Watson

講演概要:

様々なストレージ装置が複雑に導入されているオンプレミス環境が手間なく一元管理でき、AI が導き出すベストプラクティスによって最適化するためのアドバイスも得られるとしたら?お客様のストレージ管理をよりスマートに行える機会が、まさに訪れようとしています。当セッションでは、今後のストレージ管理に一石を投じるIBMの取り組みをご紹介します。(同時通訳)

IBM Corporation
Vice President, IBM Fellow
CTO for Storage and SDE

Vincent Hsu

14:45 - 15:00

休憩

第二部
15:00 - 17:00

オール フラッシュ 新製品 FlashSystem 9100 Deep Dive

講演概要:

今や、新たな基盤プロジェクトでは当たり前のように検討されるオール フラッシュ ストレージ。国内市場において5年連続ナンバーワンを獲得したIBMから、最新オール フラッシュ ストレージに込められた新たな提案について、ストレージ・エバンジェリストが語ります。

日本アイ・ビー・エム株式会社
ストレージ・エバンジェリスト

佐野 正和

 

【お客様事例講演】

研究開発部門の膨大なデータの解析ニーズをIT企画部門としてどう実現するか

~膨大なオミクスデータを蓄積し自由自在な解析を可能にするゲノム解析基盤の刷新~

講演概要:

第一三共は、「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」という2025年ビジョンを掲げ、トランスフォーメーションを大きく推進しています。本ビジョンを達成するため、グローバル研究開発機能の一翼を担っている第一三共RDノバーレ株式会社は、膨大なシーケンスデータや解析データを迅速に解析・管理するための解析基盤を求められていました。当セッションでは、 コーポレートIT戦略として「クラウドファースト」を据えているIT企画部が、事業部門からの膨大なデータの解析・管理ニーズにどのように応えたのか、その取り組みについてご紹介します。

第一三共株式会社
IT企画部 企画グループ 主査

中野 暢也

 

【お客様事例講演】

キャリアが提供する高品質でセキュアなオブジェクトストレージサービス

~爆発的に増加するデータのビジネス活用とTCO削減の戦略的共存~

講演概要:

KDDIのクラウドサービスで提供するオブジェクトストレージは、auのインフラ基盤としての実績に裏付けられたキャリアグレードの信頼性と堅牢性、閉域網を活かしたセキュアで安心なデータ転送、そして実質無制限な容量拡張性を特徴とするサービスです。映像、動画、音声、およびログなどの大量・大容量のデータ保管に課題をお持ちのお客さまに、大切な資産を安価かつ安心してお預けいただける環境を提供しています。
当セッションでは、オブジェクトストレージのユースケースとともに、増大するデータの管理・運用コストの削減とデータドリブンなビジネス展開の可能性についてご紹介します。

KDDI株式会社
ソリューション事業本部 ソリューション事業企画本部
クラウドサービス企画部 企画1G

佐藤 康広

 

データ基盤再構築に向けて

日本アイ・ビー・エム株式会社
理事 ストレージシステム事業部長

福岡 英治

第三部
17:00 - 18:15

ソリューション・サロン

7月10日発表のオール フラッシュ ストレージ IBM FlashSystem 9100 を国内初披露!同時に発表されたマルチクラウド・ソリューション (ビジネス成果を高めるデータ再利用と保護、クラウド連携による事業継続性の向上、プライベートクラウドによる柔軟性とデータ保護)や大規模データ向け Software Defined Storage (SDS)ソリューションをご紹介します。さらに、AIの知見を活用した先進ストレージ管理ソリューションや先進テープ・ストレージの実機デモ等、デジタル変革時代に注目されるIBMならではの最新ストレージ・ソリューションを、一堂にご覧いただけます。

  • ※講演内容は事前の予告なく変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • ※受講票は e- メールにて送付いたします。当日は、受講票とお名刺をご持参いただきますようお願い申し上げます。
  • ※同業他社様からのお申し込みは、お断りさせていただく場合もございますのでご了承ください。
  • ※お申し込み多数の場合は抽選制とさせていただきます。