近年、企業のアプリケーションは、自社データセンタにオンプレミスで存在するだけでなく、O365やSalesforce等のSaaS、AWSやAzure等のIaaSといったパブリッククラウドにも存在するなど、ロケーションが多様化しています。テレワークや外出先からアプリケーションを活用する際には、VPNで一度自社データセンタにアクセスし、さらにプロキシを経由してインターネットでパブリッククラウドへアクセスするといった、複雑な通信経路をとる企業も多いのではないでしょうか。VPNにも、負荷増大による通信速度の低下や、脆弱性によるセキュリティ懸念といった課題が指摘されています。
そこで注目されるのが、「SDP」や「ZTNA」と呼ばれる、ゼロトラストをベースとした新しい社内リソースへのアクセス方法です。SDP/ZTNAでは、クラウドを経由して社内リソースへセキュアにアクセスします。さらにCASBを併用することで、通信を逐次監視/制御しながら、パブリッククラウドへは従業員の端末から直接アクセスし、自社データセンタへはSDP/ZTNA(クラウド経由)でセキュアにアクセスするといった、効率的なアクセスが可能となります。
本セミナーでは、SDP/ZTNAとCASBを統合的に提供するNetskopeを活用し、ゼロトラストをベースとしたセキュアで効率的なリモートアクセスの実現方法についてご紹介します。