これまで金融業界が標的にされることの多かったサイバー攻撃ですが、昨年最も狙われた業界は製造業でした。
昨年末から今年にかけて大手部品メーカーがサイバー攻撃を受け、内部情報が流出したというニュースをご覧になった方も多いと思います。
ハッカーの攻撃手法や狙いどころを踏まえ、攻撃をどう迎え撃つべきか?製造業は今こそ、セキュリティー対策の再点検が必要となっております。

本セミナーでは、日本ハッカー協会 代表理事 杉浦 隆幸氏をお招きし、攻撃する側の思考やホワイトハッカーとしての視点で考えるセキュリティ対策についてご講演頂きます。
また、世界最大規模のサイバーセキュリティー研究開発機構「IBM Security X-Force」によるセキュリティ被害報告や攻撃手口に関するデータを基に、企業が取り得る現実的なセキュリティ対策をご提案します。

基調講演

日本ハッカー協会

代表理事

杉浦 隆幸

2000年:情報セキュリティ会社『ネットエージェント(株)』を創業し、代表取締役に就任。Winnyの暗号の解読に世界で初めて成功。ゲームのコピープロテクトの企画開発をはじめ、仮想通貨の安全性確保、Androidアプリの解析や、電話帳情報を抜くアプリの撲滅、ドローンをハッキングで撃墜するデモや、自動車のハッキング等を含めた大手企業や官公庁の情報漏洩事件の調査、コンサルティングを行う。2018年:日本のハッカーが直面している課題を解決するべく、「(一社)日本ハッカー協会」を設立。代表理事に就任。現在でも日本随一のホワイトハッカーとして、新分野の開拓や多くの取材を受け講演を行う。

プログラム

14:00 - 14:40

基調講演

ランサムグループは製造業を狙う

講演内容:

ランサムウェアの被害が年々大きくなっています。ランサムウェアベンダーはどのように、狙いを定めてどのように攻撃するのか、実際の攻撃チームの観測から入手できた手法から、本当に有効なランサム対策を考える。攻撃者の狙いのつけ方から、やられると嫌な対策を紹介します。

日本ハッカー協会

代表理事

杉浦 隆幸

14:40 - 15:10

製造業が今すぐ見直すべきセキュリティー対策の要点

講演内容:

ハッカーの攻撃手法や狙いどころを踏まえ、攻撃をどう迎え撃つべきか?製造業は今こそ、セキュリティー対策の再点検が必要です。
本セッションでは、世界最大規模のサイバーセキュリティー研究開発機構「IBM Security X-Force」によるセキュリティ被害報告や攻撃手口に関するデータを基に、企業が取り得る現実的なセキュリティ対策をご提案。攻撃を受けた後の早期復旧でビジネス・インパクトを最小化するバックアップ・ソリューションの有効性や、EDR製品に新たな技術を搭載したIBM ReaQtaでより省力的に防御力を向上する方法などをご紹介します。

日本アイ・ビー・エム株式会社

セキュリティー事業本部
X-Forceインシデント・レスポンス 日本責任者

窪田 豪史

日本アイ・ビー・エム株式会社

セキュリティー事業本部
セキュリティー・テクニカル・スペシャリスト

及川 順平

日本アイ・ビー・エム株式会社

テクノロジー事業本部
ストレージ・テクニカル・スペシャリスト 部長

佐々木 貴史

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

ハッカー視点からセキュリティー対策を考える!

今、最も狙われている製造業が
対策するべきセキュリティーの要点とは

日時

2022年6月28日(火)14:00 - 15:10

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社

共催

日本アイ・ビー・エム株式会社

メディア協力