働き方改革、テレワーク導入に伴うクラウドアプリケーション利用やハイパーコンバージドインフラの採用などにより、組織には新しいITセキュリティ戦略が求められています。さらにIoTやブロックチェーンなど、社会インフラにおいてもセキュリティの重要性が注視されています。当フォーラムでは、例えデータ漏えいが起きても情報の価値を守る暗号化の有効性と、導入に際しての検討課題などをご紹介いたします。



セミナー概要
名称 Gemalto 5th Crypto Live Japan Forum 2017
守るべきはデータの価値:変革の時代に求められるセキュリティとは?
日時

2017年11月15日(水) 13:20~17:10

会場 赤坂インターシティコンファレンス Room 301
〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 3F[会場地図
対象 エンドユーザー情報システム部門マネージャー、システムインテグレーターの方々
※主催社と競合する企業の方のお申込みはご遠慮下さい。
定員 100名
受講料 無料(事前登録制)
主催 ジェムアルト株式会社
メディア協力
基調講演


情報安全保障研究所 首席研究員

山崎 文明 氏

大手外資系会計監査法人にてシステム監査に永年従事。システム監査技術者(経済産業省)/英国規格協会公認BS7799 情報セキュリティ・スペシャリスト。システム監査、情報セキュリティ、個人情報保護に関する専門家として情報セキュリティに関する政府関連委員会委員を歴任。最近では6月21日のNHKクローズアップ現代「追跡!消えた18億円ATM不正引き出し事件」に解説者として出演。事件の真相に迫る解説が話題を呼ぶ。


プログラム

13:20 ~ 13:30

主催者挨拶

ジェムアルト株式会社
IDP事業本部長
中村 久春氏

13:30 ~ 14:20

基調講演
データセントリックセキュリティについて考える


情報安全保障研究所 首席研究員 
山崎文明氏
講演概要:完璧なセキュリティは存在しないといわれて久しい。とるべき対策として多層防御の必要性が叫ばれているが、内部犯行やクラウド利用には有効な手段とはいえない。そこで今回は、海外で静かに進んでいる「データセントリックセキュリティ」について考えます。

14:20 ~ 14:50

グローバルなインシデントの傾向とレギュレーションから見る
データ保護の必要性とジェムアルトの鍵管理装置が提供する価値


ジェムアルト株式会社
IDP事業本部 セールスマネージャー
三十日 辰哉氏
講演概要:ジェムアルト行っているBreach Level Index(世界中の漏洩情報を収集し多角的に分析・評価)、昨今のグローバルなレギュレーションの傾向から、ジェムアルトが提唱するデータ保護のアプローチと鍵管理装置(HSM)が提供する価値についてご紹介します。

14:50 ~ 15:20

暗号化で実現するPCI DSS準拠とクラウド運用の効率化

TIS株式会社
プラットフォームサービス本部
エンタープライズセキュリティサービス部 上級主任
黒岩 雄司氏
講演概要:ファイル暗号化製品『ProtectFile』の導入メリットについて、「PCI DSS準拠対応」や「クラウド運用での利用」といった弊社導入事例をもとに、トークン化やDB暗号化製品等との比較の上で、ご紹介いたします。
15:20 ~ 15:30 休憩

15:30 ~ 16:00

ハイパーコンバージドインフラのデータをいかに保護するか!
SafeNetProtectFileのデータ暗号化が実現する先進セキュリティ


アセンテック株式会社
システムエンジニアリング第一部 部長
荒田 直敬氏
講演概要:昨今、ハイパーコンバージドインフラソリューションは大いに注目を集め、導入検討企業もますます増加しています。これまでの複雑化したITインフラに対し、極めてシンプルに構成されたアーキテクチャがその魅力ですが、このデータセキュリティについて、十分留意の必要があります。本講演では、このHCIソリューションにおけるデータ・セキュリティについて、機密データにおける透過的かつ自動化されたファイルシステムレベル暗号化を実現する「SafeNetProtectFile」のご紹介を通じ、そのポイントを解説します。

16:00 ~ 16:30

働き方改革におけるセキュアなリモートアクセスの始め方

エイチ・シー・ネットワークス株式会社
システムエンジニアリング本部
第二エンジニアリング部 第一グループ
春日井 敦詞氏
講演概要:働き方改革におけるセキュアなリモートアクセスの始め方について、働き方改革に必要になるリモートアクセスの役割を定義し、リモートアクセスを実施する上で必要なセキリティとその課題に関して解決ポイントを述べます。
16:30 ~ 17:10 IoT/AI/BD時代におけるサービス視点からの暗号鍵管理の重要性

セコム株式会社 IS研究所
コミュニケーションプラットフォームディビジョン マネージャー
松本 泰 様
講演概要:サービスの視点から、数百億のIoTデバイスとIoTデバイスが生み出す膨大な量のデータ(ビッグデータ)を、長期に渡りセキュアに管理するためには、適切でシステマティックな暗号技術の利活用が欠かせません。そして、この適切でシステマティックな暗号技術の利活用の課題の多くは、暗号鍵管理のに集約されます。本講演では、サービスの視点から、IoT/AI/BD時代における暗号鍵管理の果たすべき役割とその重要性を説明します。
※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。