公認会計士 中田清穂
講演内容:
社内各部の残業が減っていく中で、特に決算期の残業や休出が一向に減らない経理部門が、『働き方改革』を推進する人事部などから強いプレッシャーを受けているようです。大規模なシステム投資をしなくても、人間の作業を自動化するロボティクス(RPA)は、認知度が劇的に高まり、関心は大変高まっています。しかし、その関心の高まりと比べると、実際には導入されることは多いとは言えない状況です。
このような状況の下で、第一部では以下の内容を解説します。
・日本で利用されているRPAにはどのようなものがあるのか
・なかなか導入が進まないのはなぜか
・どのような経理業務に使えるのか
・RPAを導入する上での留意点は何か
・RPAで自動化させるのは誰か(システム部門か経理部門か)
・RPAは内部統制上、問題とならないのか