講演内容:
DXトレンドが進展し、ビジネスとそれを支えるインフラ運用には一層のスピード、柔軟性、コスト効率が求められています。これに伴い、もはや「クラウドファースト」は当たり前になりました。しかし、これは「何でもクラウドへ」ということと同義ではありません。ポリシー的に、外に出せないデータやシステムもあれば、クラウド特有のメリット・デメリットもあります。何より一番大切なのは、「目的」と「手段の選択」であって、「クラウドありき」で考えるのは失敗のもとなのです。とはいえ時代はDX。スピード、コスト、柔軟性を考えれば、どうしてもクラウドを使いたい、でも事情があって使えない。では一体どうすれば、このジレンマを解消し、クラウドのメリットを引き出すことができるのか?――本セッションでは“クラウドのジレンマ”を経験した3社を紹介。思わずうなずく“あるある事例”で「クラウドファーストの誤解」と「クラウド移行、成功のポイント」を分かりやすく解説します。
モデレータ:
ITmedia@IT編集長/ITmediaエンタープライズ編集長
内野 宏信 氏