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東京都 2020/02/19開催

[夜間] 不正対応を意識した統制環境への取組み

~企業風土や統制環境に対する不正対応・内部統制・監査活動の再検討~

概要

・本セミナーは、2019 年 2 月 28 日(木) に開催した同名セミナーの 2 時間版です。このセミナーは、参加者 (有効回答) の 83% が「期待通り」「期待以上」とご回答になり、「自社の内部監査機能の進化の視点を得られた」「自分の頭で考え判断すべき論点が多数提示され学習意欲が高まる」など好意的な意見が寄せられました。
・時間の都合により支障のない範囲で説明を省く場合がございます。ご了承ください。

■ 講義概要
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 粉飾決算などの会計上の不正や品質偽装などの業務上の不正が数多く報道されています。それらの根本原因として、ガバナンスや企業風土といった統制環境が注目されています。内部統制という観点からは、対象となった業務統制や会計処理の領域よりも、企業全体の統制環境の方に事の本質がありそうです。またそれに対する評価や監査の実効性という問題もあります。さらに社会的には日本のガバナンス制度や内部統制や監査の制度、更にはその背景にある日本の監査風土にも関係する話です。

 不正対応のセミナーでは、事例の紹介や制度の解説が多く、欧米の専門書で見られるような理論的な整理はあまり行われません。また、アンケートの分析から得た対応策についても、経営者の姿勢、内部監査の強化、監査におけるリスク アプローチの徹底などは挙げられても、その具体的な内容までは解説されません。欧米並みの法制度の導入に邁進してきた日本の制度では、法律に書かれていない内部監査の価値が見落とされやすく、未だその本質の理解は不十分ですし、また、リスク ベースと言っても、他のビジネス リスクとは異なる不正リスクの難しさは意識されていません。欧米から輸入された内部統制や監査の概念を足元の風土や実務に照らして実効性のある実践知として再構築していく必要があります。
 今回のセミナーでは、会計処理や制度の解説ではなく、不正対応を意識した統制環境への現実的な取組みについて検討します。

■ 講義内容
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1. 日本に見られる企業風土型不正と内部統制
 ・会計不正の背後にあるガバナンスと風土の問題
 ・不正リスクと業務レベルのハード・コントロール
2. 統制環境への対応を考える際に理解しておきたいこと
 ・会計士が不正を見逃したと言われる背景
  - 日本の会計監査制度と監査風土上の問題
    リスク・アプローチおよび外部報告目的監査の限界
    監査と不正調査の違い
 ・内部統制報告制度 (J-SOX) をめぐる問題点
  - 制度設計の在り方
  - 評価ないし監査技法の限界
 ・歴史に学ぶガバナンスと組織風土の悪弊
  - アウシュビッツ刑務所に官僚組織の悪を見た社会心理学者の知見
  - 史上最悪のインパール作戦でも反省の弁がない軍上層部
3. 会計士監査では手の届かない内部監査による不正対応
 ・内部監査の価値を解き放すという欧米の考え方
 ・企業のガバナンスにおける内部監査の位置づけの重要性
4. 重要性を帯びる組織風土の監査
 ・統制環境・ソフト・コントロールに対する監査の考え方とアプローチ

■ 講師
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・藤井 範彰 (ふじい のりあき) 氏
 藤井範彰公認会計士事務所 代表
 公認会計士、公認内部監査人 (CIA)、米国公認会計士 (US CPA)(inactive)

開催日

2020/02/19 (水) 18:30〜20:30

エリア

東京都

主催

一般社団法人日本公認不正検査士協会

定員

58名

種別

有料セミナー

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