世界的なパンデミックは、リモートワークやクラウドを利用したコラボレーションを増加させ、事業継続計画 (BCP) の見直しを促すなど IT運用にもさまざまな影響を与えています。また、その終息後、社会は元へ戻るのではなく、ネクストノーマル (Next Normal)とも呼ばれる新たな常態への変化が見込まれていることを受けて、デジタルトランスフォーメーション (DX)に取り組む企業では、その動きを加速、または軌道修正しようとする傾向も見えてきました。このような変動の時期に、 DXを支えるデータ管理はどう変わっていくべきか。特にデジタル データの重要性が増し、さらにはクラウド利用で運用の複雑性が増していく中でデータ保護をどうすべきか。
本講演では、 IT専門調査会社である IDC社のアナリスト 鈴木 康介氏をお招きし、 IDCが行っている市場調査データを基に、クラウド化、 AI技術の進化などの技術トレンドも踏まえて、データの管理/保護の改革の方向性を考察します。
企業のデータ保護戦略を考える上で皆様が新しい視座を得るきっかけとなりましたら幸いです。