インフラ屋からライフサービスクリエイターへ
大きく変貌する通信業界の課題や事例を紹介


皆様、業務でデータを有効に活用できていますでしょうか。昨今、AI、IoT、ビッグデータ等のバズワードと共にデータ利活用の重要性は日々高まってきています。SASは通信業界のお客様をはじめとして、多くのデータ利活用プロジェクトのご支援をさせていただいております。
本セミナーでは、現在の通信業界における2大テーマである「非通信業務における収益向上」と「通信業務の安定運用と収益最大化」の観点から、データ利活用のユースケースをご紹介いたします。このセミナーを通して、皆様の業務におけるデータ利活用のヒントになれば幸いです。

※当セミナーですが開催開始時間が15時→13時に変更になりました。
ご登録者様には別途ご案内しますがご注意下さい。

講演者

東京大学大学院経済学研究科

教授

柳川 範之

中学卒業後、父親の海外勤務の都合でブラジルへ。ブラジルでは高校にいかず独学生活を送る。大検を受けたのち慶應義塾大学経済学部通信教育課程入学。同過程卒業後、1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。慶応義塾大学経済学部専任講師、東京大学大学院経済学研究科・経済学部助教授、同准教授を経て、2011年より現職。内閣府経済財政諮問会議民間議員、内閣府全世代型社会保障検討会議議員、東京大学不動産イノベーション研究センター長、東京大学金融教育研究センター・フィンテック研究フォーラム代表。NIRA総合研究開発機構理事等。

主な著作物:『日本成長戦略 40歳定年制』さくら舎、『東大教授が教える独学勉強法』草思社、『東大教授が教える知的に考える練習』草思社、『40歳からの会社に頼らない働き方』ちくま新書、『法と企業行動の経済分析』日本経済新聞社等。

SAS Institute Japan 株式会社

ソリューション統括本部 Fraud & Security Intelligence
ソリューショングループ シニアマネージャー

内山 剛

2008年SAS Institute Japan入社以来、大手金融機関や公官庁でのDXプロジェクトや不正対策システム・AI導入プロジェクト等に参画し、業務効率化や検知精度の改善を支援。近年では、特にAML/CFT及び犯罪対策領域におけるデータ活用・AI等テクノロジー活用のソリューションチームのリーダーとして従事。グローバルにおける先進的なテクノロジー活用事例の研究と国内実業務への実装に注力し成果を上げている。

SAS Institute Japan 株式会社

リスクソリューション統括部 部長
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト

須永 真昼

1993年 国内生命保険会社入社。財務企画部・有価証券部を経て金融系ベンチャー企業へ転職、2005年から福岡銀行/ふくおかフィナンシャルグループ。リスク統括部、営業企画部にて、融資業務の効率化や統計およびデジタル技術を活用したマーケティング・チャネル開発の企画に従事し、デジタル・トランスフォーメションを推進。2019年にSAS入社後、リスク・ソリューションのプリセールスチームをリードしている。

SAS Institute Japan 株式会社

ソリューション統括本部
運輸・社会サービスインダストリーソリューショングループ
シニアコンサルタント

長澤 秀樹

日本ヒューレット・パッカードに新卒で入社し、主に情報系システムプロジェクトのプロジェクトマネージャー、コンサルティング、プリセールスを担当し、数多くの企業に対しデータ利活用における業務改善・高度化を支援。2017年にSASに入社後、プラットフォーム製品のプリセールスを経て、通信、運輸などの社会インフラ全般を担当するインダストリープリセールスとして従事。

プログラム

13:00 - 13:45

基調講演

ライフサービスクリエイターへと変貌した通信業界

講演内容:

通信企業は、今やインフラ屋ではなく、総合情報サービス業者(総合情報商社)であり、顧客の人生を豊かにするサービスを”ゆりかご”から”墓場”まで提供するサービスクリエーターである。顧客のニーズに合ったサービス提供をするためには、顧客を知ること(Customer Insight)が重要であり、顧客関連データの取得・蓄積・囲い込みが必要となっている。その起点となるのが、非通信事業の中核となる金融事業である。通信系の金融は、自社データと金融系データの組み合わせで、多様なデータ活用が実現できる土壌ができつつある。マーケティングといった活用だけでなく、社会問題になっているFraudも防げるし、それを与信にも活かせる。重要な点は、これらを自社や商材単位で見るのではなく、「顧客軸」で見ること、つまり顧客理解である。

東京大学大学院経済学研究科

教授

柳川 範之

※講演者の変更の可能性がございます

13:55 - 14:50

データによる顧客理解が顧客を育て企業を育てる

講演内容:

これからの通信企業の主テーマとなる”顧客理解によるサービス提供”は、顧客データプラットフォーム(CDP)の構築が鍵となります。性別、年齢などのデモグラフィックデータだけでなく、金融決済情報やデジタル行動のデータなど、多様なデータを蓄積し統合することで、顧客を深く理解することが可能となります。本セッションでは、顧客を育て(優良顧客化)、企業を育てる(収益向上)ことを目的としたデータ利活用のユースケースとして、「マーケティング(販促・解約防止)」、「与信(リスク管理)」、「不正検知」の3つをご紹介します。

15:00 - 15:45

ネットワークプランニングもスマートに-海外通信キャリアにおけるSAS活用の事例紹介

講演内容:

本セッションでは、顧客データ×ネットワークデータの掛け合わせによるスマートネットワークプランニングなど、SASのネットワーク領域における最新のデータ利活用のユースケースをご紹介させていただきます。スペインの大手通信事業者であるTelefonica(テレフォニカ)のネットワーク計画担当者の方にも、SASとの取り組みについてお話しいただきます(動画)ので、是非ご視聴ください。

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

データ・ドリブン型DXは止まらない

顧客理解からネットワークまで、データ利活用のユースケースをご紹介

日時

2021年5月25日(火)13:00 - 15:45

※当セミナーですが開催開始時間が15時→13時に変更になりました。
ご登録者様には別途ご案内しますがご注意下さい。

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社 ビジネス+IT編集部

協賛

SAS Institute Japan株式会社

メディア協力