2021年9月にデジタル庁が発足し、同年12月には「デジタル社会の実現に向けた重点計画」として、これから日本が目指すデジタル社会の姿と、それを実現するために必要な考え方や取り組みが示されています。その中の重要施策の一つとして、共通機能の整備・普及を目的とした「ガバメントクラウド」の整備と中央省庁および地方自治体での利用拡大が謳われています。
「ガバメントクラウド」では、これまでの政府共通プラットフォームとは異なり、要件に合う複数のクラウドから利用者が自由にクラウド事業者を選択できる、マルチクラウドの考え方が採用されています。マルチクラウドでは調達時の公平性が確保され自由競争の促進による機能向上やコスト低減が期待されますが、開発者や運用者の目線では、対応すべきインフラサービスが増えることによる課題があることも事実です。
このセミナーでは、ガバメントクラウドを中心としたマルチクラウド環境で、より良いシステム開発や運用を実現するための課題や注意点について取り上げ、オープンソースソフトウェアの利用により課題を解決するレッドハットのアプローチについて
ご紹介致します。