記事 物流管理・在庫管理・SCM プロダクト情報管理(PIM)とは何か?基礎から導入、PLMとの違いまでガートナーが解説 2023/07/13 プロダクト情報管理(PIM=Product Information Management:商品情報管理)とは、販売チャネルを通じたプロダクトのマーケティングと販売のために必要なすべての情報を管理するプロセスのこと。従来PIMは小売業やB2Cブランド向けのソリューションであると考えられてきたが、現在は製造業でもDXの中核技術としてPIMソリューションを採用するケースが増えてきた。PIMの基礎から導入方法について、ガートナーのシニア プリンシパル, アナリスト、ヘレン・グリムスター氏が解説する。
記事 製造業IT 半導体業界・専門誌まとめ、一時代を築いた「電子材料」「日経マイクロデバイス」とは 2022/01/06 特定の産業や業界などを対象とする専門誌は、「業界の状態を映し出す鏡」だとも言われる。半導体業界もその例外ではない。過去、日本の電子産業と半導体産業が誕生して急速に発展していった時代に、数多くの専門誌が誕生した。しかし繁栄の時代は長くは続かなかった。電子産業と半導体産業の衰退が始まり、衰退が進むとともに、数多くの専門誌が休刊した。本記事では「電子材料」、「Semiconductor World」、「日経マイクロデバイス」、「Electronic Journal」、「Design Wave Magazine」、「ディジタル・デザイン・テクノロジ」、「FPGAマガジン」の歩みを振り返りたい。
記事 製造業IT 日本の半導体が1980年代に興隆した最大の理由は「運が良かった」から 2021/08/02 かつて、日本の半導体メーカーが興隆をきわめた時期、それが1980年代だ。半導体産業の「再生」や「復活」をうたうとき、1980年代の栄光を思い起こす関係者は少なくない。だが、かつての栄光をもたらした最大の理由が「運の良さ」にあったと認識している半導体関係者はあまり見られない。半導体産業が興隆した時代の出現は「運の良さ」に大きく助けられたという事実を改めて認識する必要がある。
記事 業務効率化 “畜産DX”、IPカメラとLINEで高品質な和牛が育つ?山形の食肉会社の取り組み 2021/01/25 山形県にある高橋畜産食肉では、より鮮度の良い肉を安全に消費者に届けるために、独自の一貫生産流通体制「T1システム」を導入したり、さまざまな安全性に関する認証規格を取得するなど、強いこだわりを持って和牛を育てている。そんな同社はいま「畜産×ICT」の力とT1システムのデータを基に、エビデンスに基づいたデータドリブンな食肉生産にも挑戦しようとしているという。同社 代表取締役 髙橋勝幸氏に話を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 キユーピーがAIを“協調領域”に用いたワケ、差別化ではなく「食品業界全体のために」 2020/03/26 それは、“One for All、All for one”の精神で成功させたAI導入プロジェクトだった。2020年2月、東京・JPタワー ホール&カンファレンスで開催されたブレインパッド主催「DOORS BrainPad DX Conference」に、キユーピーが登場した。同社は食品業界全体の課題解決を期して、不良品検出精度100%のAI画像原料検査装置を開発。同社 生産本部 生産技術部 未来技術推進担当 部長 荻野武氏が、オープンイノベーションとして取り組んだプロジェクトの裏側を明かした。AIを“競争領域”ではなく“協調領域”とみなした理由とは。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 自動車業界の「デジタルプラットフォーマー」へ、マイクロソフトの勝算は? 2020/02/19 マイクロソフトが自動車関連企業との協業を積極的に進めている。自動車業界にもデジタル化の波が押し寄せる中、同社は関連各社のその取り組みを支援する「デジタルプラットフォーマー」になることを目論んでいるようだ。その勝算やいかに──。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 約4割が「食品トレーサビリティ」実施せず、食の安全はAIやIoTでどう変わるのか 2019/03/11 「豚コレラ」が国内各地で猛威をふるっている。「食の安全」の問題は決して過去の出来事ではない。食品の加工・流通の各段階でその移動を追跡する「食品トレーサビリティ」関連のシステム需要は、世界的に見れば直近年7.1%のペースで成長すると見込まれている。ブロックチェーン、AI、IoT、5Gなど最新技術も取り入れられ、この分野にも大きな変化が起きている。欧米に比べて法制化も企業の意識も立ち遅れている日本は、成長の余地が大きいともいえる。
記事 リーダーシップ YKK創業者の自信を粉々にしたもの、最高品質生む「一貫生産体制」のルーツ 2018/04/11 ファスナー最大手企業YKKの創業者・吉田忠雄氏は、「善の巡環(他人の利益を図らなければ自らも栄えない)」という独自の経営哲学と、「製品生産では原料から工作機械までそのほとんどを自前で調達する」という徹底した一貫生産体制によって、一代でファスナーの世界シェア45%というガリバー企業を育て上げています。何が吉田氏を動かし、今のYKKを作り上げたのでしょうか。そのルーツを探ります。
記事 PC・ノートPC エッジコンピューティング「DE100」で実現する東芝の「働き方改革」の本気度 2017/09/12 生産性向上や競争力確保のため、働き方改革への企業の関心は高まるばかりだ。そのために必要な要素の一つが「モバイルをはじめとするデバイス小型化だ」と語るのは東芝クライアントソリューション 取締役社長の覚道清文氏である。このほど開催された「働き方改革ソリューションセミナー」では、同社の「モバイル・エッジコンピューティング・デバイス」である「DE100」が登場、想定されるユースシーンが提示された。
記事 製造業IT 「壊れない」「燃費」だけじゃない!スズキ・スイフトに日本車進化の可能性が見えた 2017/06/23 新型スズキ・スイフトに試乗した。その時に感じたこと、開発者たちに聞いたことから今後の日本車の魅力につながる可能性が見えてきた。これまで軽自動車やコンパクトカーは燃費が良くて安くて壊れないことが美点で、走りの質感や操安性などは二の次といった印象だったが、3代目となる新型スイフトでは従来までと比べ、走りの質感が大きく改善された印象を受けたのだ。プラットフォームの共通化は軽量化だけが目的ではない。効率を高めながら、基本性能から底上げできることを裏付けてくれた。
記事 製造業IT トヨタ流の「在庫」管理術、リードタイム短縮のための7つのポイント 2015/12/15 トヨタ式が考えるムダはいくつもあるが、その中で最も警戒すべきムダは「つくり過ぎのムダ」だ。世の中には「機会損失」を恐れる人がいる。せっかく売れるのに、つくるほうが間に合わず「儲け損なった」というわけだ。しかし、実は「儲け損なう」には実害はない。企業にとって本当に怖いのは「つくり過ぎ」であり、つくり過ぎをいかに防ぐかこそがトヨタ式改善では最も大切なポイントの一つとなる。ただし、実際に取り組もうとすると、ことはそう簡単ではない。今回はトヨタ流 在庫管理のポイントを解説する。
記事 製造業IT 本田宗一郎氏「メーカーにとってわずかな不良率でも、買った顧客にとっては100%だ」 2015/11/05 改善を進める時は、「改善が競争力をつけることになる」とはっきり意識する必要がある。同業他社と違いを持たない企業は競争力を失っていくため、改善ではセールスポイントをどこに求め、どれだけ磨き上げるかが問われることになる。メーカーにとってのセールスポイントは「品質」「納期」「コスト」の3つに絞られるが、なかでももっとも大切なのは「品質」であることを企業は決して忘れてはならない。
記事 製造業IT GEの変化を見れば、トヨタ式改善で何が大切かがよく分かる 2015/10/01 トヨタ式改善を実践するうえで欠くことができないのが、社員から上がってくる数多くの改善提案だ。それも一握りの社員からではダメで、現場で働くなるべくすべての社員からの改善提案があってこそトヨタ式改善は効果を発揮できる。しかし、一方には「思うように改善提案が集まらなくて」と嘆く企業も少なくない。どうすれば、数多くの改善提案が集まるのかが今回のテーマである。
記事 製造業IT トヨタ生産方式「改善」の7つの手順、それでも無能な上司がよく言う口癖とは 2015/09/15 トヨタ式といえば「改善(カイゼン)」、そう考える人も多いのではないだろうか。今回は「改善」に取り組むための7つの具体的手順を解説する。一見するとどれも当たり前のことのように見えるが、多くの企業が徹底できていないのも事実である。トヨタがなぜ「1人の100歩より、100人が1歩ずつ」を大切にするのか。この記事に書かれていることは「読む」だけではなく、ぜひ「実行」していただきたい。
記事 生産・製造管理・PLM トヨタ式工場はなぜ床が白い? 過剰包装は「ゴミを買っている」のと同じだ 2015/08/19 トヨタ生産方式の具体的な進め方を6回程度に濃縮してお届けする本連載。前回、トヨタ式の起点が5S(「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」)にあると説明した。これらは一緒にされることも多いが、まったく違う意味を持つ。前回はそのうち、「整理」と「整頓」がどう違うのか、そしてそれを具体的に進めるための手順を解説したが、今回は5Sの後半、「清掃」「清潔」「しつけ」の進め方を紹介しよう。
記事 生産・製造管理・PLM トヨタ生産方式を実践、「整理」と「整頓」を行う4つの手順とは 2015/07/24 これまでトヨタ生産方式(トヨタ式)のものの見方や考え方、行動の仕方を中心に書いてきた。では、実際に自分が働く職場や会社で、トヨタ式を本格的に導入しようと考えた時、具体的にどのようなことを、どのような順番で進めていけばいいのだろうか。これから複数回にわたり、「こういうやり方で進めるとうまくいく」という具体的な方法を記載していく。関心のある方は「読む」だけではなく、是非「実行」に移していただきたい。
記事 品質管理 なぜ「安全第一」を第一にできないのか? トヨタが大規模リコールで学んだ風土づくり 2015/04/23 4月12日に起きた山手線・神田~秋葉原間の電化柱倒壊事故は列車の運休が長引きおよそ40万人に影響を与えることになった。幸い死傷者などはなかったものの一歩間違えれば大参事になるところだった。そして2日後の14日、韓国機アシアナ航空162便が広島空港で着陸した際、滑走路からそれ、20人前後の乗客が怪我を訴えることになった。相次ぐ事故を前にトヨタ式で大切な「安全と品質はすべてに優先する」風土づくりを紹介したい。
記事 BPM・BPR リード エグジビション ジャパン、2016年春に名古屋で製造業向け展示会を開催 2015/04/10 リード エグジビション ジャパンは、ものづくりをテーマにした展示会を名古屋で初開催することを発表した。
記事 品質管理 クックパッド、グリー、ミクシィ、ネクストの品質管理マネージャが本音で語る(後編) 2015/03/30 ソフトウェアテスト分野で国内最大のシンポジウム「JaSST'15 Tokyo」が2月20日、21日の2日間、東洋大学で開催されました。
記事 品質管理 クックパッド、グリー、ミクシィ、ネクストの品質管理マネージャが本音で語る(前編) 2015/03/27 ソフトウェアテスト分野で国内最大のシンポジウム「JaSST'15 Tokyo」が2月20日、21日の2日間、東洋大学で開催されました。そこで行われたセッションの1つ「Web.JaSST ~ウェブ開発のテスト~」」では、ミクシィ、ネクスト、クックパッド、グリーの品質管理(QA:Quality Assuarance)マネージャが登壇し、Web開発やモバイル開発分野の品質やテストにおいて、これまで乗り越えてきた課題、現状、そしてこれからの可能性について語りました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。
記事 品質管理 品質への取り組み調査、コニカミノルタが初の首位 日経リサーチ調査 2014/10/27 日経リサーチは27日、一般財団法人日本科学技術連盟による「企業の品質経営度調査」の第8回調査結果の一部を発表した。これによると、コニカミノルタが初の総合首位に選ばれた。2位は、歯科材料製造のジーシー(東京都板橋区)が入った。
記事 業務効率化 JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(後編) 2014/10/20 鉄道は乗客を安全に運ぶという点で信号や列車の制御システムに非常に高い品質が求められる一方、ダイヤなど旅客情報については大量の情報を処理して乗客に提供しなければならないという複雑なシステムで構築されています。そして現在そのシステムの多くがIT化されています。鉄道の安全性や正確性、そして快適性などをITがいかに支えてきたのか。9月11日に東洋大学で開催された「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」では、JR東日本のIT化や品質向上の取り組みについて東日本旅客鉄道株式会社 松本雅行氏のセッション「鉄道信号システムへのアシュアランス技術の適用」が行われました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。
記事 業務効率化 JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(中編) 2014/10/17 鉄道は乗客を安全に運ぶという点で信号や列車の制御システムに非常に高い品質が求められる一方、ダイヤなど旅客情報については大量の情報を処理して乗客に提供しなければならないという複雑なシステムで構築されています。そして現在そのシステムの多くがIT化されています。鉄道の安全性や正確性、そして快適性などをITがいかに支えてきたのか。9月11日に東洋大学で開催された「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」では、JR東日本のIT化や品質向上の取り組みについて東日本旅客鉄道株式会社 松本雅行氏のセッション「鉄道信号システムへのアシュアランス技術の適用」が行われました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。
記事 業務効率化 JR東日本が語る、鉄道の安全性や正確性をITがいかに支えているのか(前編) 2014/10/16 鉄道は乗客を安全に運ぶという点で信号や列車の制御システムに非常に高い品質が求められる一方、ダイヤなど旅客情報については大量の情報を処理して乗客に提供しなければならないという複雑なシステムで構築されています。そして現在そのシステムの多くがIT化されています。鉄道の安全性や正確性、そして快適性などをITがいかに支えてきたのか。9月11日に東洋大学で開催された「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」では、JR東日本のIT化や品質向上の取り組みについて東日本旅客鉄道株式会社 松本雅行氏のセッション「鉄道信号システムへのアシュアランス技術の適用」が行われました。本記事ではその内容をダイジェストで紹介します。
記事 イノベーション 東芝、遊休施設活用の植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」で野菜を生産開始 2014/09/30 東芝は30日、神奈川県横須賀市にある植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」で野菜の生産を開始したことを発表した。
記事 品質管理 東京海上日動システムズ前社長 横塚裕志氏が語る、新しい時代の「品質」の定義 2014/09/29 ソフトウェアがビジネスの成否を握る時代に、ソフトウェアの品質はどう定義されるのか。9月10日から12日の3日間、東洋大学で開催された日本科学技術連盟主催の「ソフトウェア品質シンポジウム 2014」(SQiP 2014)基調講演では、東京海上日動システムズ顧問 横塚 裕志氏が登壇。「ビジネスが変わる…品質が変わる」と題し、ビジネスがソフトウェアによって作られていく時代のソフトウェア品質について、新たな考え方が提唱されました。そしてこの新しいソフトウェア品質に基づくと、従来のIT業界におけるビジネスモデルやマインドを大きく変える必要があることも説かれています。基調講演の内容をダイジェストで紹介します。
記事 クラウド 東京海洋大学とNECソリューションイノベータ、共同で「NEC 養殖管理ポータル」を開発 2014/04/08 NECソリューションイノベータは8日、水産養殖の飼育業務の記録、モニタリング、データ分析が可能なクラウドサービス「NEC 養殖管理ポータル」を、東京海洋大学と共同で開発したことを発表した。
記事 政府・官公庁・学校教育IT 崩落事故から学ぶ社会インフラの維持管理に関する3つの課題、5つの対応策 2013/02/26 2012年12月、中央自動車道の笹子トンネルで天井のコンクリート板が崩落し、多数の死傷者が出るという痛ましい事故が発生した。笹子トンネルはその長さと交通量の多さから、「AA」ランク、すなわち最も手厚い維持管理と設備設置が行われていたはずのトンネルだった。にもかかわらず、なぜ今回のような事故が起きてしまったのか、これまでの維持管理にどんな問題点があったのか。日本は今回の事故を社会インフラ共通の課題として捉え、安心と信用を取り戻すための対応策を真剣に考えるべき時期を迎えている。
記事 セキュリティ戦略 アズビル、制御システムセキュリティ対策製品「VISUACT-V」を発売 2012/12/25 ビルディングオートメーション事業などを手がけるアズビルは25日、電力、ガス、水道、交通管制センターなどの重要インフラおよび石油・化学プラントや各種工場などで稼働する制御システムのサイバーテロ対策として、同社子会社のアズビル セキュリティフライデーと開発したサイバー攻撃およびマルウェア感染を早期に検知する「VISUACT-V(ビジュアクトV)」を販売すると発表した。
記事 品質管理 東芝ソリューション、製造業の市場品質情報を統合管理する「PQTMeister」を発売 2012/12/20 東芝ソリューションは20日、製造業向けに市場品質管理ソリューション「PQTMeister(ピーキューティマイスター)」を販売すると発表した。グローバルで市場品質情報を統合管理し、素早い市場処置の対応による企業価値向上を実現する。