記事 自動運転 「空飛ぶクルマ」は本当に実用間近なのか?参入相次ぐ一方、解決されない「二大課題」 2024/03/06 さまざまな企業が参入する「空飛ぶクルマ」。画期的な技術が生まれ、米国ではすでに「空飛ぶタクシー」の事業化に向けた動きもみられる。しかし、現時点で完全電動式の空飛ぶクルマは実用レベルに達しているとは言いがたく、「空飛ぶクルマ」と言いつつも実際は大型ドローンのような利用になるものが多い。注目の各社の動向を追うとともに、空飛ぶクルマが抱える課題に迫る。
記事 自動運転 ソニーだけじゃない、家電メーカーが「EV覇権」を握る日が近い「これだけの根拠」 2024/02/29 自動車とはガソリンエンジンを含めさまざまなパーツの複合体である。ところがEVの出現はパーツ数の大幅減など、自動車製造工程に大きな変化を与えた。現在EV市場でトップを走るテスラやBYDがそもそも自動車メーカーからスタートしていないことからも、EVとガソリン車とでは常識が異なることが分かる。今後の自動車製造はどのように変化するのか。その鍵を握る業界が家電・電子機器メーカーだろう。電子機器を知り尽くし、これまでサプライヤーとして自動車メーカーにソフトやハード機器を販売してきたメーカーが本格的にEV製造に乗り出す時代はすぐそこまで迫っている。
記事 EV(電気自動車) 日本の自動車産業が超ヤバい?重要パートナー「タイ」から見放されるかもしれない理由 2024/01/17 日本メーカーのEV(電気自動車)対応の遅れが、いよいよ外交面にも影響を及ぼし始めている。昨年、ASEAN首脳会議出席のため来日したタイのセター首相は、日本に対して「迅速に動かないと巨大なサプライチェーンが危険にさらされる」と異例の発言を行ったからだ。
記事 自動運転 最近のコンセプトカーあるある「顔にモニター」は何のため?答えに潜む「車の未来」 2024/01/15 「自動運転は危険」という意識はまだまだ根強い。だがデータ上では、自動運転は人が運転する場合に比べて事故件数が少ない。自動運転が今後発展するためには、人の意識そのものを変える必要があるが、その時にカギとなるのが車体のビジュアルだ。自動運転とビジュアルの密接な関係には、これからの車の在り方が隠れている。
記事 PC・スマホ・IT・AV機器製造 スマホの負け組“マイクロソフト”、「10年越しの完成形」爆誕、敗者復活となるか? 2023/11/08 米マイクロソフトが中国レノボ傘下のモトローラと提携し、「ポケットで持ち歩けるパソコン」と銘打ったスマホを誕生させた。ThinkPhoneと名付けられた、一見何の変哲もないスマホだが、USBタイプCケーブルでモニターに接続すると「Windows 365 クラウド PC」に早変わりする。スマホ全盛の時代の中でマイクロソフトはスマホ事業で失敗を繰り返してきたわけだが、今回のThinkPhoneは一体何がどう違うのか。想定される利用シーンやThinkPhoneの仕組みなどと併せて解説する。
記事 製造業IT 単なる下請けではない?最強の町工場「浜野製作所」の“スゴイ事業”に依頼殺到の理由 2023/10/18 近年、EVシフトなどのパラダイムシフトが起こる中、国内製造業はこれまで築き上げてきた製造技術・ノウハウの行き場を失ってしまう危機に直面している。こうした中で、今、培った製造技術・ノウハウの提供先としてスタートアップとの連携に注目が集まっているのだ。今回は、業界でも先陣を切ってスタートアップのものづくり支援をスタートし、今やスタートアップに限らず、大企業からもモノづくりの依頼が殺到する墨田区の浜野製作所のビジネスモデルを解説したい。
記事 製造業IT 【日本企業のDX意識調査】結果まとめ、担当者が共感する“あるある課題”の第1位とは 2023/10/16 2023年9月、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の支援、コンサルティングなどを行うINDUSTRIAL-Xは、2020年、2021年、2022年に続いて実施した「DX実現に向けた課題と意向調査2023年版」の結果を発表しました。今回は、この調査で明らかになった、日本企業のDX推進の課題や必要となる新たな検討事項の変化などについて見ていきます。
記事 人材育成・人材獲得 【単独】「新しいことは若い人がやればいい」元F1ドライバー中嶋悟流の後継者育成術 2023/10/12 日本人初のフルタイムF1ドライバーとして、日本のモータースポーツを切り開いてきた中嶋悟氏。ドライバー引退後も自身のレーシングチーム「NAKAJIMA RACING」を立ち上げ、モータースポーツ人気を支えてきた。そんな中嶋氏も現在はチームの監督業を後任に委ね、日本レースプロモーション(JRP)の会長職も退いた。70歳の節目を迎えた中嶋悟氏に、モータースポーツの変遷と現在、人財不足が叫ばれる業界の後継者育成の「中嶋流哲学」などをSeizo Trend編集部が単独インタビューで聞いた。
記事 セキュリティ総論 TSMC関連企業がランサムウェアで7,000万ドル要求される──真の危険性を調べると? 2023/08/08 2023年6月30日付で、CNNをはじめ各メディアが「台湾TSMC(台湾積体電路製造)の関連企業がランサムウェアの攻撃を受け、7,000万ドルの身代金を要求されている」と報じた。TSMCという世界的な半導体メーカー(ファウンドリ)の名前が挙がり、7,000万ドルという破格の身代金は過去にあまり例がないため比較的大きなニュースとなった。しかし、本当に重大なインシデントだったのだろうか? 事件を過小評価するのも危険だが、過大評価は攻撃者を利することにもなる。
記事 グローバル化 いよいよ「日本を抜き去る」インド市場、アップルやアマゾンなどテック大型投資まとめ 2023/08/03 (株)旺文社 マネジメントサービス部総務グループ 町田俊樹 「NHKスペシャル 混迷の世紀 第10回 台頭する“第3極” インドの衝撃を追う」をたまたまテレビで観ました。 インド政府が整備したデジタル・プラットフォームを推進力に急成長し、インド国内にユニコーン企業が次々と誕生している状況下で、デジタル分野で欧米の『デジタル植民地』になることを危惧し、過去、植民地支配された不幸な歴史に再び欧米から搾取されたくないというインド人の母国愛に心をうたれました。 インド国内および海外で学び、欧米で働き、グーグルなど世界のトップ企業で従事し成功したその経験と蓄積を母国でさらに花をさかせようとする推進力は世界を動かすことが出来る可能性を持った強国と認識しました。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 牛肉大国 米国で続く「和牛」人気、50年で独自進化? すし・和食と違う「流行の秘密」 2023/07/14 世界一の牛肉消費量を誇る米国。そんな「牛肉大国」で、ひそかな和牛ブームが続いている。北米エリアで見ると和牛の市場規模は年率4.8%のペースで成長する見通しで、米国の一部地域では庶民の味であるハンバーガー店で使われるほど和牛が定着しているという。米国における和牛の成功には、比類なきおいしさや希少価値だけでなく、すしや和食とは異なる成功の秘訣が隠されているようだ。本稿では、米国和牛の歴史を振り返りつつ、独自の進化を遂げたブランド力を解説する。
記事 製造業IT 「2023年版 ものづくり白書」要点まとめ、製造業を脅かす“事業リスク”を10分完全網羅 2023/06/27 (株)エスアンドエフ ターンキープロジェクツ 垣内鎮夫 日本の製造業は効率の悪い従来の生産方式を変えようとせず、初期投資額の高低にのみを投資基準と考え、Total Costと一人当たり生産性の比較を投資基準としていない。その結果効率が格段と高い新しい生産プロセスへの転換をせず伝統的なプロセスから抜けられない。
記事 製造業IT アリババ「事業6分割」に見る中国テック企業の限界、中国共産党の影響力とは…? 2023/06/22 中国のネット通販最大手のアリババ集団(アリババ・グループ)が、6社分割を決定し、大規模なリストラを進めている。米国ではGAFA(米グーグル、米アップル、米フェイスブック〈メタ〉、米アマゾン・ドット・コム)と呼ばれる巨大プラットフォーム企業が相次いでリストラを余儀なくされており、同じ流れにも見えるが、中国の場合、別の要因が加わっている。それは中国共産党とのギリギリの駆け引きである。
記事 製造業IT Seizo Trend キーパーソンインタビュー 2023/06/01 日本の製造業が置かれる競争環境は厳しさを増す中、今後、どのような取り組みがあれば日本のものづくりはさらなる飛躍を遂げることができるでしょうか。生産性向上の必要性が語られる中で、デジタル化以前の課題を多く抱える日本企業は、何から取り組めば良いのでしょうか。モノづくりにゆかりのある有識者にインタビュー取材を実施しました。
記事 ロボティクス・ドローン ついに公道走行解禁、配送ロボット本格活用に必要な「歩み寄り」とは何か 2023/05/02 改正道路交通法が4月に施行され、ロボットの公道走行が可能になった。自動配送ロボットの社会実装が本格化したのは確かだが、大きさや速度域には制限があるなど課題はまだまだ多い。課題がある中でもロボットを活用するにはどうすれば良いだろうか。ロボット活用は屋内でも進むはずだが、もっと大胆にロボットが使われる時代を招き寄せるにはどうすればいいのだろうか。
記事 BCP(事業継続) 物が届かなくなる原因は「2024年問題」だけでない? 物流で備えるべき“最悪の脅威” 2023/05/01 物流は重要な社会インフラであり、物流が機能しなければ経済は成り立ちません。最近では人手不足をはじめとした2024年問題などから、物が届かなくなる未来も指摘されています。しかし災害の多い日本においては、地震や大雨、新型コロナのような感染症など、物流機能を止める脅威が多く存在しています。こうした有事の際でも、医薬品や食料など必要物資を届けなくてはなりません。そこで今回は、物流面のBCP策定に重要なポイントなどについて解説します。
記事 国際標準化 【現地取材】ハノーバーメッセ2023、テーマ「変化をもたらす」で重視された7分野とは 2023/04/25 インダストリー4.0による産業革命を推進するドイツで毎年開催されている産業見本市「Hannover Messe 2023(ハノーバーメッセ2023)」が、2023年4月17日~21日にドイツのハノーバー国際見本市会場にて行われました。ドイツのインダストリー4.0のコンセプトは2011年のハノーバーメッセで発表されており、近年はデジタル製造技術の進捗確認の場として注目されるようになっています。ここではドイツ現地を訪れた筆者がハノーバーメッセ2023について複数回にわたって詳細なレポートを提供していきます。今回はイベントの概要と注目トピックス、データ連携基盤・データエコシステム強化の動きなどを紹介します。
記事 製造業IT TSMCが世界1位になれた理由、開花するまでの「30年にわたる孤独な戦い」の全貌 2023/04/21 米中対立の激化によって、半導体製造技術がビジネス面ではもちろんのこと、国家安全保障の分野においても重要な武器となりつつある。世界のトップを行くのは台湾TSMC(台湾積体電路製造)であり、残念なことに日本勢は手も足も出ない状況である。政府は国策によって半導体産業を復活させようとしているが、TSMCがなぜここまでの企業に成長したのかという本質を理解しなければ、実現は難しいだろう。
記事 製造業IT 半導体「世界大戦」にどこが勝つ? 次の大国は「インドで決まり」の納得理由 2023/04/19 デジタル社会や産業全体を支える重要基盤「半導体」。今や、各国の経済安全保障の要である。しかし、新型コロナの流行で引き起こされた世界的なサプライチェーンの大混乱や、緊張が高まる地政学的な要因から半導体不足が顕著になった。そのため、米国やEU、日本、中国などが軒並み、自国・地域内における先端半導体の自給体制構築に巨額を投じ始めている。しかし意外と知られていないのが、インドも壮大な半導体製造計画を持っていることだ。IT業界に数々の優秀な人材を送り出すインドが、半導体大国に生まれ変わろうとしている。
記事 製造業IT 自動運転実現にEVは不可欠? 両者が「相性バツグン」の知られざる理由 2023/04/07 世界の自動車メーカーは、交通事故による死傷者、重篤な傷害者をゼロにしようと志し、自動運転の実現へ向け開発を続けている。この自動運転、実現においては、電気自動車(EV)と相性がよいとされる。一体その理由は何なのか。今回は自動運転とEVの関係を解き明かす。
記事 製造業IT 日本経済がドイツ・韓国に完敗した理由、分岐点となる「90年代」に何を間違えた? 2023/04/07 (有)wp 総務 和日一児 経済における競争力とは価格競争力である以上、現地での販売価格に大きく影響する為替が重要な意味を持つことは不動の真理である。良いもの、他には真似できない製品であっても価格競争力がなければ売れることはない。 また、ドイツにはこれまでも勝っていなかったのだから追い抜かれたと思うことが的外れなのはその通りとして、韓国に追い抜かれるという方には少なくともここ数年十数年において現実妥当性が無い。たとえば、韓国の平均賃金が日本を抜くということがセンセーショナルに言われることがあるが、これは韓国の長時間労働の結果であって、賃金率、わかりやすく言えば時間当たり賃金にはまだまだ差があることを忘れている。これは見方を変えれば、時間当たりの労働生産性が韓国はまだ日本よりかなり低いということでもある。しかも、その韓国の長時間労働に対して韓国政府は削減に向かって動いている。そして、さらに現在の韓国は高齢化がまだ本格化していない一方で少子化が進んだ結果、従属人口指数が非常に低いが、今後一気に高まることが不可避である。これらを考慮すれば、韓国に追い抜かれることはいずれあるにしてもそうすぐ起きるものではない。ドイツが上、というものとは全然並列できないものである。
記事 ロボティクス・ドローン 大規模言語モデルでロボットはどう進化するのか、いい意味で「予測不可能」な未来とは 2023/04/04 ChatGPT、GPT-4が革新をもたらしつつある。史上最速で利用者数1億人を突破し成長し続けるアプリケーションとなり、日々、新たな活用方法が発見され、ビジネス化されている。今や世界中の人たちが「大規模言語モデル(LLM)」、あるいは「基盤モデル」のパワーを知ることになった。ロボットによって収集されるさまざまな種類のセンサーデータの活用や、逆にロボット自体を制御することにも、それらの力は使える。日々新たなことが起きている世界だが、現段階での動きを見てみよう。
記事 新製品開発 IHI 小宮義則CDOに聞く「超縦割り組織」のDX、進め方の極意とは 2023/04/04 歴史ある大手製造企業として、日本の三大重工業の一角を担うIHI。多種多様な製品ジャンルごとに事業部門が分かれ、それぞれで異なる業務プロセスとカルチャーを持つ同社は現在、事業の垣根を超えた全社規模のDXに取り組んでいる。その方針や具体的な内容、さらには同社ならではの困難や苦労、「超縦割り組織」でDXを浸透させる方法について、全社CDOを務める小宮義則氏に赤裸々に語ってもらった。
記事 製造業IT 「Manufacturing-X」とは何か? いま製造業で起きている“見落としてはいけない”最新動向 2023/03/31 近年、欧州を中心に、企業・業界間の垣根を超えて、各企業が事業を通じて蓄積したデータを共有し、新たな価値の創出を目指そうとする取り組みが急速に進んでいる。また、そうした取り組みを推進する存在として、 「IDSA」や「GAIA-X」、「Catena-X」などが注目を集めている。このように、データ共有の在り方を模索する流れがある中で、現在、製造業固有のデータ共有の在り方を整備しようとする「Manufacturing-X」と呼ばれるデータ共有基盤構築に向けた構想が立ち上がってる。今回は、Manufacturing-Xとは何かをやさしく解説する。
記事 その他 IHIに聞く「高難度DX」の進め方、デジタル変革を阻む「3つの壁」の正体とは? 2023/03/30 2022年6月に、経済産業省と東京証券取引所が選定する「DX銘柄」の1社に選ばれたIHI。同社のように規模が大きくかつ歴史の古い企業ほど、DXのような大変革を伴う施策を成し遂げるのは難しいと言われる。伝統的に、自分たちが作るモノの「手触り」を大切にする伝統的な日本企業であればなおさらだ。そんな中、同社はこれまでどのような困難に直面し、それをどのように乗り越えてきたのか。2017年に経済産業省から同社に転身し、現在CDO(最高デジタル責任者)としてDXの取り組みを率いるの1人といえば、IHI 常務執行役員 高度情報マネジメント統括本部長 小宮義則氏に話を聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM “モノが届かない”恐ろしすぎる未来…SCMで考えるべきは超有効な「2つの備え」 2023/03/24 物流の2024年問題が目前に迫る中、「モノを届けられなくなる」という恐ろしい事態が起きようとしています。これを現実として起こさないためには、物流系の企業だけでなく、物流を利用するあらゆる企業がこの問題について直視しなければなりません。そこで有効策として期待されているのが「フィジカルインターネット」です。実現に向けて政府や大手企業などがすでに動き始めていますが、どの企業もフィジカルインターネットが実現する未来に備える必要があります。では、具体的にどのような備えが必要なのでしょうか。
記事 製造業IT 「さすが」のトヨタとソニー、 社長交代にみる“昭和型企業”の生き残り戦略とは 2023/03/17 ソニーグループ(以下ソニー)、トヨタ自動車(以下トヨタ)という日本を代表する二社で、時期を同じくして社長交代の発表がありました。ともに業績が順調な中でのトップ交代であり、一見すると既定路線に沿った人事にも思えますが、両社が時を同じくしてトップ人事を断行したのは決して偶然ではないと考えています。今回は、トップ人事からうかがわれる両社に共通した思惑をくみ取りつつ、急激に曲がり角を迎えている昭和企業のあり方を探ります。
記事 製造業IT 『DX白書2023』の要点まとめ、調査でわかった日米の「圧倒的な差」とは 2023/03/15 情報処理推進機構(IPA)は、企業のDX推進を目的に、日本および米国の企業のDXに関する企業戦略、人材、技術について調査・分析した結果を「IPA DX白書2021」として2021年10月に発行しました。2023年2月には、それに続く第2弾として「IPA DX白書2023」が公開されました。本白書では2022年度の国内のDX事例の分析に基づくDX取り組み状況の概観、日米企業のアンケート調査結果の経年変化や最新動向、DX推進への課題や求められる取り組みの方向性などについて解説しています。今回は、この「IPA DX白書2023」から読み取れる日米のDXの違いや、今後企業が取るべき対応について考察します。
記事 ロボティクス・ドローン 家庭用棚搬送ロボ「カチャカ」や共通規格「Matter」に見るスマートホーム未来像 2023/03/09 ロボットやAI、IoT機器が活用される未来の家庭、暮らしはどんなものになるのだろうか。どんな悩みを解決し、どんな利便性を提供してくれるのだろうか。そこまでの道筋はどうなるのか。今回は、Preferred Roboticsが発表した家庭用の棚搬送ロボット「カチャカ」と、注目が集まるスマートホーム向けIoT機器の相互接続用共通規格「Matter」から未来の暮らしに思いをはせたい。
記事 新製品開発 AI活用で歩く速さ2.5倍の「ムーンウォーカーズ」、米国生まれ“夢の靴”の正体を探る 2023/03/01 もっと速く、もっと楽に目的地にたどり着きたい──そうした思いから人は自転車、自動車、飛行機などの乗り物を発明してきた。しかし最近、米国のあるスタートアップ企業が、どんなスニーカーでも歩行スピードが最大250%早くなるという、夢のような装置「Moonwalkers(ムーンウォーカーズ)」を開発した。米国ですでに予約販売が開始されており、新たな移動手段として大きな話題を呼んでいる。一体どんな装置なのだろうか。仕組みや考えられる用途など、その進化の可能性を探る。