記事 BPM・BPR 政府CIO補佐官 平本健二氏:日本の成長戦略の要はITの共有する力とつなぐ力 2013/09/05 日本政府は“世界最高水準のIT社会”の実現に向けた数々の取り組みを行っている。今年6月には成長戦略となる「日本再興戦略」を閣議決定し、同時にこれを支えるIT戦略も定めた。その中で重要な鍵を握るのが、ビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)を活用したモデリングの実現だ。BPMフォーラム2013にて、政府CIO補佐官 兼 経済産業省CIO補佐官の平本健二氏が、業務改革におけるBPMの重要性と政府の具体的な取り組みについて語った。
記事 レガシーマイグレーション ホンダのIT部門が取り組んだ、グローバルにおけるシングルオペレーション化とその成果 2013/09/02 四輪や二輪に加え、最近では太陽光発電や航空、ロボット事業にも注力している本田技研工業。同社のIT部門では、“グローバルにおけるシングルオペレーションを目指す”というビジネス側の要求に即応するため、IT構造改革に取り組んでいる。その1つが、老朽化資産の見える化およびシステムの標準化だ。日本能率協会コンサルティング主催のIT経営セミナー「ビジネスを加速する情報資源管理」にて、本田技研工業 IT本部 コーポレート・セールスシステム部 コーポレート・セールス推進ブロック 主任の有馬勉氏が、実際の取り組み内容とその成果について語った。
記事 BPM・BPR 日本BPM協会 横川省三氏が語るBPM取り組みのポイント--プロセスと実態の一致がキモ 2013/08/30 BPM(ビジネスプロセス・マネジメント)に取り組む企業が増えてきた。BPMが必要とされる背景について、日本BPM協会 理事 横川省三氏は「BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)以降、日本企業の業務改革は悪循環に陥っている」と指摘する。それは、経営層がなかなか改革をリードできないといったことであったり、部長が組織の壁に遮られているといったこと、課長が現場のモチベーションを上げられないといったことや、情報システム部門がメンテナンスに追われて新しい取り組みができないといったことだ。こうした改革推進上の問題を解決するアプローチとして注目されるBPMへの取り組みのポイントについて、横川氏がBPM Forum 2013で語った。
記事 BPM・BPR 石油資源開発が語る、BPM活用で実現した業務プロセス進化のサイクル 2013/08/16 1970年4月に設立された石油資源開発は、石油や天然ガスなどのエネルギー資源の探査/開発/販売事業を展開し、これらに関連した掘削請負事業なども手がけている企業だ。これまで同社は、主に国内市場でビジネス活動を行ってきたが、さらなる事業拡大を目指し、海外市場へと軸足を移しつつある。そこで必要となってきたのが、社内の業務改革だ。元石油資源開発 情報システム部長で、現在は地球科学総合研究所 環境技術部長の渡辺賢一氏と、石油資源開発 IT業務支援グループ長 プロジェクト・リーダーの藪根正樹氏が、BPMフォーラム2013で、自社のさまざまなITプロジェクトにBPMを採用した背景と実際の取り組みについて語った。
記事 グローバル化 ANA岡田圭介副社長が語る、グローバルでの生き残りをかけた業務プロセス改革 2013/08/12 航空業界における国際競争が激化する中、全日本空輸(ANA)グループではさまざまな業務プロセス改革に取り組んでいる。たとえば今は国境を超えた他社との協業が必須だ。その一方で、日本の高い品質を維持し続けることも非常に重要だ。SoftBank World 2013で登壇したANA 取締役副社長の岡田圭介氏は「お客さまのほうが変化スピードは速い。気が付いた時には、我々は取り残されてしまっているのではないか。その恐怖を認識した」という。こうしたことから行われた「顧客に焦点を当てた業務プロセス改革」とはどのようなものだったのか。岡田氏が語った。
記事 人材育成・人材獲得 アサヒグループHD 泉谷 直木社長:強いミドルの改革能力を育む10の発想転換ポイント 2013/08/05 国内でビール類を中心とした酒類事業から飲料事業、食品事業を展開するアサヒグループ。今や海外売上高比率も10%を超え、2012年12月期の連結売上高は1兆5,791億円にのぼる。主力のビールは国内で3年連続トップシェアだ。同グループでは、企業の長期的価値を高めていくために、ミドル層の改革マインドを育むための取り組みに注力している。BPMフォーラム2013で登壇したアサヒグループホールディングス 代表取締役社長の泉谷直木氏が、同社の躍進を支える10の視点と、改革を進める上での注意点について語った。
記事 プロジェクト管理・ワークフロー管理 日立Solとブレイズ、ビジネスルール管理ソリューション「Progress Corticon」を提供 2013/03/29 日立ソリューションズとブレイズ・コンサルティングは協業し、「ビジネスルール管理システム Progress Corticon(プログレス コーティコン) BRMSソリューション」の提供を、4月1日から開始すると発表した。戦略・戦術に沿って業務ルールの変更を俊敏に業務システムへ適用することが可能な仕組みをつくり、効果的な業務ルールのマネージメントを実現するというもの。
記事 政府・官公庁・学校教育IT 経産省CIO補佐官 平本健二氏が語る、BPM/BPMNによる業務・調達プロセス最適化 2012/12/05 ビジネス環境が急速に変化するなかで、企業は変化に柔軟に対応できるよう、プロセスの柔軟性を高め、効率化による競争優位性を確立する必要がある――そう語るのはBPM(ビジネスプロセスマネジメント)の専門家としても知られる平本健二経済産業省CIO補佐官だ。平本氏は、政府内の業務・システムの最適化や調達プロセスにBPMを適用することも想定した調査研究結果を踏まえ、「いま、なぜBPMなのか」について語った。
記事 BPM・BPR BPM製品市場シェア、IBMが1位を維持 大企業への導入が進行 2012/09/05 国内BPM/BAM市場の2011年度の出荷金額は約61億円で、前年度比17.9%増と大幅な伸びとなった。これは、シェアの上位から中堅にかけてのベンダーの出荷金額が軒並み増加したことが原因で、大企業への導入が進行しているという。調査を実施したアイ・ティ・アール(以下、ITR)によれば、2012年度も同18.9%増と、引き続き大きな伸びを予測しているという。
記事 BPO・シェアードサービス トヨテック 木村和雄社長:トヨタグループ販売店の構造改革を成功に導いたカギ 2012/04/19 1990年初頭のピーク時には800万台を超えていた国内自動車販売台数は、2010年代にはほぼ半減している。こうした国内市場の急激な縮小に伴い、東京のトヨタ販売店グループは一丸となり、身の丈にあった経営を目指して、さまざまな構造改革を推進してきた。その中心的な役割を担ったのが、販売店などのグループ会社を束ねる「トヨタアドミニスタ」だ。同社では縮小市場でも活路を見出すため、シェアードサービスによる事業効率化を推進してきた。3月6日に開催された「BPMフォーラム2012」では、この構造改革を推進してきた中心人物の一人であるトヨテック 代表取締役社長 木村和雄氏(前トヨタアドミニスタ 専務取締役)が登壇し、パラダイムシフトとなったグループ化までの道程や、グループ経営体制に移行するにあたり留意した点などについて熱弁を振るった。
記事 BPM・BPR ある油圧機器メーカー社長が掲げた「特注品で売上を伸ばす」を実現したBPMの取り組み 2012/04/12 リーマンショックで売上が半減したある油圧機器メーカーの社長が掲げた経営目標は、「特注品で新分野を開拓し、売上・利益を伸ばそう」であった。しかし、それを実現するためには、4つの阻害要因があった。この難問の原因を突き止めて、同戦略を実現するべく活用されたのが、日本BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)協会が策定した新・推進フレームワークだ。同フレームワーク策定を主導した岩田研究所代表の岩田アキラ氏、油圧機器メーカーに実装したワディットのBPMコンサルタントの和田正則氏が、それぞれパネルディスカッションで解説した。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 三菱商事ユニメタルズ 大三川越朗CIO:在庫・受発注管理の課題を解決した業務プロセス改革 2012/04/06 三菱商事ユニメタルズは、非鉄金属や地金を取り扱う総合商社だ。ここ数年の間に三菱商事の非鉄関連子会社を統合、さらに三菱商事からの業務移管を受けて、大きく成長し始めている。同社の主な取り扱い製品の1つに建材/店舗資材があるが、従来の店舗資材取引のやり方には非効率な部分が数多くあった。そこで同社 CIO/情報システム室長の大三川越朗氏は、業務プロセスを含めた大改革に乗り出すことになる。その具体的な取り組みとはどのようなものだったのか。3月6日に開催されたBPMフォーラム2012の基調講演で登壇した。
記事 競争力強化 良品計画 松井忠三会長:“無印良品は終わった”から奇跡の復活を遂げたトップマネジメントの極意 2012/04/02 衣服・食品・生活雑貨などを企画・販売する「無印良品」。その運営母体が良品計画だ。無印良品は1980年12月に西友のプライベートブランドとして始まり、1990年3月に西友から分離、直営店は1989年6月に設立されていた良品計画へと移管された。そこから良品計画の第一期が始まる。同社は“わけあって安い”をブランドコンセプトに掲げ、設立からの10年間、右肩上がりの成長を遂げた。しかし2000年に入って失速、それを機に抜本的な企業改革に乗り出す。3月6日に開催されたBPMフォーラム2012から、当時の社長で改革の陣頭指揮を執った良品計画 代表取締役会長の松井忠三氏の講演をレポートする。
記事 IT投資・インフラ戦略 【CIO対談:昭和シェル石油 情報企画室長 久保知裕氏】情報システム部門の自己改革~「コミュニケーションとゴールセッティング」 2012/03/26 ユーザー部門の業務改革を期待される情報システム部門の中には、自部門の改革も着実に進めているところがある。彼らは、どのような自己改革を成し遂げたのだろうか。本連載では、情報システム部門のトップに自ら語っていただこう。第14回は、昭和シェル石油の情報企画室長、久保知裕氏に話をうかがった。
記事 人件費削減 ダウンサイジング、リストラ、リエンジニアの違いは何か:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(32) 2011/07/26 ITの世界では新しいことが次々と生まれている。そのため、IT投資が効果をあげるには、永続的な企業改革が欠かせない。企業改革の実態は多様だが、インフォメーション・エコノミーの枠組みで整理すると、ダウンサイジング、リストラ、リエンジニアの3つに大別できる。それらの違いをしっかり見極めれば、何が成果につながるか、その道筋が見えてくるはずだ。
記事 EAI・ETL・SOA 日本IBM、ビジネスプロセス管理(BPM)の新製品「IBM Business Process Manager」を発表 2011/06/07 日本IBMは7日、ビジネスプロセス管理(BPM)ソフトウェア の新製品「IBM Business Process Manager」を6月17日から提供すると発表した。
記事 IT投資・インフラ戦略 効果のない仕事をITで効率化してはいけない:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(27) 2011/02/18 ITを使えば、どんな作業も「効率化」することができるが、そこに落とし穴もある。社内を見わたすと、かつて重要であったとしても、現在は意味を失っている業務もあるはずだ。ITの導入に際しては、企業の価値創造にとって何が必要か、本質を問う姿勢で業務の洗い直しをしなければ、「効果のない仕事を効率化する」ことでムダを増大させてしまう。既存の枠内で速さを競う「効率化」ではなく、革新が続くITを活用して新しい仕組みを「効果的に」創出していくことが重要だ。
記事 開発総論 コンバージョンかリホストか、経営層を納得させるレガシーマイグレーションの手法 2010/12/07 ITシステムが企業の業務に深く浸透した今、あらためてレガシーマイグレーションが、IT投資を考える上で大きな課題となってきている。早くからシステム導入を進め、多くのシステムを抱えてきた企業ほど、その悩みは大きい。ここでは、4つのレガシーマイグレーションの手法と特徴をみるとともに、実際にマイグレーションプロジェクトをどのように進めるのか、さらに成功/失敗のポイントをみていこう。
記事 BPM・BPR BABOKとは何か?5分で理解するビジネス革新のベストプラクティス 2010/09/06 最近、まったく異なる分野の商品やサービスを組み合わせて、従来では考えられなかった新しいサービスや製品を生み出し、大ヒットを飛ばす事例が増えている。こうしたものの中には、ITの発展によって実現されたものも多く、既存の考え方だけではとても生まれそうにないサービスも多い。こうした大ヒットの影には、担当者の血のにじむような努力、予想できなかった幸運、あるいは経験則に基づくノウハウ、テクノロジーの進化が積み重なっていると考えられる。成功そのものを保証するわけではないが、少なくとも成功につながる道しるべとなるもの、それがビジネスアナリシスであり、そのベストプラクティスたるBABOK(Business Analysis Body Of Knowledge)なのである。
記事 BPM・BPR 日本オラクル、企業の業績向上を支援する新BPM製品「Oracle Business Process Management Suite 11g」を発表 2010/07/22 日本オラクルは22日、業務プロセスの継続的な改善を柔軟かつ効率的に実現する「Oracle Business Process Management Suite 11g」を発表した。
記事 BPM・BPR 野村総研、業務プロセス管理システム「ProArk/BPM」全社導入へ 2010/01/26 野村総研は、業務プロセス管理システム「ProArk/BPM」を2010年度から全社に導入することを発表した。
記事 Office、文書管理・検索 エンタープライズ・コンテンツマネジメント(ECM)を導入する6つの戦術的アプローチ 2009/09/04 企業が保有する多様なドキュメントやコンテンツを組織的に管理するECM(エンタープライズ・コンテンツマネジメント)。企業内の文書をどのように管理し、さらにそれをどう活かすのかという問題は、企業の競争力に直結するほどになってきた。その一方で、ECMは高額であるため、ECMへアクセスしているのは企業内の少数のナレッジワーカーだけという状況もある。
記事 BPM・BPR 小さく始めるSOAのススメ、IBMの「Smart Work」が目指すもの 2009/07/10 IBMは現在、ワールドワイドで「Smarter Planet」という、地球がより賢く進化していくことを示すコーポレート・ビジョンを打ち出している。今回はその中でも、ビジネスを効率化する「Smart Work」と、それを構成する「Smart SOA」について、日本アイ・ビー・エム ソフトウェア事業 WebSphere事業WebSphereマーケティング・マネージャの渡辺隆氏に伺った。
記事 BPM・BPR IDSシェアー、SAPとの連携を強化したBPM製品「ARIS 7.1日本語版」を発売 2009/06/19 ビジネスプロセスマネジメント(BPM)製品を手がけるIDSシェアー・ジャパンは19日、同社のBPM製品群の最新版「ARIS 7.1日本語版」発売すると発表した。
記事 BPM・BPR 【セミナーレポート】激震の経営環境下における生き残りをかけた抜本的な病院経営革新のヒント 2009/04/09 2009年3月13日、NEC神奈川支社 セミナールームにて、日本事務器株式会社主催のセミナー「赤字病院経営からの脱却~激震の経営環境下における生き残りをかけた抜本的な病院経営革新のヒントを得る~」が開催された。人口減少や医療行政など社会環境の変化のなか、いかに収支を最適化し利益拡大していくか、それを支援する病院経営情報システムとはどのようなものかについて展開され、多くの参加者が耳を傾けた。
記事 金融業IT 【連載:第2回】日本のマネジメント環境における日本型人材育成 2009/03/03 米国の金融不安から派生した世界同時株安、円高などの影響で日本の輸出産業は大打撃を受け、日本経済を牽引してきた企業が非常に厳しい経営状況になってきている。しかし、この金融不安からきた世界規模の恐慌がターニングポイントとなり大きなパラダイム変化が起きるのではないかと、ナレッジネットワーク 代表取締役社長、サイバー大学 客員教授の森戸裕一氏は語る。本連載では、金融恐慌の後に新しい市場価値を創出する次世代人材の姿について考える。
記事 BPM・BPR SAPジャパン、業務プロセスの見える化・簡素化・継続的改善を行う「SAP NetWeaver BPM」発表 2008/12/03 SAPジャパンは、ビジネスプロセス・マネジメント・ソリューション「SAP NetWeaver BPM」を発表した。
記事 BPM・BPR 内部統制最前線(3):日本マクドナルドの内部統制への取り組み(後編) 2008/11/07 日本版SOX法が施行され、各企業は対応を進めている。しかし業務負荷が増えるだけでメリットが少ないと感じる企業も多く、現場からの協力も得にくい状況があるようだ。今回お伺いした日本マクドナルドでは、日本版SOX法に対応するためJ-SOXプロジェクトを発足、社内の業務プロセスの把握に邁進しているという。現場の理解を得つつ、前向きにSOX対策に取り組んでいくための心構えとはどうあるべきか、日本マクドナルドでJ-SOXプロジェクトを率いている方々と、日本マネジメント総合研究所の戸村氏に語り合ってもらった。 ≫内部統制最前線(1):東京ガスのERMへの取り組み ≫内部統制最前線(2):日立製作所の内部統制、After J-SOXへの取り組み
記事 BPM・BPR TISとHP、レッドハットのオープンソースをベースにしたBPMで協業 2008/08/07 ITホールディングスグループのTISと日本ヒューレット・パッカードは7日、オープンソースソフトウェアによるビジネスプロセスマネジメント分野で協業すると発表した。