記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O オムニチャネルとは何か?コカ・コーラや資生堂も実践する顧客接点の再構築 2013/01/08 “オムニチャネル”というキーワードが米国で注目され始めている。2011年に米国の老舗百貨店、Macy'sのCEOが「オムニチャネル企業を目指す」と宣言し、知られるようになった言葉だ。オムニチャネルは、文字通り「すべてのチャネル」という意味で、あらゆるチャネルを連携させて顧客にアプローチする手法だ。ではオムニチャネルは、従来のマルチチャネルとは違うのか?なぜ今注目を集めているのか?野村総合研究所のイノベーション開発部 上級研究員 中村博之氏は、オムニチャネルがビジネスに与える影響や、具体的な技術とサービス、さらにオムニチャネルを推進する体制などについて解説した。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O NRI 藤吉栄二氏:O2Oを加速するNFCの先進事例と新ビジネスの可能性 2013/01/07 米iSuppliの調査によれば、2015年頃には全世界の携帯電話の3割に「NFC(Near Field Communication:近距離無線通信規格)」が搭載されるという。急速に広がりを見せるNFCだが、特にネット(オンライン)とリアル(オフライン)を結びつける「O2O(Online to Offline)」の分野でのマーケティング活用に期待が寄せられている。今後、NFCはどのようなビジネスを生み出すのか?野村総合研究所 イノベーション開発部 上級研究員の藤吉栄二氏が、NFCの基本機能をはじめ、普及の課題や業界ごとの適用領域、今後の可能性について解説。また、自動車大手のBMWや化粧品のREVLON(レブロン)、米Social Passportなど、海外企業の幅広い先進活用事例について紹介した。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O O2O市場を2015年まで予測、オンラインとオフラインの併売顧客は客単価2倍のケースも 2012/12/27 国内でもオンラインとオフラインの連携(O2O)による相乗効果により、売上アップや顧客満足度向上に取り組む企業が増えてきた。今回はオンラインとオフラインを有機的に結合して、ビジネスに活かす企業として、ユナイテッドアローズやセブンネットショッピング、ジュンク堂書店・丸善・文教堂書店、阪急阪神グループなどの取り組みを取り上げる。また、最後に弊社調査によるO2O市場の2015年までの普及予測を紹介する。
記事 IoT・M2M Internet of Things(IoT)の先進事例、将来は店舗消滅?自動車激変? 2012/12/17 インターネットにつながるモノが指数関数的に増えている。こうした動きを捉えるキーワードとしてInternet of Things(IoT)がいま、注目を集めている。PCやスマートフォンだけでなく、日常品・家電・自動車・建物・食物などのさまざまなモノを、RFIDや組み込みセンサー、無線LANなどによってインターネットに接続し、識別したり、位置を特定したり、コントロールすることが可能になりつつある。こうしたテクノロジーの変化によって、業界の垣根を越えた新しいビジネスが生まれるとともに、業界によっては劇的な変化がもたらされつつあると野村総合研究所(NRI)の城田真琴氏は指摘する。
記事 RFID・ICタグ・NFC NFCタグとは何か?激安化で一気に広がるオフラインからオンラインへの架橋 2012/11/27 従来のICカードなどに比べ、安価な無線によるタッチ通信が可能な「NFCタグ」を活用し、企業の販売促進やマーケティングに活用する動きに注目が集まっている。シール状のものでも1枚100円未満のものが登場して、普及を後押ししている。また、グーグル率いるAndroid陣営からNFCリーダー機能を備えたスマートフォンも多数登場し、世界的にも商圏が広がっている。今回は、オンラインからオフラインへの「O2O(Online to Offline)」ではなく、オフラインからオンラインへ誘導する「O2O(Offline to Online)」の切り札ともいうべき「NFC」の最新動向について説明する。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O O2Oでの高い集客力を証明した「ゲーミフィケーション」がもたらすもの 2012/10/31 ここ数年、ソーシャルメディアやスマートフォン、位置情報技術の活用により、オンラインとオフラインの融合が加速している。携帯電話やスマートフォンの位置情報(GPS)機能を活用した位置情報ゲームは特に相性が良く、オンラインの世界だけではなく、オフラインの世界でも楽しいことが起きる仕掛けづくりを早くから行っている。今回はO2O(オンライン・ツー・オフライン)とも親和性が高い「ゲーミフィケーション」の動向を追った。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O 外食産業の先進O2Oサービス事例、変化する事前予約システムやクーポン戦略 2012/09/26 外食産業でもインターネットやモバイル端末を利用してリアル店舗に顧客を送客している企業は数多い。古くからクーポンビジネスを展開しているぐるなびやリクルートライフスタイル(旧リクルート)の事例は以前紹介したが、「食べログ」を運営するカカクコム、3,300店舗を運営する日本マクドナルド、炭火焼肉酒家 「牛角」やしゃぶしゃぶ 「温野菜」などを運営するレインズインターナショナルでは、オンラインを活用した事前予約やクーポンなど、先進的なO2O(Online to Offline)に取り組んでいる。
記事 BCP(事業継続) ソーシャルとスマホが変える「モバイルBCP」、O2OやLINEは企業の災害対策をどう変えるのか 2012/09/07 東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)に対する認識が深まり、同時に、社会的・組織的な枠組みやそれに関与する技術も多様化を遂げている。そうした社会化・多様化のシンボルがソーシャルテクノロジーであり、スマートフォンに搭載された技術を利用した新しい形態の「モバイルBCP」である。たとえば、いま巷を賑わすO2O(オンライン・ツー・オフライン)やIP電話サービスの「LINE」も、BCPへ転用できる可能性がある。これから数回にわたって、ソーシャルとスマホという2つのテクノロジーを軸に、しばらく次世代BCPの可能性を追ってみることにする。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O ギフトカード市場で進むもう1つのO2O、リアル店舗はオンラインコンテンツの広告塔になるか? 2012/08/24 国内の電子マネーと言えば、「Edy」や「Suica」「WAON」といった非接触型電子マネーを思い浮かべる方も多いだろう。その裏で堅調に成長しているのが、サーバ管理型の「ギフトカード」や「プリペイドカード」だ。最近では、iTunesやグリー、モバゲーといったオンラインコンテンツを購入するプリペイドカードがコンビニなどで販売されており、一般の人も目にする機会が増えているのではないだろうか。この分野のパイオニア、オンライン電子マネーの「WebMoney」では、リアル店舗でも利用展開を開始するなど、「ギフト・プリペイドカード」分野のO2O(Online to Offline)が進展しつつある。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O 3社の事例からみる「O2O」成功の秘訣、集客「数」以上に求められるものとは 2012/07/30 インターネット(オンライン)上の活動と、実際の店舗(オフライン)上の活動を結びつける「O2O(オンライン・ツー・オフライン)」について、これまでも何度か取り上げてきた。オンラインとオフラインを結びつけようという動きそのものは、これまでも多くの企業が取り組んできたが、決定的に異なるポイントもある。今回は、グルーポン・ジャパン、リクルート、ぐるなびと、O2Oが話題になる前からリアルとネットを掛け合わせた取り組みを行う3社の事例から、今後のO2Oに求められる要素と成功の秘訣を探ろう。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O スマホはO2Oの架橋となるか?オンラインとオフラインでNo.1を目指すソフトバンクのO2O戦略 2012/07/03 「『PayPal Here』の投入により、『O2O(オンライン・ツー・オフライン)』の展開においても圧倒的なNo.1を目指す」。5月9日の記者会見でソフトバンク 代表取締役社長 孫正義氏はこう言い放った。同社では今後、利用者がオンラインで商品やサービスを発見し、オフラインで購入や決済を行うシーンが増加するとみている。すでに米国ではコマースチャネルの割合として、全体の5割が「O2O」となっているが、国内はわずか2割程度にとどまっている。同社では、PayPal Hereの投入により、従来から強みを持つオンライはもちろん、オフラインの世界でもNo.1を目指す腹づもりのようだ。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O O2Oとは何か?スマホ・ソーシャル普及でネットと実ビジネス連携の進化を追う 2012/04/23 オンラインの情報やサービスと実店舗での購買などを結びつける「O2O(Online to Offline)」に注目が集まっている。その背景にあるのが、スマートフォンユーザーの急速な伸びと、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアの拡大だ。日々さまざまな手法のO2Oが登場し、1億5000万人の会員をリアル店舗へ送客しようとする試みも始まっている。O2Oがなぜ注目を集めるのか、TSUTAYAやユニクロ、ローソンといった先進企業の取り組み事例と合わせて紹介する。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O 「チェックイン」、ネットと現実を結ぶ位置情報サービスに未来はあるか:○○はビジネスになるか(22) 2011/05/12 スマートフォンで位置情報を使う「チェックイン」型サービスが注目を集めている。この連載でも何度かご紹介してきた「Foursquare」をはじめ、日本でも「mixiチェックイン」や「はてなココ」などがサービスを開始している。位置情報を扱うサービスは、ネットとリアルのサービスを結びつけることを可能にするため、多様なビジネスへの展開を期待されている。そのため、チェックインサービスは1年ほど前から大きなブームとなったが、2つの課題がボトルネックになり、最近は米国でかげりが見えはじめているという。何が問題なのか、そしてそれをどのように解決しようしているのだろうか。