記事 業務効率化 「プロセスマイニング」とは何か?ツール一覧や限界、今後の可能性を解説 2020/08/19 「業務改善はしなければならないが、どこから手を付ければ良いのかが分からない」という悩みを抱える企業は多いことだろう。人の体と異なり、企業の病巣を明らかにする健康診断は、対象となる業務が多岐にわたり、かつ膨大であることから一筋縄ではいかない。そんな企業の現場業務を把握し、業務改善の対象とすべきポイントを効率よく絞り込む上で有効なのが、「プロセスマイニング」という手法である。国内でいち早くプロセスマイニングツールの提供に着手したKPMGコンサルティングのパートナー熊谷堅氏、シニアマネジャー安田壮一氏監修の上、解説する。
記事 人材育成・人材獲得 10年後、「AIとの議論」が人事の仕事になる 2019/11/22 人口の減少や働き方の多様化により、企業の人材確保はますます難しくなっている。企業が成長を続けるためには、自社に合った人材を採用し、かつ社内の適切なポジションに配置することが求められる。そんな中注目されているのが、HRテックだ。テクノロジーを活用した人事の未来について、カオナビ 代表取締役社長CEO・柳橋 仁機氏、ミツカリ(旧ミライセルフ) 代表取締役社長・表 孝憲氏、HERP 代表取締役 CEO・庄田 一郎氏の3名を交えた議論が行われた。メインファシリテーターは財務副大臣(当時)・鈴木 けいすけ氏が務める。
記事 人材育成・人材獲得 企業が社員を選ぶ時代は終わった。明暗を分ける「真のマネジメント」とは? 2019/08/23 空前の人材不足時代、この先企業はどのように社員を魅了し続けていけばよいのか。テクノロジーと企業経営の未来を考えるカンファレンス「SPIC2019」で、カオナビ、Unipos、アトラエらHRテック企業と、各社サービスのユーザー企業であるミュゼプラチナム、Sansan、グロービスが登壇。今求められる社員への向き合い方について幅広い角度から議論された。
記事 見える化・意思決定 稟議とは何か? 稟議書の書き方から実例、稟議を通すポイントまで基礎知識を解説 2019/07/08 会社や官公庁で新しい物品を購入したり、顧客と会食をしたりするときに、「稟議書」の提出を求められることがある。特に、部署を超えて複数の幹部社員の承認が必要な場合に稟議書を提出することが多い。では、組織の上層部にスムーズに承認されるには、どのような稟議書を作成すれば良いのだろうか。稟議書の書き方の基本から実例、稟議を通すポイントまで、稟議に関する基礎知識を解説する。
記事 ダイバーシティ ティール組織とは? マンガでもわかりやすく意味や事例、デメリットを解説 2019/05/14 組織開発は、古今東西を問わず、企業にとっては重要な課題だ。今までもさまざまな組織論が生まれてきたが、2018年より大きな注目を集めているのが「ティール組織」だ。「名前は聞いたことがあるが、概念をよく理解できていない」「そもそも、実現可能なのか疑問が残る」。そう感じているビジネスパーソンも多いのではないだろうか。しかし、実際にティール組織を導入して成果を上げている企業も存在している。ここでは、ティール組織の概要やよくある誤解、成功事例について解説していく(マンガでわかる解説動画付き)。
記事 業務効率化 RPAの事例とツールをガートナーが比較・分析、「導入と運用の勘所」とは 2019/03/20 現在多くの企業が導入に動き始めているRPA。しかしRPAに対する期待と、実際にできることには大きな隔たりがある。どうすればそのギャップを埋め、適切な導入目標の設定と効果の最大化を実現できるのか。ガートナーのシニア ディレクター/アナリストの阿部恵史氏が、効果的なRPA導入を実現するためにITリーダーが知っておくべきRPAの現実と、効果的に社内で展開するための戦略について解説した。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 たった4名のIT部門でも社内で“頼られる存在”になる方法 2019/03/14 独自の製品作りとユニークなキャンペーンでファンを増やし続けているヤッホーブルーイング。そんな同社の急成長を支えるIT施策について、IT部門の責任者を務める木村壮氏はどんなことに注力しているのか。「顧客目線のIT部門」をいかに作るか、について聞いた前編に続き、後編では「小人数で多くのプロジェクトを進めるコツ」「IT部門のトップに求められる資質」「IT部門が事業部門がうまく連携するには」などを聞いた。
記事 業務効率化 ガートナー流「デジタルKPI」でビジネスを見直せ! 目標管理と設定方法の極意 2019/03/13 KPIはビジネスの“今”を把握するうえで非常に有益だ。それを基に、将来に向けた判断が適切にできるからだ。ただし、KPIを活用できていない企業は意外に多い。デジタル化が進み、より多くのデータが利用できるようになる中、KPIの見直しを放置したままでは他社に先行を許しかねない。ガートナーのアナリスト ポール・プロクター氏が、KPIの活用促進に向けた方策をかみ砕いて解説する。
記事 人材育成・人材獲得 ヤッホーブルーイング 木村壮氏に聞く、「超絶顧客目線」のIT部門を作るには 2019/03/11 「よなよなエール」などの独自製造のクラフトビールで、大手酒造メーカーの寡占状態だったビール業界に風穴を開けたヤッホーブルーイング。長野県軽井沢町に本社を構える同社は、小規模な地方企業ながら、独自の製品作りとユニークなプロモーションでファンを増やし続けている。そんな同社の急成長を支えるIT施策について、IT部門の責任者を務める木村壮氏に話を聞いた。
記事 業務効率化 「40日」の納期が「3時間」にまで短縮される、トヨタ式5W1H思考法 2018/10/17 誰もが「不可能」と考えるような目標であっても、「なぜ」「なぜ」と1つずつ問いかけていけば必ず突破口が見えるし、それを積み重ねることで不可能を可能にすることができる。それが、「3年でアメリカに追いつけ」と言われた、大野耐一氏がトヨタ式を生み出した理由でした。トヨタ式「5W1H」は「そんなの無理に決まっている」への挑戦を後押しする仕組みでもあります。本稿では、「納期を40日から3時間に」「間接部門の人員を半分に」という“無理”を、トヨタ式がどのようにして成し遂げるのか説明します。
記事 業務効率化 トヨタ生産方式はまずこれだけ押さえる!2本の柱と4つの仕組み 2018/08/02 「トヨタ生産方式」(トヨタ式)と聞いてピンとくる人はどれだけいるでしょうか。ものづくりに携わっていない人にとって「トヨタ生産方式」は遠い存在かもしれませんが、「“なぜ”を5回繰り返す」「改善」など、どの業界にも通じるノウハウが詰まっています。戦後、トヨタ自動車(以下「トヨタ」)で生まれ、「世界のものづくりを変えた」といわれたトヨタ生産方式。その「キホンのキ」を解説します。
記事 見える化・意思決定 世界のトップが思わず絶賛したプレゼン技術、「超一言」とは 2018/06/15 「人は、相手の話の80%は聞いていない」。そう指摘するのは、ソフトバンクアカデミアで孫正義氏にプレゼンし続け、国内CEOコース年間1位に輝いた伊藤羊一氏(Yahoo!アカデミア学長)。「そもそもみんな人の話を聞いていない」ことを大前提に置くという伊藤氏は、どのようにして世界のトップに認められたのか。単なる「論理的な話し方」「プレゼンのコツ」だけにとどまらない、“伝える技術”を教えてくれた。
記事 見える化・意思決定 データビジュアライゼーションとは何か?ビッグデータ時代の伝達方法に注目すべきワケ 2017/09/28 人々が生み出すデジタルデータが加速度的に増加している。交通や生活インフラに関する情報、災害や防犯などの安全に関する情報、習慣や医療等の健康に関する情報、科学や歴史などの教育に関する情報など、おおよそすべての人に関係する情報はデジタルデータ化されている。このビッグデータと呼ばれるデータ群を有効に活用することで、人々の毎日は飛躍的に豊かになると期待されている。本稿は、ビッグデータの活用が期待されるさまざまな分野の中から、今回はメディアに焦点をあて、ビッグデータ時代のメディアの情報伝達の手法として有効な「データビジュアライゼーション(Data Visualization)」について解説する。
記事 見える化・意思決定 なぜあの人は有能なのか? 共通する「手順」「知識」「行動規範」を具体事例で解説 2017/08/31 コンサルティング・プロモーションでは、企画提案人財の育成は、手順・知識・行動規範の3軸で進める。この3軸の重要性について事例を通して解説する。また、手順・知識・行動規範の3軸が何か、それをどのように修得していけばよいか、3段階での育成方法についても解説する。
記事 見える化・意思決定 1~2時間で意思決定者を「落とす」技術 ディスカッション・プロポーザルとは? 2017/08/02 コンサルティング・プロモーションでは、ディスカッション・プロポーザルという意思決定者と協働で仮説拡充し、これを握ることを行う。ディスカッション・プロポーザルとは何か、どのような技術から成り立つか、進め方はどのようにするか、これを解説する。また、ディスカッション・プロポーザル実施に求められる要件についても解説する。
記事 見える化・意思決定 ディスカッションでは「なぜですか?」を積み重ねよ バリューリスニング実践法 2017/07/03 コンサルティング・プロモーションでは、バリューリスニングという技術を身につけている必要がある。バリューリスニングとは、意思決定者とのディスカッションを通じて、環境認識と意思、知見を分解して引き出し、意思決定者のロジック構築を支援するものだ。バリューリスニングはどのようなものか、これを事例に基づいて解説する。また、バリューリスニング実践に求められるノウハウ「ファクトの追求」についても解説する。
記事 見える化・意思決定 ファシリテーターは「例えば?」「他には?」「だとすると…ですね」をうまく使え 2017/06/07 コンサルティング・プロモーションでは、ソリューション・マネジメントというプロポーザル・レビュー会議の質を高める技術を身につけている必要がある。ソリューション・マネジメントができないとどのようなロスを生むか、ソリューション・マネジメントとはどのようなものか、これを解説する。また、ソリューション・マネジメント実践を支援するファシリテーション・ノウハウについても解説する。
記事 見える化・意思決定 プロジェクト工学のアプローチで探る「計画が計画通りに進まない理由」 2017/05/26 プロジェクトの本質とは、「未知との戦い」の連続である。未知との戦いであるがゆえに、事前に立てた計画と実際のギャップが生まれ、それによるゆがみ、ひずみがプロジェクトに携わる者を苦しめる。こうした困難に、いかにして立ち向かえばいいのだろうか。世の中のあらゆる活動を「プロジェクト」ととらえ、これをマネジメントの対象と考える「プロジェクト工学」のアプローチから、この難問に迫ってみたい。
記事 人材育成・人材獲得 現代のプロジェクトマネージャーは、孫子の兵法「廟算」に学べ 2017/05/19 この世のあらゆるプロジェクトと呼ばれる活動では、「そんなことが起きるとは思ってもみなかった」ということが繰り返し発生する。しかし不思議なもので、世の中には「勘がいい人」と「そうでない人」という二種類の人間がいて、その人にとってあまり経験がない分野でも、わりとスムーズに物事を進められる人がいる。彼らの思考の違いは一体何かといえば、それは「開戦前の事前想定の精度」に尽きるのである。古代中国においては、戦争を起こす前に祖先の霊廟の前で作戦会議を開き、それを「廟算」と呼んだ。では、現代において、あらゆるプロジェクトマネージャーにとって必要な「廟算」とはいったいどのようなものか。
記事 業務効率化 炎上しないプロジェクトでは「定例会議」をこうやって回している 2017/05/12 プロジェクトを上手に推進していくために、やってはならない行動が二つある。一つは目の前のタスクのことに終始する「木を見て森を見ずな行動」で、もう一つは「自分本位な駆け引きやポジショントーク、マウンティング」行動である。これらは、当人の主観においては「自ら課題を発見し、率先してこれにあたる」という「正しいリーダーシップ」の発露としてあることも多い。にも関わらず、なぜか組織全体の整合性が取りづらい。これが、プロジェクトの難しいところである。この問題を解消するためには、定期的に行われる「定例会議」の仕組みを工夫するのが有効である。
記事 見える化・意思決定 正しい「ブレスト」のルールと進め方、知っておきたい4つの原則 2017/05/11 「ブレインストーミング」という手法は、とても便利なものである。今日の日本社会においても広く普及しているが、その最も効果的な運用方法は、意外とあまり知られていないようだ。むしろ「ちょっとブレストに付き合ってくれませんか」というカジュアルな依頼から会議は始まって、実際には、なんの結論にも到達できない茶飲み話だった、なんていう弊害をもたらしている側面もある。筆者はそれを「ブレスト漂流型会議」と名付けたい。会議を漂流させず、遭難者にならないためには、有能な会議ファシリテーターの的確なナビゲーションが不可欠なのだ。
記事 見える化・意思決定 資料は「メッセージファースト」で作る その資料は誰の気持ちをどう変えますか? 2017/04/28 コンサルティング・プロモーションでは、メッセージファーストという説得の設計のための技術を身につけている必要がある。メッセージファーストができていないとどのようなロスを生むか、メッセージファーストとはどのようなものか、これを事例で解説する。また、メッセージファースト実践に必要な行動規範「アクティビティに落とす」についても解説する。
記事 見える化・意思決定 オフィスにある意味のない書類を「スパッと整理する極意」 2017/04/19 新年度を迎え、進学や就職、転勤や引っ越しと新しい環境に身を置く人も多いことだろう。この機会に片付けをしようと意気込むものの、一時間もすると「やーめた」なんてことは誰しも経験があるのではないだろうか。そんな人に朗報なのが「ホームファイリング」の活用だ。7万部を突破したベストセラー「奇跡の3日片づけ」(講談社)の著者、石阪京子 氏によると、片付けとお金には密接な関係があるのだという。
記事 人材育成・人材獲得 子どもの「なんで?」の疑問に注目すると「有能」なプロジェクトマネージャーになれる 2017/04/18 ビジネスパーソンの仕事は、その多くが「プロジェクト」というかたちで進められます。しかし、プロジェクトを成功に導くためのプロジェクトマネージャーが持つべきスキルセットを習得するにあたっては、手本になりそうな人の仕事のやり方をマネしたり、関連書籍を読んだりして、試行錯誤することがほとんどでしょう。あらゆるプロジェクトに携わってきたプロジェクトマネージャーの前田考歩 さんは、自らの子育ての経験から、プロジェクトマネージャーとして役に立つさまざまな気づきを得たといいます。
記事 見える化・意思決定 清須会議に学ぶ、豊臣秀吉の「会議の技術」はなぜ優れているのか 2017/04/14 組織で生きる人間にとって、なぜ会議が存在するのかといえば、それは「利害の調整」のためである。会議とは、時に、参加者達の命運を決める、重要なターニング・ポイントとなることもある。銃弾が飛び血が流れるわけではないが、その過程に着目すると、もはやそれは「戦争」とも言っても過言ではない。今回は「会議という名の戦争」を勝ち抜くための3つの要諦を挙げ、さらに具体的なケース・スタディとして、映画『清須会議』での豊臣秀吉の「会議力」を紹介したい。
記事 見える化・意思決定 大局観とは何か?部分から全体を類推する思考がプロジェクトマネージャーに必要なワケ 2017/04/10 将棋や囲碁、チェスといったボードゲームの優れたプレーヤーは、自らの形勢を正確に判断することで勝利を引き寄せる。こうした形勢判断は、現実社会においてプロジェクトを推進するプロジェクトマネージャーにとっても重要なスキルである。このスキルを磨くには、部分から全体を類推するという「大局観」を鍛えることが重要だ。
記事 見える化・意思決定 儀式化した会議を変えるのは、「最強の事前準備」である 2017/04/06 世の中には、既定の方針をただ読み上げるというただの「儀式」のような会議が存在する。討議事項については事前に論じつくされ、意思決定すらもがなされている。それをあたかもなかったかのごとく振る舞って、討議をする素振りをして、参加者にイエスということを強要する。こうした会議を変えるための「事前準備」のコツを解説しよう。
記事 見える化・意思決定 「会議の7パターン」を知れば、無意味な会議はグッと減らせる 2017/03/23 さまざまなクライアントの会議に参加し、また自社の会議も数多くコーディネートしてきた中で、私は会議に「意味」を持たせることが、実は極めて難易度の高いことであるということが分かってきた。人々は、好き好んで茶番劇を演じているのではない。実質的で、実効性のある会議を実現するための「方法論」を持っていないだけなのである。私はこう断言したい。「会議には類型があり、その目的を明確に持ってファシリテートするのであれば、一見して意味のない会議であっても、確実にそれによって組織に良い影響を与えられる」と。
記事 リーダーシップ コロワイド社内報と漫画「ハンター×ハンター」組織論からみた共通点と相違点 2017/03/13 2017年2月、かっぱ寿司や牛角などのチェーン店を展開する外食大手企業「コロワイド」の社内報がWeb上で拡散され、同社会長の過激な発言内容が話題になった。 SNSではその過激さが注目を集めていたが、冷静に全文を読むと、特に「会議」と題された部分の「トップダウン/ボトムアップ」についての記述は非常に興味深いものがある。ここで語られていることの根っこの部分においては、同様の悩みを持つ経営者・マネージャも多いのではないだろうか。この問題を考えるにあたって、本稿では、「トップダウン/ボトムアップ」という論点において深い洞察のもとに物語を描く少年漫画、「HUNTERXHUNTER(ハンター×ハンター)」をご紹介したい。コロワイド社内報とハンターハンター、一見縁遠く思われるこの2つを比較することで、ビジネス社会で日々悪戦苦闘する我々にとって有益なエッセンスを得ることができる。
記事 リーダーシップ 「有能な上司によるトップダウン最強説」は本当なのか 2017/03/07 組織のマネジメントは、トップダウンであるべきか、ボトムアップであるべきか。こうしたことを考えるとき、誰もが「有能な上司によるトップダウン」が最も効率的であるという経験的事実から議論を出発するものである。しかし有能な上司によるトップダウン型のマネジメントとはどのようなものかといえば、頭のなかに描く「セカイ」の精度が高く、それゆえ、指示する際の「目的と手段」が的確である、ということに尽きる。