記事 人材育成・人材獲得 IT化を追い風に活躍する女性たち:女性が活躍するITビジネスのすすめ 2015/04/30 人口減少や高齢化が進む中、女性労働力への期待が高まっている。総務省の「労働力調査」によると、就業者全体に占める女性就業者率は年々増加。全労働力の過半数に達する勢いだ(図1参照)。女性の就業については結婚や出産期に低下し、育児が落ち着いた時期に再び上昇する“M字カーブ“が知られているが、内閣府の男女共同参画社会の状況調査によると、年々谷の部分が浅くなってきており、今後は男性と同様、継続的な労働力となっていくことだろう(図2参照)。
記事 Web戦略・EC 97%の捨ててしまっている優良見込客を有効活用~50名以下企業のWebマーケティング戦略 2015/04/28 一度Webサイトを閲覧したユーザーに、指定した広告を継続的に露出させる「リターゲティング広告」の本質は、単にユーザーの行動履歴を追跡するだけではない、BtoBマーケティングの投資対効果を飛躍的に高める「見込客の可視化」のためのツールという点にある。キズナキャスト 代表取締役の小林広治氏が先日開催されたセミナー「従業員数50名以下のBtoB企業のとるべきWEBマーケティング手法を伝授 97%の捨ててしまっている優良見込客を有効活用する方法とは??」に登壇し、リターゲティング広告を活用した“従業員数50名以下のBtoB企業の”Webマーケティング戦略について語った。
記事 リーダーシップ 掘って流せば“金”が生まれる:人を動かす極意 2015/04/28 2015年3月14日に東京駅~金沢駅間が開通した北陸新幹線。首都圏からの移動時間が大幅に短縮されたことから、多くの観光客が訪れ、地元ではビジネスに弾みがつくと期待されている。金沢は石川県のほぼ中央部に位置し、江戸時代には加賀百万石と呼ばれ城下町として栄えてきた。コシヒカリの産地としても知られ、加賀友禅を始め伝統工芸が盛んにおこなわれてきたが、現在でもでも金箔のシェアーは全国の99%で銀箔に至っては100%を占めているのだという。加賀藩の庭園として有名な兼六園の売店では金箔ソフトが販売され、今井金箔の直営店では丸々一枚が載せられた金箔ソフトを販売し、テレビなどでも大きく取り上げられた。さて、この金沢という地名であるが、この金箔に代表されるように“金”にまつわる名称に他ならない。兼六園にある「金洗いの沢」にまつわるもので、金沢市民なら誰でも知っているという「芋ほり長者」という昔話がそのルーツとなっている。
記事 クラウド クラウドサービス認定プログラムの公募を開始、クラウドサービス推進機構(CSPA) 2015/04/27 一般社団法人 クラウドサービス推進機構(CSPA)は27日、中小企業の経営を支える基盤として、良質なクラウドアプリケーションサービスのビジネス活用を推進するために、クラウドサービスを審査、認定する「クラウドサービス認定プログラム」をスタートしたと発表した。本日より公募を開始する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 生産性向上、入社希望者30%増…中小企業がテレワーク導入を成功させるポイントは? 2015/04/23 BCP対策やワークライフバランスの向上、または子育て支援や介護支援の対策として「在宅勤務」をはじめとするテレワークを導入する企業が増えつつある。しかし、実際に導入している企業はどれくらいあるのか。また、テレワークを成功させるポイントは何か。一般社団法人コンピュータソフトウェア協会が主催した「受賞企業が語るテレワークによるワークスタイル変革」セミナーで、一般社団法人 日本テレワーク協会 主任研究員 今泉千明 氏が、テレワークの最新事情と今後の動向を説明した。
記事 新規事業 受験サプリ、日本交通、コクヨらに学ぶ、新ビジネスを創造するモバイルアプリ成功術 2015/04/17 企業はいま「デジタルビジネス」への取り組みが求められている。デジタルビジネスとは「(人、モノ、ビジネスに関わる)デジタルの世界と物理的な世界の境界を曖昧にすることにより、新しいビジネスデザインを創造すること」である。そしてスマートフォン時代には、モバイルアプリを開発することが、デジタルビジネスの準備をすることに他ならない。本稿では、「受験サプリ」を手がけるリクルートマーケティングパートナーズ、「日本交通タクシー配車」を手がける日本交通、「CamiApp S」を手がけるコクヨS&Tらの事例をもとに、成功の秘訣をひもといてみたい。
記事 中堅中小企業 一日2組限定の予約制、探してでも食べたくなる奇跡の鍋、隠れ家「めん坊」 2015/04/03 春は異動のシーズン。各地では連日のように歓送迎会が行われ、飲食業にとってはまさに書入れ時だ。大阪市住吉区の住宅街にひっそりとたたずむ鍋専門店がある。小さな看板が出ているだけで周囲の住宅と見分けがつかない外観に反して、本格的な“ラーメン鍋”が食せると遠方から客が押し寄せるのだという。一日2組限定の予約制だが、いつも満席状態。客はグルメサイトの口コミを頼りに店を探し当てるというから、隠れ家というネーミングもうなずける。店主の泉谷学さん(68)は「吉本の芸人さんやサッカー選手、古くからのリピーターさんなどで、週末だけで月120人は来店されます。販売用のうどんやダシ作りも忙しいし、特製のめん坊醤油の売り上げも好調ですね」と語る。
記事 中堅中小企業 多角化がわずか1ヶ月で破綻!とある雑貨卸のひとり情シスによる経営改革実録 2015/04/03 筆者は、数年前に大手ユーザー系SIerから中小のとある卸売業会社に転職し、誰もエンジニアがいない環境で一から会社の営業活動を支えるシステムの構築などに取り組んでいます。いわゆる「ひとり情シス」として、システムを組み上げてから約3年の間、システムを運用改善していく中で、ようやく会社全体を俯瞰できるようになり、エンジニアならではの視点で、会社の経営改革を促すことができました。ここでは、この実体験をもとに、どのようにしてエンジニアが経営を変えていくことができたのかについてご紹介します。
記事 中堅中小企業 企業の遊休地を活用した農業への参入が増加~農業関連システム・機器・資材の国内市場 2015/03/25 富士経済は、生産、流通、販売に至る過程において異業種からの参入が相次いでいる国内アグリビジネスの関連市場(日系の海外実績も含むが、現状は僅少である)について調査を行い、報告書「アグリビジネスの現状と将来展望 2015」を発表した。2020年予測(2014年比)は、養液栽培プラント市場196億円(2.2倍)で、企業の遊休地を活用した農業への参入が増加するという。
記事 中堅中小企業 グノシーが上場を発表、昨年度は14億円の赤字 2015/03/24 ニュースアプリを展開するグノシー(Gunosy)は24日、東証マザーズへの上場を発表した。有価証券届出書によると、第2期となる2014年5月期の売上高は3.6億円で、経常損益は13.9億円の損失であることが明らかになった。
記事 リーダーシップ “愛”のある事業継承が企業に発展をもたらす:人を動かす極意 2015/03/12 経営権を巡り父親である勝久会長と長女の久美子社長が対立している大塚家具のお家騒動。創業者の勝久会長は部門長や店長を巻き込み、社長退任署名運動を行う一方、久美子社長は「社員を巻き込んでしまったことに対し申し訳なく思っている」とコメント。両者一歩も譲らず、株主総会に向けて委任状の争奪戦となっている。早期解決が望まれるところだが、泥沼の様相を呈していることから、長引くことも予想される。さて、どうすれば解決の道筋が見えるのか。そのヒントとなる「むかし話」を紐解いてみたい。
記事 中堅中小企業 中堅・中小企業における業務アプリケーションのクラウド/スマートデバイス活用動向 2015/03/03 ノークリサーチは中堅・中小企業における業務アプリケーションのクラウド/スマートデバイス活動動向に関する分析結果を発表した。同社の発表によると、中堅・中小企業の業務アプリケーションのクラウドなどの活用動向におけるポイントは、基幹系/情報系/顧客管理系/運用管理系といった全分野を俯瞰した現状の把握も大切、クラウド/スマートデバイス活用の観点から業務アプリケーションは3通りに分類できる、SaaS活用の訴求では業務アプリケーション本体だけでなくその周辺に目を向けてみること、スマートデバイス活用の訴求では売上向上に直結する活用シーンを業種別に提示する、の4点。業務アプリケーションの全体像を見渡すと、取り組むべき方向性が見えてくるという。
記事 流通・小売業IT IIJとロイヤルゲート、タブレットをPOSレジ/クレジットカード決済端末に 2015/02/23 インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)とロイヤルゲートは、両社のサービスを連携させ、タブレット端末をPOSレジ端末およびクレジットカード決済端末として利用可能にする機能を開発し、4月1日より提供すると発表した。
記事 中堅中小企業 ITは「地域格差」を解消するか?ビッグデータからコネクターハブ企業をあぶり出す 2015/02/19 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、約30年後の2048年には日本の総人口は9,913万人となり、遂に1億人を下回る。また、民間の研究機関である日本創生会議は「2040年までに896の自治体が消滅する可能性がある」との試算を発表し、さまざまな議論を呼んだ。こうした背景から、中堅・中小企業のIT活用においても人口減少に伴う地域格差が広がるのでは?という懸念を耳にする機会が増えてきた。少ない労働力を最大限に活かすためにはIT活用も欠かせない要素といえる。そこで地域格差が広がってしまうと、地場の中堅・中小企業はもちろん、それらが支える大企業の活動にも影響が及んでくる。そこで今回は2015年初頭に実施した企業のIT活用意向に関する調査結果を元に、上記の課題とその解決について考えていくことにする。
記事 中堅中小企業 億単位の借金からスマホケースで起死回生、モバイルプラスの新規事業成功の秘訣とは 2015/02/12 新年がはじまり、新しいビジネスを立ち上げたいという経営者も多いだろう。しかし、資金がない、ルートがない、販路がないとスタート時点で二の足を踏んでしまうのがほとんど。思い立ったが吉日と言うが、なかなか実行に移すのは難しいのが現実だ。こんな、モヤモヤした気分を吹き飛ばしてくれる元気でパワフルな経営者が大阪にいる。スマホケースのネット販売でトップクラスの売り上げをたたき出しているMobilePlusを運営するモバイルプラスの山崎由紀子社長(52)こそがその人。山崎社長は「これならいける!と感じたらすぐに行動。オープンして4年になりますが、対応機種をドンドン増やし、今では市場に出ているスマホ全機種に対応しています。どこにも負けない価格も売りの一つです」と自信を覗かせる。
記事 医療IT 日立システムズ、スマホ対応「院内コミュニケーションソリューション」を提供開始 2015/02/10 日立システムズは、中小から大規模医療機関のチーム医療の現場において円滑なコミュニケーションを実現する、スマートフォンを活用した「院内コミュニケーションソリューション」を提供開始した。
記事 財務会計・管理会計 パイプドビッツ、中小規模事業者など向けクラウド型会計ソフトの新バージョン提供開始 2015/02/06 パイプドビッツは、中小規模事業者や個人事業主向けのクラウド型会計ソフト「ネットde会計」「ネットde青色申告」の、個人事業主向けe-Tax連携データ作成機能を平成26年分の電子申告に対応させた新バージョン15.2.0を提供開始した。
記事 医療IT 日立ソリューションズ、中小医療機器卸売業向け販売管理クラウドサービス提供へ 2015/02/05 日立ソリューションズは、医療機器卸売業向け販売管理システム「Aptage.MDII(アプテージ・ドット・エム・ディ・ツー)」を、中小規模の事業者向けにクラウドサービスで2月6日から提供開始すると発表した。
記事 リーダーシップ おとぎ話が生み出す“宝の山”を探せ:人を動かす極意 2015/02/05 立春の風物詩と言えば何といっても節分の豆まきだろう。 豆まきの風習は邪気を追い払う為に、執り行われている行事で宇多天皇(西暦887-897)の時代の故事伝説が始まりと言われる。 伝記では鞍馬山(京都)から来た鬼に都を荒されたことに苦慮したことから、これを祈祷で封じ、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたとされている。 つまり豆を使うようになったのは、鬼の目に投げつけて「魔目(まめ)」、そして鬼を滅する「魔滅」となる語呂合わせ。これ以降、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うイベントが始まったとされる。 実はこの豆は“桃”だったという説もある。
記事 電子メール・チャット アマゾンのAWS、Amazon WorkMailを開始 Google AppsやOffice 365対抗サービス 2015/02/02 アマゾン子会社の米Amazon Web Services(AWS)は、企業向け電子メールやスケジュール管理サービス「Amazon WorkMail」を提供すると発表した。
記事 中堅中小企業 デンソー、日本の農業生産に適したハウス自動制御システム「プロファーム」を4月販売 2015/01/30 デンソーは30日、農業用ハウス内の温度、湿度、CO2濃度を最適状態に自動制御し、光合成を促進する農業生産支援システム「プロファーム」を4月1日に販売開始すると発表した。
記事 リーダーシップ おとぎ話のヒーローが地方経済を救う:人を動かす極意 2015/01/30 記録的な大雪に見舞われた新年。各地で死傷者や建物被害に加え、交通機関や物流の乱れで都市機能が麻痺する状況に。特に地方の山間地域では住民が孤立するなど、被害は深刻だ。地方都市と大都市圏の格差は物流だけではない。経済をはじめ、医療サービスや教育、人口の減少など問題は多岐に渡る。特に人口の流出は深刻で、有識者らでつくる民間研究機関「日本創成会議」の試算では、2040年までに全国の計896自治体で、2012年に子どもを産んだ女性の9割以上を占める20~39歳の女性が半減すると発表。その中には東北の県庁所在地も含まれ、このままでいけば地方の人口減少が止まらず行政機能の維持が困難になるという、衝撃的な報告となっている。人口減少は地方都市だけの問題ではなく、結果として農林水産業の衰退をもたらし、自給率の低下をはじめとした日本全体の食糧問題にもつながる。では、このまま手をこまねいているだけで良いのだろうか。この人口減少に歯止めをかけるヒントは、ある雪深い地方で語り継がれているおとぎ話の中にある。
記事 中堅中小企業 農業と飲食業の共通課題 ITの活用で「小規模でも強いビジネス」は実現できるか? 2015/01/26 新たな有機農業の旗手として全国から注目を集める久松農園の久松 達央氏と、iPadを活用した飲食店向け予約管理アプリ「トレタ」を展開する中村 仁氏。農業と飲食業という異なる業界にいる両氏は、オプンラボ主催イベントに登壇して自社の取り組みを紹介。さらに、大規模農園やチェーンの飲食店舗に負けない、小規模でも強いビジネスを実現するため議論を交わした。
記事 中堅中小企業 かおりちゃん緑茶の宇治森徳、お茶で健康をマルにする繁盛ビジネス 2015/01/23 新年を迎え各地で初釜のイベントが各地で開催されている。最近では茶道の経験がなくても参加できる、懐石料理と薄茶がセットになった新年会形式の人気が高い。「ツバキ科の“緑茶の実”は石鹸洗剤の代用として古くから利用されてきました。今ではお茶は血管中を洗浄する効果があると注目を浴びています。お茶処で有名な静岡県県庁資料室の調べによると、カテキンパワーとして一日10杯以上の緑茶の飲用は、過酸化脂質を除去し体内洗浄に効果的とされ、健康への災いをガードしてくれるとあります。実際、健康寿命は静岡・愛知が1位と2位であることは頷けますね」と話すのは、大阪府松原市に本社を構える宇治森徳の重田暁夫会長(77)だ。
記事 LTE・WiMAX・Wi-Fi・モバイル通信網 ビッグローブ、中小企業向けWi-Fi環境構築サービス「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」開始 2015/01/19 ビッグローブは19日、オフィスや店舗などでWi-Fi利用環境を構築できる「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」を26日から提供すると発表した。
記事 中堅中小企業 慶応大 磯辺剛彦 教授に聞く、大企業でもベンチャーでもない中堅企業の勝利の方程式 2015/01/08 2014年5月に発足した「中堅企業研究会」。年間売上高10億~1000億円の企業を中堅企業と定義し、経営状況や日本経済におけるポジショニング、同規模他国企業との比較などの調査を通してその課題を把握し、解決策の提言などを行う組織だ。なぜ中堅企業を研究の対象としたのか、また中堅企業の特徴や実際の課題、成功事例などについて、設立メンバーの中心人物である慶應義塾大学 大学院経営管理研究科 教授で経営学博士の磯辺剛彦氏に話を聞いた。
記事 リーダーシップ 短所のウラ読みで利益を呼び込む:人を動かす極意 2015/01/07 コピー機大手のリコー(東京)が希望退職に応じなかった社員約100人に対する出向・配転命令を取り消したニュースは記憶に新しい。これは出向命令を無効とする地裁判決が控訴審(2年前に2人の社員が会社を提訴した裁判)でも変わらない見通しになり、和解することになったためだとされる。経営側としては痛恨の極みだが、今回はリストラ策として、一人作業を強いる「追い出し部屋」に異動させた手法が行き過ぎで、人事権の乱用であると裁判所が認めた形となった。
記事 クラウド ITのワンストップサービスやマーケットプレイスとは何か?長所短所を見極めて活用する 2015/01/06 クラウドやスマートデバイスの登場などにより、企業が活用するITソリューションの幅も広がりを見せてきている。IT管理/運用に十分な人材を割くことが難しい中堅・中小企業にとっては、多岐に渡るIT商材の選定や保守における負担が今後増していく可能性もある。そうした時に検討する価値があるのが「ワンストップサービス」や「マーケットプレイス」だ。これらの用語を初めて目にされる方も多いかもしれないが、今回はこれら2つをどう使いこなせば良いかについて考えていくことにする。
記事 中堅中小企業 経産省 野口聡氏とTMI 高島利尚氏が語る、中小企業が儲けられる「攻めのIT活用」 2014/12/26 アベノミクスの中心的な戦略である日本再興戦略が6月に改定された。その最大のキーポイントは「日本の稼ぐ力」を強化し、経済の好循環を改善させていくことにある。とはいえ、いまだ日本の生産性は欧米に対して低いという大きな課題が残ったままだ。経済産業省の野口聡氏は、「生産性を向上するためには、情報化による経営革新を行わなければならない」と強調し、まだIT導入が遅れている中小企業における「攻めのIT活用」の重要性について説明した。