記事 IoT・M2M IoTビジネスがたった1枚でわかるチャート、5つの階層に分ければ整理できる 2016/10/13 これまでIoT(モノのインターネット)の分野は話題ばかりが先行し、具体的な姿が見えていなかった。しかし、各社が具体的な製品やサービスを投入する段階に入ってきたことで、徐々にその輪郭がはっきりしてきた。最終的に産業界の姿がどうなるのかはまだ分からないが、どのセクターにどの程度の影響が及ぶのか、そろそろ議論を始めてもよい時期だろう。そこで、本稿では「IoTビジネス」を5つの階層構造に分けて分析してみたい。
記事 IoT・M2M IoT関係者が「CEATEC 2016」に行くべき5つの理由 2016/10/04 10月4日から4日間、幕張メッセにて「CEATEC JAPAN 2016」が開催される。CEATCは今年、従来の「IT・エレクトロニクスの総合展示会」から「CPS/IoT Exhibition」に大転換。CPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(Internet of Things)に携わる人たちが参加するべきイベントに様変わりしている。中でも特に注目したいのが、金融・おもちゃ・観光・ロボット・ショッピングなど幅広い事業を手がける企業が集結した「IoTタウン」だ。また、Preferred Networksやトヨタも興味深い展示を行っている。ここではメディア向けに事前公開されたこれらの見どころを一挙に紹介したい。
記事 IoT・M2M 三菱電機はなぜ「競争力の源泉」である生産現場のノウハウをオープンにするのか 2016/09/26 三菱電機といえば、以前からサーボモータやシーケンサー(PLC)のように、工場現場で使うコンポーネントを開発し、市場に投入してきた企業だ。同社は、いま巷で流行りのインダストリー4.0が騒がれる以前から、生産工程の自動化と合理化を図る新しいFAのコンセプト「e-F@ctory」に取り込み、自社内でデジタルトランスフォーメーションを成功させている。その取り組みには、どのような決断や危機感があったのだろうか? 同社 執行役員 FAシステム事業本部 副事業本部長の山本 雅之氏に、経営コンサルタントの野間 彰氏が切り込んだ。
記事 IoT・M2M インダストリアルIoT(IIoT)とは何か?「製造業のビジネスモデル変革」をPwCが解説 2016/09/21 世界中のメーカーや産業用機器を扱う企業は、製品や機器をインターネットに接続し、製品売りからサービスビジネスへの転換を図る「インダストリアルIoT(以下、IIoT)」に着手しはじめた。しかし一方で、利益の出るビジネスプランをなかなか描くことができず、躊躇している実情もある。製造業はどのようにすればサービスモデルへのビジネスモデル変革を進められるのか。また、今後日本企業にはどのような取り組みが必要となるのか。PwCがIoT市場の現状と動向を解説する。
記事 IoT・M2M コマツ 黒本和憲 専務に聞く「IoT戦略」、CPSはインダストリーが大きく変わる転機だ 2016/09/16 日本の製造業が性能や品質を競い合う中で、いち早くIoTに取り組むとともに、顧客志向に舵を切った企業がコマツだ。同社は21世紀初頭から、建機に備わるさまざまなセンサーから得られるデータを活用したビジネスを展開してきた。同社がデータの価値に着目し、どのようにソリューションベンダーに転換を果たしてきたのか。同社 取締役 専務執行役員の黒本和憲氏に聞いた。
記事 IoT・M2M 明電舎が「IoTマンホール」で取り組む水害対策イノベーション 2016/09/09 台風が猛威をふるった今夏。2020年東京五輪も台風が集中する時期の開催であり、小池東京都知事も懸念を表明していた。また、昨今増えているゲリラ豪雨も各地に深刻な被害をもたらしている。これら「水」にまつわる課題に対して、IoTを用いて、浸水被害等を未然に防ごうという取り組みを進めるのが明電舎だ。同社は、下水道のマンホールに水位計を取りつけ、そのセンサーから得られたデータを可視化するサービスを開始。この「IoTマンホール」誕生の背景や狙いについて、常務執行役員 水・環境システム事業部長の加藤 三千彦氏と、戦略企画部長の平井 和行氏に話を聞いた。
記事 IoT・M2M サトー 小玉 昌央氏「IoTは、顧客の『個別解』を探してきたその延長線上にあった」 2016/09/08 サトーホールディングス(以下、サトー)は、情報の最後の1㎝を埋めるために、独自の自動認識ソリューションを提供しているが、そのコンセプトをさらに一歩進め、寸止めIoTから真の意味でのIoTソリューションへの布石を打ちつつある。その1つが、先ごろ開設したSATO Global Solutions, LLCに代表されるソリューションセンターだ。前回に引き続き、同社の先進的な取り組みを支える具体的な施策や、今後の戦略について、同社のエグゼクティブオフィサー 戦略提携担当 小玉 昌央氏に、経営コンサルタントの野間 彰氏が切り込んだ。
記事 IoT・M2M IoTで「怒られる仕事」を「喜ばれる仕事」にする、”知る人ぞ知る”優良企業サトー 2016/09/07 サトーホールディングス(以下、サトー)は、世界に先駆けて、ハンドラべラーや、POS時代の可変・固定情報ラベル対応熱転写プリンタを発明し、さらにバーコード、QRコード、RFID、NFCなど各種タギング技術を開拓してきた。最近では「情報空間の最後の1cmを埋める」を合言葉に、次のIoT時代を見据えた「自動認識ソリューション」を主力技術としてグローバルで展開中だ。知る人ぞ知る、超優良企業のサトーの先進的な取り組みや、今後の戦略について、同社のエグゼクティブオフィサー 戦略提携担当 小玉 昌央氏に、経営コンサルタントの野間 彰氏が話を聞いた。
記事 IoT・M2M GEデジタル CEO ビル・ルー氏が示した「第4次産業革命」によるモノづくりの未来 2016/09/06 米GE社が「インダストリアル・インターネット」のコンセプトを打ち出し、経営戦略の中核に据えたのは2012年11月のことだ。ドイツが国家を挙げて推進する「インダストリアル4.0」と共に、この動きはデジタル・トランスフォーメーションによる“第4次産業革命”を呼び起こすと、製造業をはじめとする産業界に大きなインパクトを与えた。そして現在、インダストリアル・インターネットはどのような進捗の過程にあるのだろうか。GEデジタル社のCEOに就任したビル・ルー氏が「今」と「将来」を語った。
記事 IoT・M2M デジタル・ツインとは何か? GEが航空機エンジンの保守費用を大幅削減した方法 2016/08/17 さまざまな機器から収集されるデータを分析し、活用しようとするインダストリアル・データ・サイエンスの分野において、GEでは3つのアプローチ方法を定義している。1つめが、エンジニアリング技術をベースに理想的なモデルを作成する手法、2つめが各種機器類から得られるデータを活用してモデルをブラッシュアップしていく手法、そして3つめが、改善のためのルールや知見を経験的に発見する手法だ。「デジタル・ツイン」を実現するには、これら3つを組み合わせた分析が必要となるという。
記事 IoT・M2M 大日本印刷、蘭ジェムアルトとIoTセキュリティ分野で協業 2016/08/10 大日本印刷(以下、DNP)は10日、オランダのGemalto N.V.(以下、ジェムアルト)と、IoT(Internet of Things)のセキュリティ分野で協業すると発表した。
記事 IoT・M2M GEが「システム開発にはデザイナーが必要だ」と考えている理由 2016/08/10 GEはかつての工業的な企業から、デジタル企業へと転身を図ってきた。同様に従来型産業に従事してきた企業も、デジタルに触手を伸ばそうとしている。GEデジタル シニア・ソフトウェア・マネジャーのデビッド・ビンガム氏は「その中で企業が考えるべきことは、自社の中にどんな新たな能力があるかということだ」と指摘、「またデジタルに取り組むことで生まれる新たな複雑性や課題についても考える必要がある」と強調する。こうした企業側の現状を踏まえ、GEが顧客とともにシステム開発を効果的、効率的に進めるための手法として、採用しているプロセスがあるという。
記事 IoT・M2M インダストリー4.0に対するマイクロソフト流アプローチは「えっ」と驚かせてから 2016/08/05 製造業に変革が迫られるインダストリー4.0(第4次産業革命)やIoT(モノのインターネット)。その大きなうねりを大手ソフトウェアベンダーはどう見ているのか。日本マイクロソフトで、日本企業向けにインダストリー4.0やIoTの支援に取り組む製造インダストリーマネージャー 武本大作氏に話を聞いた。
記事 IoT・M2M IoTの「4つの産業別ユースケース」と「5段階の活用レベル」をIDC鳥巣 悠太氏が解説 2016/08/04 クラウド、あるいはアナリティクスといった第3のプラットフォームが登場し、企業は基盤技術としてのITを柔軟かつ安価に使えるようになった。しかし、デジタルトランスフォーメーション(DX)を企業が推進する中で重要なのは、IoTをはじめとした革新技術の活用だ。IDC Japan コミュニケーションズ マーケットアナリストの鳥巣 悠太氏が、「製造・資源」、「流通・サービス」、「公共・インフラ・金融」、「個人消費者・クロスインダストリー」の4つの産業分野別のIoT活用ユースケースや、5つのステージに分類された活用レベルを解説する。
記事 IoT・M2M 製造業はIoTで「カイゼン」を「データ」に置き換える必要がある 2016/08/02 バブル崩壊後の「失われた20年」から日本の製造業が力強く回復するためのカギを握るのが「IoT」だ。IoTを用いて、いかにして製造現場や製品の稼働に新たな価値を創出すればよいのか。「GE Digital Day 2016」では、GEデジタル、東芝、NEC、日本IBMのキーパーソンが「モノ発想」から「アウトカム(成果)発想」へ転換していくために必要なことを語り合った。
記事 IoT・M2M CPSとは何か?IoTと何が違うのか 日本IBM 山本宏CTOに聞く「IoT」と「匠」の融合 2016/08/01 日本のモノづくりは、ときに「過剰品質だ」「こだわりすぎだ」と揶揄されることがある。しかし、「日本のモノづくりへの“こだわり”は絶対に捨ててはいけない」と主張するのが、日本IBM CTOの山本 宏 氏だ。第4次産業革命(インダストリー4.0)の真っ直中で、日本は何に注力し、そして何を課題とするべきなのか。第4次産業革命になくてはならない「サイバーフィジカルシステム(CPS)」やIoTの本質、そしてその活用方法について、山本氏に話を聞いた。
記事 IoT・M2M ソラコムのIoTサービスが「世界120か国」で利用可能に グローバルSIMを提供 2016/07/19 IoT通信プラットフォームを提供するソラコムが「SORACOM Global PoCキット」を発表しました。120を超える国と地域においてSORACOMのサービス利用が可能になります。
記事 IoT・M2M 「ルンバの野望」を支えるのは「部屋マップ」データだった 2016/07/07 ルンバ(Roomba)は単なる掃除機能を提供する機械ではない。人間がより快適に生活できる「スマートハウス」を実現するための土台を築くものだ――。こう訴えるのは、米iRobotの会長兼CEO務めるコリン・アングル(Colin Angle)氏だ。「将来は一家に一台“お手伝いさんロボット”が普及する」とビジョンを語るアングル氏。IoTとロボットによって、人間の生活はどのように変化するのだろうか。また、ルンバを通してアングル氏はどんな「野望」を抱いているのか。
記事 IoT・M2M 「プラットフォーム」と「ビジネスモデル」を制する者が「IoT」を制す 2016/07/01 インダストリー4.0への注目がグローバルにおいて高まっている。こうした中で、フランスにおける製造業の変革を担う主要プレーヤーとしても知られるのが仏ダッソー・システムズだ。加熱する変化の激しい世の中において、企業は従来のビジネスモデルでは戦えない時代を迎えており、Airbnb、Uber、Alibabaのようにプラットフォームを持ち、継続してエクスペリエンス(体験)を提供していかねばならないのだ。ダッソーシステムズの鍛冶屋 清二氏と、仏ダッソー・システムズのモニカ・メンギニ氏が、製造業に求められる変革について解説した。
記事 IoT・M2M マイケル・ポーター教授が「IoTは過去のものになりつつある」と語る理由 2016/06/23 IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の登場は企業組織のあり方を根底から覆した。これにより、過去30~40年間続いてきた組織形態は変革を迫られている。今後は、これまでの組織論は通用しない──。こう語るのは、ハーバードビジネススクールのマイケル・ポーター教授だ。IoTは企業組織に対してどのように変化をもたらすのか。またIT部門の役割にどのような影響をおよぼすのか。事例を交えて大いに語った。
記事 IoT・M2M IoTで「高齢者の見守り」支援、富山県氷見市が「低コストで」実現できたワケ 2016/06/20 地方を中心に過疎化や高齢化が大きな課題となっている。こうした中、富山県氷見市の久目地区では地域の課題を自分たちで見直し、生活環境を改善しようと住民たちが知恵を出し合っている。2014年に立ち上がった「Code for Himi」とも協力して高齢者の生活改善にICTを取り入れるなど、先進的な取り組みにも積極的だ。今回はその取り組みの中からIoT技術を活かしたユニークな見守り支援システムについて紹介したい。
記事 IoT・M2M IoT開発のセキュリティ設計、構成される5つの要素と4つの対策 2016/06/14 自動運転やインダストリー4.0といった文脈において、ほぼ必須ワードともいえるIoT(Internet of Things)。IoTを活用するためにはセキュリティ対策は欠かせない。IT企業だけでなく、自動車や制御機器、家電メーカーといった製造業にとっても重要なIoT開発におけるセキュリティ対策のポイントとは。
記事 ルータ・スイッチ 国内ビッグデータテクノロジー/サービス市場が急拡大、パブリッククラウド急伸 2016/06/13 2015年の国内ビッグデータテクノロジー/サービス市場規模は947億7,600万円、前年比32.3%増の高成長となった。新規のプロジェクトではパブリッククラウドサービスの利用が急速に伸張。今後も市場での存在感を増しているという。
記事 ルータ・スイッチ 企業向け無線LAN・ルーター・スイッチ市場シェア、3分野すべてでトップの企業はシスコ 2016/06/01 企業向けルーター、企業向けイーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器からなる2015年の国内企業向けネットワーク機器市場は、前年比成長率5.6%、2,131億円となった。中でも企業向け無線LAN機器市場は高い成長を続けており、9.3%と大幅な伸びになった。
記事 IoT・M2M ウフルとソラコム、IoT事業で提携 データ取得、分析・活用をスムーズに 2016/05/26 ウフルとソラコムは26日、IoT分野における業務提携を行ったと発表した。双方のプラットフォームの連携を強化するという。
記事 IoT・M2M 東大 坂村健 教授が語るIoTの本質、「インダストリー4.0はオープンなカンバン方式だ」 2016/05/26 これまでにもIoTと同じ考え方を意味するバズワードはいくつか登場した。ユビキタスコンピューティングしかり、M2Mしかり。その中でIoTという呼称が市民権を得たのは「モノをインターネットにつなぐというのではなく、インターネットのようにモノをつなぐということを明快にした呼び名だったからだ」と指摘するのが、東京大学大学院情報学環教授でユビキタス情報社会基盤研究センター長の坂村健氏だ。これからのIoTの可能性と取り組むべき課題について、坂村教授が語った。
記事 IoT・M2M NEC、工場のIoTデバイスをリアルタイムに制御する技術を開発 ExpEtherを無線化 2016/05/25 NECは25日、工場の製造現場などの機器(センサ・ディスプレイ・ロボットなどのIoTデバイス)を、無線環境でリアルタイムに遠隔から集中制御し、製造ラインの柔軟な変更を可能にするネットワーク技術を開発したと発表した。NECのネットワーク技術「ExpEther」(エクスプレスイーサ)を無線化した。
記事 IoT・M2M ソフトバンク、法人向け「IoTクラウドサービス on CONNEXIVE」を開始 月額500円から 2016/05/11 ソフトバンクは11日、月額500円で簡単・手軽に利用可能な法人向けIoTクラウドサービス「IoTクラウドサービス on CONNEXIVE」の提供を開始すると発表した。
記事 IoT・M2M ネスレ、Audi、LG、コマツのビジネススキームを変えるIoTの広がり 2016/04/28 デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト)は、グローバルビジネスに関わるテクノロジーの動向を「Tech Trends 2016 日本語版」としてまとめた。テクノロジーとその進化をどう経営戦略に取り込むのか。11日、同社 執行役員/パートナー Deloitte Digital ストラテジーリーダー 岩渕 匡敦(いわぶち まさのぶ)氏が海外の最新事例と日本企業の課題を解説した。
記事 FTTH・ADSL・xDSL イーサネットは2020年1.6テラbps以上に? 回線を集約する新技術「Flexible Ethernet」 2016/04/27 イーサネットの業界標準化団体、Ethernet Allianceが発表した「2016 ETHERNET ROADMAP」によると、2020年にはイーサネットの帯域幅が最大で800Gb/s、もしくはそれを束ねて1.6Tb/s、3.2Tb/s、6.4Tb/sに達するかもしれないとのことです。