記事 流通・小売業IT オムニチャネル実現の前に、O2Oやタブレット活用で強い現場作りを 2015/01/22 インターネットやモバイルデバイスの普及により、消費者の購買行動は大きく変化した。オムニチャネルやO2Oといったキーワードは消費者ニーズの多様化を意味しており、企業は彼らのニーズを正確に把握する必要がある。こうした環境変化に流通・小売業はどう向き合い、いかにして課題を解決すればよいだろうか。中央大学 教授 中村 博氏、インフォテリア 堀野 史郎氏らが登壇したリテールITマネジメントセミナーでは、特定属性の分析を可能にするID-POSデータの活用方法や、実店舗の強化に取り組む企業2社の事例が紹介された。
記事 CRM・SFA・CTI・ヘルプデスク 森下仁丹のコンタクトセンターが取り組む、良質な顧客体験を提供する仕組みづくり 2015/01/09 森下仁丹をはじめとして、安心や安全が高く望まれる製品・サービスのコンタクトセンター業務を幅広く受託する森下仁丹ヘルスコミュニケーションズ。約50名規模の同社コンタクトセンターでは、繁忙期においても限られたリソースを活用し、サービスレベルを向上させるための仕組みづくりに着手した。企業にとっての永遠の課題である「ロイヤリティの高い顧客との関係構築」のために、同社はどのような取り組みを進めているのだろうか。
記事 Web戦略・EC Web制作者、ECサイト運営者が知っておきたい「人の目」に近づくグーグルの検索エンジンへの対応 2015/01/06 どうすれば、自社のコンテンツがインターネット上で検索してもらえるのか。Webというチャネルが収益基盤である企業にとっては永遠の課題である。「パンダアップデート」や「ペンギンアップデート」と呼ばれるグーグルの検索アルゴリズム更新によって検索結果表示のアルゴリズムが高度化し、もはや表面的なSEO対策は通用しない。では、いま求められている最適なSEO対策とは、いったいどのようなものなのか。
記事 競争力強化 熟練エンジニアの経験と勘を共通ノウハウに転換し、製造現場の歩留まりを劇的に改善するソリューションとは 2014/11/17 日本の製造業が世界各国で工場を建設し、現地で生産することは当たり前になった。しかし、海外工場で日本と同レベルの品質、生産性を保つことは容易ではない。製品の品質を高め、歩留まりを改善するには、熟練エンジニアの経験と勘が不可欠となるケースが多いが、世界中の工場に熟練エンジニアを派遣することはできない。ところが、熟練エンジニアの経験と勘を取り込み、製品の歩留まりを劇的に改善できるソリューションがあるという。3Dエクスペリエンス企業であり、3DCAD、PLM分野の世界的なリーダーであるダッソー・システムズとPLM製品の販売・サポートを手がけるファソテックに話を聞いた。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 【シャープ事例】不具合相談による無駄な修理訪問30%減、ナレッジ活用率も47.9%に上昇 2014/09/02 「たとえば洗濯機修理の訪問でも居間にAQUOSがあれば画面クリーニングを行うといった対応をします。」修理完了後にさらに5分間顧客対応するシャープの顧客サービス。シャープでは、CS(顧客満足度)の向上に全社で取り組み、日本および海外で使えるナレッジ システムを構築。その取り組みと成果について、シャープ CS・環境推進本部 副本部長 兼 CS企画統轄の中川 潤子氏に聞いた。
記事 業務効率化 新たなイノベーションを起こす!驚きの音声物流と、データ分析による業務改革 2014/08/18 Amazonのサービスに代表されるように、昨今の物流業界は、受注品を当日発送することが当たり前のように行われるようになった。一昔前なら考えられなかったことだが、物流サービスが多様化し、顧客ニーズに迅速に対応することが、競合他社に打ち勝つ施策になっている。厳しい環境を乗り切るためには、いま物流現場の進化を促すソリューションが求められているのだ。その一方で、売上拡大を目指すために、ビッグデータなどの新しいデータ分析手法を用いることも、一歩先の経営戦略上では必要不可欠な手法になっている。
記事 競争力強化 【フィリップス ヘルスケア事例】4週間の部品納期を4時間に短縮 2014/08/02 「壊れたら直す」のではなく、常に機器を遠隔から監視し故障を予測、ダウンタイムを最小化するというフィリップスヘルスケア。機器を利用する人、メンテナンスする人、さまざまな人とのつながりを重視することで、購買時に「まずはフィリップスだね」と言われるように、設計、ナレッジ管理、サービス パーツ在庫管理、すべての工程において取り組んでいる。フィリップスヘルスケア サービス パーツ サプライチェーン部門担当 バイス プレジデントのジョン・シュランジャー氏が語る。
記事 競争力強化 戦略的サービス事業への変革、苦労点と成功へのアドバイス 2014/08/02 サービスの変革に取り組み、成功している製造業の各社から、克服してきた苦労点や、これから取り組む企業に向けてアドバイスを聞いた。インガーソル・ランド 北欧営業・サービス担当 バイス プレジデント&ゼネラル マネージャのジョセフ・M・バーグマン氏、フィリップス ヘルスケア サービス パーツ サプライチェーン部門担当 バイス プレジデントのジョン・シュランジャー氏、シャープ CS・環境推進本部 副本部長 兼 CS企画統轄の中川 潤子氏、PTC SLMセグメント ディビジョナル ゼネラル マネージャのリー・スミス氏によるパネルディスカッションを通してお届けする。
記事 競争力強化 【インガーソル・ランド事例】成果に基づく『製造業のサービス化』を実現 2014/08/02 産業向けのツール類を製造、販売するグローバル企業のインガーソル・ランド。1,200億ドルの売上規模がある同社だが、売上の30%をサービス事業が占め、その利益は増加傾向にあるという。サービスの提供を通じてユーザーニーズの変化をいち早く把握し、競合の追随を許さない同社。変革の過程を、インガーソル・ランド 北米営業・サービス担当 バイス プレジデント&ゼネラル マネージャのジョセフ・M・バーグマン氏が語る。
記事 競争力強化 「一時的には売上を落とす覚悟も」製造業が直面するビジネスモデル変革のとき 2014/08/02 世界は今、大きなパラダイムシフトを迎えている。製造業が戦略的なビジネスモデルの変革を求められている今、経営層は何をすればよいのか、また、企業はどう変わればよいのか。製造業向けに、製品の開発、サービス、運用の変革を促進するテクノロジー ソリューションを提供するPTCのSLMセグメント ディビジョナル ゼネラル マネージャのリー・スミス氏が説く。
記事 競争力強化 【特集】最高の顧客体験を提供する次世代コンタクトセンター 2014/06/11 近年、企業の競争力の源泉は、製品品質や価格ではなく「顧客サービス」に移行しつつある。サービスにおいて競合優位性を確立、維持することが企業の業績向上に大きく貢献するのだ。本特集では、顧客接点の最前線であるコンタクトセンターのあるべき姿と、共感や愛着といった「顧客ロイヤリティ」を高めるための方法を解説する。
記事 BI(DWH、OLAP、マイニング) ビジネスの現場にいる個人が手軽に使える、誰にでもわかりやすいBI 2014/06/05 近年、ビッグデータというキーワードが飛び交い、BIも改めて見直され始めているが、実際に使いこなしているのは一部の企業に限られている。多くの企業ではいまだにExcelを使って手元にあるデータを分析し、マーケティングや営業活動に使っているのが現状だろう。こうした現状を打破する解決策について、Tableau Japan マーケティングマネジャー 原 信道氏に話を伺った。
記事 CRM・SFA・CTI・ヘルプデスク オムニチャネル時代に求められる、顧客接点を統合したコンタクトセンターとは? 2014/06/05 顧客の消費行動が変化することで生まれた“オムニチャネル”という言葉がさかんに叫ばれる昨今、消費者と企業との接点は、コーポレートサイトもあれば、電子メール、ソーシャルメディアと非常に多様化している。企業にとって顧客の全容が把握しにくくなっている状況を打破し、顧客の要望を事前に把握、さらには先回りすることで顧客ロイヤリティを向上するためには、何が求められているのか。
記事 グローバル化 寺島実郎氏が語る日本再生への道 「米国で巻き起こる2つの革命」から学びはあるか 2013/12/25 いま日本を取り巻く世界の状況は大きく変わりつつある。米国は、クラウドやビッグデータ解析といった次世代先端ITと、シェールガス・オイルによるエネルギーの革命ががっちりと噛み合い、急速に国力を蘇えらせている。こうした状況で、日本が遅れを取らずに再生していくために必要なものは何か?TBS系列『サンデーモーニング』などメディア出演も数多くこなす三井物産戦略研究所の寺島実郎氏は、日本再生の道標となる重要な指針について熱く語った。
記事 競争力強化 早稲田大学教授 内田 和成氏が語る ユニクロとしまむらはなぜ成功しているのか? 2013/11/25 アベノミクスによる若干の上向きはあったものの、日本経済の閉塞状況は依然として深刻だ。頭の上の暗雲を払拭できずに苦闘する日本企業は、この先いかに戦うべきか。日本航空、ボストンコンサルティンググループの日本代表を経て、早稲田大学 大学院 商学研究科 教授を務める 内田 和成氏が、「日本企業の新たな勝ちパターン」と題して、熾烈な市場競争に直面する経営者に向け、さまざまな実例を引きながら視点を変える重要さを訴えた。
記事 情報共有 グローバル時代を勝ち抜け 現場力を高めるための4つのポイント「SMAC」とは? 2013/11/23 よいモノをつくれば売れるという時代は終焉した。昨今の企業に求められているのは、現場で何が起きているのかを迅速に把握し、商品の開発や戦略に結びつけることだ。そこで必要になるのが、営業と開発が連携しながら仕事を進めたり、現場の意見を吸い上げたりできる仕組み作りである。現場力を高め、グローバル時代を勝ち抜くためには何が重要なのか。企業システムにおけるコラボレーション基盤の活用事例から探っていきたい。
記事 競争力強化 硬直化するVB6.0資産。時代の変化に対応したWebシステムへ進化させる手法とは 2013/10/02 古いプラットフォームやテクノロジーをベースにした「レガシーシステム」は、企業にとって多くの問題を引き起こし、ビジネスにも悪影響を与えるリスクをはらんでいる。もし適切な処置を怠れば、企業は時代の変化に対応できず硬直化し、競争力を失ってしまうだろう。しかし、その一方でシステムのOSひとつ取っても、10年以上前に登場したものを未だに使い続けている企業が多い。OSによってはサポートの終了が近づいているケースもあり、レガシーシステムの移行は急務だ。このような状況で、消極的な移行コストを積極的なIT投資とすべく、Visual Basic 6.0(以下、VB6.0)の資産をJava化し、リッチなWebアプリケーションに進化させるなどの動きもある。真の意味での競争力を獲得するために、いま企業がとるべき最適なアプローチとは一体どのようなものなのであろうか?
記事 業務効率化 業務変革のプロが語る、真の変革を実現するための極意とは? 2013/08/26 日本経済は、ここ数年の不況からようやく抜け出しつつあり、明るい兆しも見え始めている。とはいえ依然として厳しい状況に変わりはない。実質GDPの成長率はバブル崩壊後に大きく転落し、1990年代からは平均1%に満たないジリ貧状況が続いている。国内市場は縮小し、製造業の生産性も米国と比べて7割程度に留まっている。逆風を乗り切るために、企業は新興国へ拠点を移すなど、海外ビジネスに活路を見い出そうとしている。しかし、従来のように良いモノさえつくれば売れる時代は過ぎ去った。海外市場で勝ち残るために、まず企業の構造改革を進め、激変する環境に追随できる体質をつくりだす努力が求められている。業務の変革や改善は必須のものだが、これらは金科玉条のように何度も論じられてきた題目である。真の意味で業務変革を実現できるサービスは本当にあるのだろうか?
記事 中堅中小企業 同業者はみんなどうしてる?中堅中小企業の集合知の共有と事業拡大を実現する 2013/03/18 IT製品やサービスを並べたマーケットプレイスは、数多くある。しかし、基本的には売り手側からの一方通行のサービスがほとんどで、利用者はただ製品やサービスを購入し、利用するだけだった。一方で、中堅中小企業の経営者が求めているのは、実際のビジネスに直結する仕組みだ。それは営業力の強化であったり、人材の確保・育成、コストダウンにつながるものである。こうしたミスマッチが起きていた問題に対して、1つの答えを導き出そうという試みが新たに始まっている。
記事 中堅中小企業 【特集】日本を支える主役!中堅中小企業のイノベーション術 2013/03/01 日本の全企業数の99%超、従業者数で7割を占める中小企業。日本の中小企業は、日本経済の基盤であり、国際競争力の源泉とも言われる。今や世界的な企業になったトヨタやソニーなどの大企業も、もともとは中小の町工場からスタートしており、今後の新ビジネス創造の主体という側面もある。本特集では、こうした日本経済を支える主役、中堅中小企業の経営に役立つビジネスイノベーション術について紹介する。
記事 開発総論 失敗しないITプロジェクトの極意、ビジネスとシステムの溝を埋める「要求開発」を知る 2013/01/31 企業活動の生命線を握るようになった情報システム。しかし大々的なプロジェクトを組んで導入したにも関わらず、ビジネス環境などが変化した結果、現場でほとんど活用されなくなったシステムも多数存在している。結果、投下したコストはムダになり、競争力がそぎ落とされるという状況が生まれることになる。こうした失敗は、なぜ起きてしまうのか。また十分に利活用されるシステムを作り上げるためにはどうすればいいのか。これを考える上で必要となるのは、経営側からの要求と、システム開発における要件定義との間に存在するギャップを“穴埋め”するという視点だ。
記事 競争力強化 机上シミュレーションだけでは得られない、リアルタイム経営基盤の投資対効果を大検証 2012/12/25 グローバル化による激しい競争が繰り広げられている昨今、時代の変化を機敏に捉えタイミングよく有効な施策を打つことは、企業にとって喫緊の課題になっている。そこで、企業の現状を正確に捉え、近未来を予測し、迅速かつ的確な判断を行う「リアルタイム経営」が重要視されている。しかし、リアルタイム経営はの自社のビジネスにおいて、投資に見合った効果を発揮するのだろうか?
記事 競争力強化 【特集】リアルタイム経営を実現するために 2012/11/25 経営環境が激しく変化するなか、企業の現状を正確に捉え、近未来を予測し、迅速かつ的確な判断を行う「リアルタイム経営」が重要視されている。本特集では、リアルタイム経営を実現するための基盤構築について考察する。
記事 グローバル化 【特集】世界を相手に勝ち抜く!グローバル競争基盤を確立する 2012/11/01 製造業をはじめ、あらゆる業界において企業間競争がグローバル化している。低価格な労働市場を背景とした新興国の台頭、生産・販売拠点の迅速な立ち上げ、急激に変化する市場環境やサプライチェーンへの対応など、業務プロセスの改善だけでなく、情報システム基盤のあり方も大きな変化が求められている。本特集では、世界を相手に勝ち抜く競争基盤を確立するノウハウをお届けする。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 【特集】ITに縛られない働き方を実現する仮想デスクトップ導入のすすめ 2012/10/14 ITは確かに企業の生産性を高めたが、その一方で従業員をデスクトップに縛り付けることになった。しかし今、スマートフォンやタブレットといった新しいデバイス、Windows 8という新しいOSの登場、震災以降のBCPといった社会的要請などによって、硬直的な仕組みでは対応しきれなくなっている。本特集ではITに縛られない働き方を実現する仮想デスクトップ導入について紹介する。
記事 競争力強化 製造業におけるビッグデータ活用事例、新しい価値創出のプロセスをひも解く 2012/06/28 日本企業は、販売・財務データなど構造化データの活用は他国と比べても進んでいると言われる。その一方で、ソーシャルメディアからもたらされる非構造化データについては、米国はもちろん、中国にも後塵を拝しているのが実情だ。「日本企業が非構造化データの活用まで踏み込めれば、数多くの競争優位性やコスト削減効果が得られます」と語るのは、SAS Institute Japan(以下、SAS) ビジネス開発本部 IMAグループの山下克之氏だ。同氏は、ビッグデータを活用することで、大きな成功を収めている自動車メーカーの先進的な具体例などについて紹介した。
記事 競争力強化 ローランド・ベルガー 遠藤功氏×PTCジャパン 後藤智氏 対談 「これからの日本のものづくり企業がめざすべき道は」 2012/04/02 大規模な自然災害や円高など、次から次へと出現する逆境にあえいでいるかのように見える日本のものづくり企業。ここから再生への処方箋をどのように描けばいいのか。3月21日に開催された「グローバル時代のものづくり 日本製造業復活のシナリオ」を契機に、早稲田大学ビジネススクール 教授で、ローランド・ベルガー 会長の 遠藤功氏とPTC ジャパン ソリューション戦略企画室 PLMシニアエキスパート 後藤智氏が活発な議論を展開した。