記事 IT投資・インフラ戦略 どこでも「超小型データセンター」を設置できる?データが増えても“悩みゼロ”のワケ 2021/08/25 デジタル化の進展は、ITインフラの在り方を大きく変えつつある。近年、取得できるデータの量が急増したことで、ITインフラのワークロードに大きな負荷がかかっている。このような課題を解決し、可用性やセキュリティが確保された運用方法はあるのだろうか。
記事 ストレージ オンプレ・クラウド混在「こんなはずでは…」のストレージ戦略、シンプルさを取り戻せ 2021/08/25 デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みの中核にあるのが「データ活用」だ。企業には、さまざまなデータを蓄積・分析し、ビジネス変革につながる価値を見いだすことが求められている。しかし現実には、データ分析以前に、爆発的に増大するデータの保存・管理に手を焼いているのが多くの企業の実態ではないだろうか。そこで重要になるのがストレージ戦略だ。ここでは、DXの推進に不可欠なシンプルなデータ管理を実現するストレージ戦略を解説する。
記事 バックアップ・レプリケーション 【事例】バックアップ製品は実際どう選んだ?現場が語る、システムを止めない考え方 2021/08/24 ECの台頭や新型コロナウイルスの影響を受けて、インターネット経由した企業間の取引や購買活動が活発化している。観賞用園芸植物「花き(かき)」も例外ではない。アジア最大級のフラワーマーケットである東京大田市場花き部の卸売会社、フラワーオークションジャパン(FAJ)では、デジタルデータの重要性がますます高まる現状を捉え、ランサムウェアによる被害の際にもすぐに復旧できる環境を整えるため、バックアップ環境の再構築を行った。その経緯や工夫、システム構成について話を聞いた。
記事 IT投資・インフラ戦略 なぜ今正確な「時刻同期」が必要なのか? 手間とコストを抑えたタイムサーバ導入法 2021/08/23 ICTへの依存度がますます高まる中、つい見過ごしがちなのが「時刻同期」である。システムの安定運用やセキュリティ強化を目指すには、あらゆる機器から発せられるログを統合的に監視しなければならず、その際に時刻同期環境が求められる。この解決策としてタイムサーバがあるが、新たに設置するとなると、さまざまな検証が必要になってくる。では、手間なく高精度なタイムサーバを導入するにはどうすればいいのだろうか。
記事 IT投資・インフラ戦略 コロナ対策関連の給付金事業にも採用、パーソルテンプスタッフに聞く「高速BPO環境」の作り方 2021/08/20 パーソルテンプスタッフは、人材サービス事業を展開するパーソルグループの中核企業として、人材派遣、ビジネス プロセス アウトソーシング(BPO)などのサービスを提供している。近年、働き方改革の推進などにより、企業や自治体から業務を受託するBPOサービスへのニーズは拡大している。また2020年、コロナ対策事業として始まった「特別定額給付金事業では、神戸市の事務処理を同社が受託、「スピード給付」を実現し全国の自治体から注目された。しかし、パーソルテンプスタッフがただちに数百の新規アカウント準備し、数千のアカウント管理するなど「高速BPO」を可能にする組織・仕組みを構築するには、数年間にわたる同社の苦闘があった。同社の取り組みについて、BPOサービスを担当する2人のキーパーソンに聞いた。
記事 新規顧客開拓 請求書業務を「そのまま」デジタル化するには? テレワーク・電帳法改正対応への道 2021/08/18 テレワークの推進や電子帳簿保存法の改正、インボイス制度の導入などにより、請求書のデジタル化が求められている。紙の請求書にまつわる業務フローを再構築しようと取り組む企業も多いが、請求書のやりとりは自社だけでは完結しない。また組織内でも手入力によるデータ整理やハンコによる承認フローなどがあり、思うように効率化できない原因となっている。請求書関連業務をどうスマートにデジタル化すればいいのか、その課題と解決策について考えてみよう。
記事 IT投資・インフラ戦略 「e-Gov電子申請」の超活用法、業務効率を向上させるための条件とは 2021/08/18 e-Gov電子申請は、省庁に対する一部の届け出や申請を電子的に行う仕組みだ。電子申請が可能になれば、多くの企業は煩雑で手間のかかる作業を減らし、業務効率を向上させることができる。ところが、e-Gov電子申請の使い方によってはさまざまな課題があり、業務効率化に結びつかないケースも少なくない。それは具体的にどういうことなのか。e-Gov電子申請を最大限に生かすため、企業に求められる取り組みを整理した。
記事 IT投資・インフラ戦略 テレワークの反省を活かすなら、まず「資産管理」を見直すべきと言えるワケ 2021/08/11 2020年からのコロナ禍により、緊急的かつ強制的にテレワークへの移行を余儀なくされた企業も多かっただろう。あれから時が経ち、IT管理者からは業務遂行における反省の弁も聞かれる。たとえば、社員個別のPC環境の把握が不十分であったり、ネットワーク面でVPNが確保できていなかったり、うまくパッチを当てられないなど、さまざまな困りごとも露呈した。テレワークが浸透しつつある今、こういった課題を根本的に見直し、解決に導く策として注目されているのが「IT資産管理」だ。
記事 IT投資・インフラ戦略 劇的に運用が変わる?「マルチクラウド」のデータ管理をスッキリさせる方法 2021/07/19 企業のクラウド活用が進む中、オンプレミスとクラウドを併用するマルチクラウド環境はすでに珍しいものではなくなってきた。しかし、マルチクラウドは運用が複雑化するほか、データ保護のサイロ化につながるなど、データ管理における課題は多い。こうしたマルチクラウド特有の難しさを乗り越え、クラウド活用のメリットを最大限享受する方法はあるのか。
記事 サーバ もはや常識のハイブリッドクラウド、移行時に検討すべき「5つの手法」とは? 2021/07/16 デジタルトランスフォーメーション(DX)を具現化するためのインフラとして中心的な役割を期待されているのがクラウドだ。オンプレミスからハイブリッドクラウド、マルチクラウドなど、インフラのあり方が変遷していく中で、企業が考慮すべき点は何か。コストを抑えながらスムーズに移行を成功させ、クラウドが持つ俊敏性や柔軟性を手にするための移行ステップと、それを実現するための環境づくりについて解説する。
記事 新規顧客開拓 進む“営業のオンライン化”、成果を上げる「顧客起点」の営業モデルとは? 2021/07/14 コロナ禍の影響で働き方にも大きな変化が起こっている。オンライン会議やオンライン商談、テレワークが急増し、対面でのコミュニケーションが大幅に減少しているのだ。この変化の影響を特に受けやすいのは、営業部門だろう。新規顧客の開拓や既存顧客の拡大の難易度が上がっている。しかしコロナ禍の中でも活発な営業を展開して業績を伸ばしている企業は数多く存在する。オンライン主流の時代に成果を上げる「顧客起点」の営業モデルについて解説していこう。
記事 ITコスト削減 クラウド・コンテナの便利さの裏で上昇する「運用管理コスト」、自動化するコツは? 2021/07/14 2010年頃からシステム構築にクラウドを採用するケースが増えてきており、それに伴ってシステムの運用管理はここ10年で大きく変わってきた。マルチクラウド、コンテナ化、クラウドネイティブなサービスの利用が進めば、必然的に従来とは異なる運用ツールやサービスが必要になる。ツールは多数存在し、システム担当者はこれらを組み合わせて使うとなれば学習コストがかかるだけでなく業務の煩雑性も問題となる。現在のITシステム管理でのベストな方策とはどのようなものなのだろうか。
記事 開発総論 30%の工数削減、「スクラッチでも高効率」な次世代ローコード開発とは? 2021/07/08 企業の情報システムは、これまで以上にビジネスの変化に対応する迅速性と柔軟性が求められている。だが、業務の固有性が強いためにSaaSやパッケージを利用することができず、スクラッチ開発を余儀なくされるケースも少なくない。いかにして効率的に開発を進めるかが重要だ。DX時代に求められるクラウドネイティブ・アーキテクチャーと、それを下支えする「超高速開発」のあり方を解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 DXのカギはLINE?「ユーザーに優しい」AI技術の取り入れ方 2021/07/02 コロナ禍による新しい働き方へ対応するため、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進んでいる。とはいえ、単なる自社内の業務プロセスの効率化だけにとどまるのではなく、顧客に対して高いユーザー体験を提供するためのデジタル改革も同時に進めていかなければならない。こうした課題に応える解決策の1つが「AI技術」である。生活者の日常の中にAIを融け込ませるには、どうすればよいのだろうか。
記事 統合運用管理・サーバ監視 DevOpsのカギであり盲点、はてな社が自社用サービスで気づいた「監視」の重要性とは 2021/07/02 総務省の「企業におけるクラウドサービスの利用動向」によると、2019年時点でクラウドを全社的もしくは一部の部門で利用している企業の割合は64.7%に上る。クラウド活用が進む中、新たな課題として挙がっているのが「システム監視」である。数多くのサービスを利用することで監視対象が増えて複雑になり、担当者を悩ませている。クラウド時代のシステム監視の注意点や、組織の成長につながるインフラの管理を考えてみよう。
記事 製造業IT BMWもやってる?自社の生産戦略にピッタリ合致した「デジタル工場」の作り方 2021/06/30 コロナ禍が依然猛威を振るい、製造業のサプライチェーンにも大きな混乱を与えている。厳しい状況が続く中でも、国内製造業は国際競争力を維持するために、DXに取り組まなければならないが、世界に出遅れている状況だ。なぜ、ものづくりのDX化は進まないのか、また製造業DXにおける成功事例があるのか。製造業のDXを包括的に支援するTeam Cross FAでプロデュース統括ほか、FAプロダクツの代表取締役会長も務める天野眞也氏に聞いた。
記事 IT投資・インフラ戦略 今後生き残る「通信業」とは? カギ握る「顧客理解」のためにすべきデータ分析の手順 2021/06/29 いまの通信業界にとって、「通信業務以外における収益向上」と「通信業務の安定運用と収益の最大化」は大きな経営テーマだ。これらを実現するには、データ活用は欠かせない。そこで今回はデータから顧客の動向や好み、行動パターンなどの属性をつぶさに読み取り、これまでは実現できなかった精度の高いマーケティングやリスク管理を実現するために必要な考え方、取り組みの重要ポイントについて、専門家らに解説してもらった。
記事 金融業IT 「さよなら、銀行」なぜ住信SBIネット銀行は勘定系システムを刷新したのか 2021/06/28 住信SBIネット銀行は、2007年9月に開業したインターネット専業銀行である。開業以来、順調に顧客数を伸ばし、最近は提携企業に銀行サービスを提供する「NEOBANK(注1)」サービスの提供も開始した。しかし、順調に事業が拡大する一方で、それを支えるインフラにはある“懸念”が生じていた。同社は、この状況をいかにして克服したのか。そのプロジェクトの全容を責任者に聞いた。 注1:NEOBANK(ネオバンク)は住信SBIネット銀行株式会社の登録商標です。登録商標第5953666号。
記事 競争力強化 お手本はテスラ? これから始まる「DX競争・2回戦」、なぜ日本企業に勝機があるのか 2021/06/25 2021年9月1日、日本にデジタル庁が新設される。これまで「デジタル後進国」とも言われてきた日本にとって、新設されるデジタル庁には行政や企業のDXの旗振り役として大きな期待が集まる。IT批評家、尾原投資顧問 書生の尾原和啓氏は、これから始まる新たなDXにおいて「日本は世界に勝てる可能性がある」と力強く語る。その理由を聞いた。
記事 新規顧客開拓 上場企業で実践されている、ホントに売上につながる「セールスDX」とは? 2021/06/21 新型コロナウイルス感染拡大をキッカケに、ビジネスにおけるアプローチの仕方は大きく変容した。従来、訪問や対面が当たり前だった営業活動は、現在では物理的に人に会わないことが前提のオンライン商談に置き換わった。こうした急激な環境変化に対応しきれず、営業成果を大きく落とす企業も少なくない。今求められるのは、コロナ禍に負けず、企業の業績を数字として伸ばせる真の意味でのセールスDXのソリューションなのだ。
記事 統合運用管理・サーバ監視 はてなが取り組む「DevOps」、運用や営業担当を巻き込みDXに導く方法 2021/06/16 デジタルトランスフォーメーション(DX)の目的の1つは、企業がデータやデジタル技術を活用し、社会や顧客ニーズに柔軟に対応できるサービスや製品を提供できるようにすることだ。DXへの取り組みが活発化する今日では、自社内でなんらかのソフトウェアやシステム開発・運用に関わる企業も増えているだろう。そこでぜひ取り入れたいのが、アプリケーション開発と運用が協調するDevOpsの手法である。これをどのように取り組んでいくか、そのアプローチの1つを解説する。
記事 ERP・財務会計・人事給与 コロナ禍の「意味あるIT投資」と「意味ないIT投資」の違いとは? 2021/06/11 コロナショックをキッカケにリモートワーク対応などを進めた企業が増えたが、中には「コロナ収束まで」と考え、応急処置的な対応にとどめ、様子を見ている企業も少なくない。しかし、コロナ収束の見通しが立たない中、このような場当たり的な対応を続けるべきだろうか。コロナ後の世界で競争力を維持するためにも、そろそろ将来に向けた対応を考えるべきタイミングかもしれない。ここでは、コロナ後のニューノーマルの世界で戦える企業になるために必要な備えを解説する。
記事 IT投資・インフラ戦略 ニューノーマル時代の“リモートなIT開発/運用”、どう実現する? 2021/06/07 新型コロナウイルスは、多くの企業のビジネス環境を一変させました。働き方にも業務にもリモートが取り入られる中、ITシステムの開発/運用も例外ではありません。とはいえ、現代の複雑化したITシステムにおいて、ネットワークやセキュリティを考慮しながらリモート化を進めるのはとても困難です。そこで本記事では、ニューノーマル時代で必須となった「IT開発/運用のリモート化」をいかに実現するかを解説します。
記事 IT投資・インフラ戦略 DXで疲弊するIT運用部門…「AI」をどのように活かせば楽になる? 2021/04/27 デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業は、クラウドやコンテナ、マイクロサービスなどのテクノロジーの活用を進めている。一方で、ITサービスの停止やパフォーマンスの低下がビジネスに及ぼす影響はますます大きくなり、複雑化したITシステムの運用担当部門のプレッシャーは高まるばかりだ。こうした課題解決に注目されるのが、AIによって運用を効率化する「AIOps」だ。なぜAIOpsが必要とされ、どのように運用管理の現場を変えるのか、紹介しよう。
記事 IT投資・インフラ戦略 DXで疲弊するIT運用部門…「AI」をどのように活かせば楽になる? 2021/04/23 デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業は、クラウドやコンテナ、マイクロサービスなどのテクノロジーの活用を進めている。一方で、ITサービスの停止やパフォーマンスの低下がビジネスに及ぼす影響はますます大きくなり、複雑化したITシステムの運用担当部門のプレッシャーは高まるばかりだ。こうした課題解決に注目されるのが、AIによって運用を効率化する「AIOps」だ。なぜAIOpsが必要とされ、どのように運用管理の現場を変えるのか、紹介しよう。
記事 IT投資・インフラ戦略 VMware vSphereと「相性が良い」クラウドは? 数クリックで移行、しかも“無停止” 2021/04/22 多くの企業にとっては、VMwareが提供する仮想化基盤は“当たり前”かつ“不可欠”な存在だ。だからこそ、VMwareの「クラウドへの取り組み」は非常に気になるトピックだろう。今やAWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azure、IBM Cloudといった主要なパブリッククラウド上でも構築できるようになったVMware vSphere環境だが、その移行や共存に「本当に」適したクラウドとは、どのようなものだろうか。
記事 情報漏えい対策 リモートワークで深刻化、「VPN」や「無線LAN」の不正接続対策どうする? 2021/04/14 企業はもちろん、重要な個人情報を扱う自治体や教育現場でも、ICTを活用した柔軟な働き方が進んでいる。そこで欠かせないのが無線LANやリモートアクセスだ。しかし、そのユーザー認証や管理が不十分なままでは不正接続のリスクが残り、重大なセキュリティ事故を招きかねない。なるべく運用負担をかけず、かつ利便性を担保しながらセキュリティを強化するためにはどのような対策が求められるのだろうか?
記事 クラウドストレージ・ファイル共有・ファイル転送 【事例】SCSKが「100TB超え」のファイルサーバ移行に選んだ最適解とは? 2021/04/02 優に1万人を超える従業員を抱えるシステムインテグレーターのSCSK。同社では、社内のファイルサーバに膨大なデータが蓄積され、アクセス性能は限界を迎えていた。ファイルサーバの性能低下は業務に多大な影響を及ぼしかねない。データの肥大化はストレージを拡張して対応しようにも、そのコストも無視できない。性能劣化と増大する保守コスト解消のためにSCSKはどのような解決策を見出したのか。
記事 IT資産管理・ソフトウェア資産管理 情シスが抱える「テレワークのお悩み」一掃法、実は軽視できない「IT資産管理」 2021/04/02 テレワーク環境での情報セキュリティや労務管理の悩みを訴える企業が増えている。社員に配布するPC端末やネットワーク環境の整備、また遠隔地に散在するデバイスのセキュリティ管理など、経験したことのない煩雑な作業に情報システム担当者は忙殺されている。一方で、経営者や管理職にとっては、いつ情報漏えいなどのインシデントが起きるか気が気ではない。こうした課題を解くキーワードが、「IT資産管理」だ。一般的に、社内のPCの台帳管理だけだと思われがちだが、実はテレワーク環境の管理から、社員の勤務状況の管理にも広げられるのをご存じだろうか。
記事 サーバ HCIは結局「どう選べばよい」のか? DXインフラに最適な選び方 2021/03/31 企業のITインフラは長年の運用を経て老朽化し、日々進化するテクノロジーへの対応もあって、ますます複雑化が進行している。結果として貴重な自社のIT人材がインフラの監視や障害対応に追われ、本来注力すべきデジタルトランスフォーメーション(DX)に影響が及んでいる。それに対する有効な対策がITインフラのクラウド移行であり、その足掛かりとして、昨今では、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(HCI)が注目を集めている。