記事 人材育成・人材獲得 「採用vs育成」必要なのはどっち?圧倒的デジタル人材不足を乗り切る“ある施策” 2024/03/22 企業において、DX推進の障壁となるのが大幅な「DX人材不足」だ。人材が不足しているほど、採用に頼ろうとしがちだが、DX人材の求人倍率が10倍を超える中、採用するだけで不足を賄うことは困難なのが現状である。そこで、企業に求められるのが、社内人材の“育成”だ。本稿では、育てるべき人材や成果につながる人材育成の方法を基に、デジタル人材の争奪戦に“勝ち抜く方法”について解説する。
記事 業務効率化 経営層アンケートで判明、「成長企業」は何が違う? 明確すぎる「法務戦略の違い」 2024/03/15 売上を伸ばしている成長企業から何を学べるだろうか。数多く挙げられるが、実はその1つに法務と経営の関わりがある。企業法務は従来、法令順守を中心とした「守りの法務」が主だった。しかし最近では、経営判断に積極的に法務が関わる「攻めの法務」への取り組みが求められている。そこで今回、成長企業から学ぶ経営と法務のあるべき姿などについて解説する。
記事 BPO・シェアードサービス 迫るWindows 10のサポート終了、移行の課題とPC選びの「切り札」とは? 2024/03/05 2025年は、DX推進の課題として知られる「2025年の崖」だけでなく、大きなトピックが控えている。それが2025年10月14日で終了する「Windows 10のサポート終了(EOS)」だ。DXに向けさらなる生産性向上を実現するためにも、PC環境の刷新の重要性は高い。しかし、導入、刷新にはライフサイクル管理の観点から課題があるのも事実だ。そこで、Windows 11PC移行への課題と、運用管理の負荷を軽減するPC選びの選択肢について解説する。
記事 人材育成・人材獲得 伊藤邦雄氏が語る「時代遅れ」な日本企業型雇用のワナ、人的資本経営への道筋は 2024/02/27 日本はいつの間にか「人材で勝てない国」となった。経路依存症のわなにはまり、長らく停滞状態にあるためだ。その脱却に向けて、人材を資本として捉え、人材の価値を最大限に引き出す「人的資本経営」の徹底実践が今必要だ。では、どのような変革の方向性を定めれば良いのだろうか。一橋大学 CFO教育研究センター長を務める伊藤 邦雄氏が解説する。
記事 人材育成・人材獲得 企業人が「キリンのDX」に大注目のワケ、DXの「師範」150人を生んだ斬新すぎる育成術 2024/01/19 多くの企業がDXに取り組む一方、大きな課題に直面するのがDX人材の育成・確保だ。研修を実施してもそれが現場で生かされない、といったことが往々にして見られる。こうした課題に対し、独自の取り組みで成果を上げているのが、キリングループだ。「DX道場」という育成プログラムを構築するなど、同社の人材育成には多くの企業から注目を集め、参考にされている。そこで、キリンホールディングス デジタルICT戦略部 DX戦略推進室 室長の皆巳 祐一氏に、DX人材の育成やDX推進の秘訣などについて聞いた。
記事 人材育成・人材獲得 「手間」「コスト」「効果が不明」…三重苦の情報セキュリティ教育を簡略化する秘策 2024/01/17 サイバー攻撃が激化する中、ひとたび個人情報の漏えいといったセキュリティインシデントが発生すれば、企業イメージが失墜してユーザーや取引先が離れてしまいかねない。多くの企業がセキュリティ対策としてツールの導入を検討する中、総務省や厚生労働省が発行する公的ガイドラインでは、企業に対して「情報セキュリティ教育」を強く要求している。しかし「コストがかかる、手間がかかる、効果が見えない」ことから、情報セキュリティ教育は敬遠されがちだ。そこで本稿では、こうした苦労を乗り越え、効果的に教育を行う方法を探っていく。
記事 人材育成・人材獲得 終身雇用世代が見落とす「ホワイト離職」の根本原因、入山章栄が説く「生き残る条件」 2024/01/16 近年、「日本企業に欠けているのはイノベーション」という指摘が散見されるが、現状はなかなか変わらない。イノベーションには組織の変革が必要になるが、そこでポイントになるのが「人的資本経営」である。早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏が、人的資本経営とは何か、どのように進めていくべきなのかを解説する。
記事 リーダーシップ 「私はダメな人間です」……一橋大・楠木氏がススメる「絶対悲観主義」10のメリット 2024/01/15 近年、ビジネスパーソンの間ではポジティブ思考が注目されている。やり抜く力を表す「グリット」や、失敗や挫折に陥った後の回復力を示す「レジリエンス」など、前向きなビジネス用語が書籍で取り上げられ、それらの思考を養う研修まで実施されるようになった。しかし、そうした風潮に異を唱える人がいる。一橋ビジネススクール 特任教授 楠木 建氏だ。同氏が提唱する「絶対悲観主義」は、ビジネスパーソンにどのような効果をもたらすのか。
記事 人材育成・人材獲得 「とりあえず人員配置」はもう卒業、データ活用で最適化を実現する「超」簡単手法とは 2023/12/21 近年、労働人口は減少などから、組織の生産性向上や選ばれる組織づくりは企業にとって大きな課題となっている。その解決策として、タレントマネジメント、特に人員配置の最適化は欠かせない要素だろう。一元管理された人事データに基づいて人員を適切に配置し、企業のパフォーマンスを向上させるにはどのような手法が必要なのかを解説する。
記事 業務効率化 「199時間削減」した経理部長は何をした? 業務“爆増”経理を救う3つのポイント 2023/12/21 インボイス制度や電子帳簿保存法の対応で経理関連業務が増える中、経理部門の業務効率化が喫緊の課題となっている。経理部門のDX(デジタルトランスフォーメーション)は企業価値の向上にも欠かせない一方、いまだ「コストセンター」として改革が後回しされる企業も少なくない。経理業務を効率化する中で生じる課題や経理担当者のニーズを明らかにし、企業価値の向上につながる経理部門のDXについて考える。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 “しきたり化”した会議がある企業は要注意、「出社前提」時代の終焉でまずすべきこと 2023/09/22 あなたの組織には「毎週月曜日の朝礼」や「週次の定例ミーティング」など、同じ時間・同じ場所にいることを前提とする“しきたり化”した会議はないだろうか。テレワークが普及する現代において、果たしてそれだけが有効なコミュニケーションと言えるだろうか。こうした「出社前提」時代の非効率な働き方を継続するデメリットを考えてほしい。ワークライフバランスの第一人者である小室淑恵氏が、柔軟性のある働き方を実現するヒントを解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 職場に対する「イラつき」は大問題? 従業員の「離職率・生産性」を決める“5大要素” 2023/09/20 ここ数年、働き方の多様化に伴い、リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークを採用する企業が増えた。そうした中、企業が提供する「オフィス」「サテライトオフィス」「コワーキングスペース」などを含めた職場環境が、働く人の生産性・離職率を大きく左右する重要な要素として認識されはじめてきた。それでは、具体的にどのような職場環境が望ましいのだろうか。働き方・職場環境をテーマにあらゆる調査・研究を行う、ザイマックス不動産総合研究所 主任研究員の石崎真弓氏に解説してもらった。
記事 業務効率化 “DX前”に絶対取り組むべき「IE」とは? 労働生産性「過去最低」の日本が成長する方法 2023/09/13 昨今、企業ではDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みの機運が高まっている。前例主義・コンプライアンス重視のバックオフィスも例外ではない。しかし、本来は手段であるべきDXが目的化している状況が散見される。そこで、DXの“前”に必要となる技術について、大阪工業大学 情報科学部データサイエンス学科 皆川健多郎教授が解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 なぜ、リモートワークで生産性が上がらないのか?改善するべきたった「2つの理由」 2023/09/11 近年、多くの企業・組織がリモートワークを急速に採用してきた。その結果、リモートワークへの移行で生産性が下がる傾向となった企業などでは、再びオフィス勤務中心の働き方に戻す流れも見られる。リモートワークがうまく機能できない原因の1つは、「共通認知」の不足であり、社内に散見されるアナログ的な定型業務である「仕事のための仕事」が、適切な環境の妨げになっていることにもゆえんする。アナログ的定型業務から脱却するとともに、リモートワークの課題を解決し「業務のデジタル化」を可能にする新しい働き方を実現するヒントを紹介しよう。
記事 情報共有 なぜメンバーを「知る」のが大事? 組織改革に「超役立つ」コミュニケーションを解説 2023/09/11 組織の壁を越えたコミュニケーションは、常に企業の大きな課題の1つだ。特に、リモートワークの普及によって、従業員同士のコミュニケーション不足などが表面化しがちな昨今、組織における垣根のないコラボレーションの実現は喫緊の課題とも言える。理想的な組織づくりに寄与するコミュニケーションの方法について、東京大学教授の鈴木 寛氏が解説する。
記事 業務効率化 【マンガ】退職に結婚!? 残業に絶望した経理2人…社長に求めた「残留の条件」とは 2023/09/06 紙中心の非効率な業務がいまだに残る○×商事。ある日、2人の経理・財務担当社員が社長に直訴する。しかし社長の返答はのん気なもので、ムダが多すぎる経理業務に何も危機感を覚えていない。絶望を深めた2人は、「結婚」の報告と同時に「退職」の報告を突きつける。驚きのあまり白目をむく社長は、功労者2人を何とか引き止めることができるのか? 明かされた2人の意外な「次の職場」とは……?
記事 リーダーシップ バック・トゥ・ザ・フューチャーで思考鍛錬? 一橋大 楠木教授に聞いた「経営の神髄」 2023/09/04 「未来」的な先進事業やサービスを実現している国や地域に注目し、それを日本へ持ってくる「タイムマシン経営」という発想がある。それに対して、その逆を行く「逆・タイムマシン経営論」を提唱するのが、一橋ビジネススクール 特任教授の楠木 建氏だ。情報が乱立する今の時代こそ、一度過去に立ち戻り、情報の本質を見極めるスキルが必要という。楠木氏に、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」による古くて新しい知的鍛錬の方法について聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 サンスターは「多様な働き方」実現のために何をした? 新オフィスがもたらした成果と課題 2023/07/06 労働人口不足やコロナ禍を経た社会情勢の変化など、さまざまな背景から新しい働き方が求められている。サンスターでは、オフィスに集まる従来のスタイルから脱却し、ハイブリッドワークを推進している。同社の総務部 総務グループ グループ長 阿部渉氏が、制度改革や業務効率化、オフィス環境の再構築などの成果と課題を語った。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 東工大・比嘉氏が警告、AI・ロボット時代までに養うべき「人材マネジメント能力」とは 2023/07/05 「テレワークの浸透、高度人材の海外流出、AI・ロボットへの業務代替──これら3つの大変革が段階的に訪れる」と語るのは、東京工業大学 名誉教授の比嘉 邦彦氏だ。企業がこの3つの大変革を乗り越えて、今後も成長していくためには「マネジメント能力」が重要な鍵を握るという。本稿では、現在と未来に起きる時代の変化とともに、どのようなマネジメント能力が求められるのかについて、比嘉氏に語ってもらった。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ハイブリッドワークは「孤独感」につながる?働き方の新常識「バーチャルオフィス」が凄い 2023/06/26 現在、多くの企業が「働き方」の検討において岐路に立たされている。コロナ禍の終息を受け、少しずつ出社を前提とした働き方を選択する企業が増えているが、一度広まったテレワークは求職者にとって会社選びの軸の1つとなっており、出社にこだわりすぎれば人財流出につながりかねない。そうした事情もあり、テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークを採用する企業もあるが、ハイブリッドワーク特有の課題により、むしろ従業員がストレスを抱えてしまう結果になるケースもあるようだ。本当に柔軟な働き方を実現するには、何を変えれば良いのだろうか。
記事 情報共有 元P&G音部氏が解説、成功する企業の“3つの条件”のカギを握るナレッジマネジメントとは 2023/06/23 経済環境や働き方が大きく変わる中、企業の持続的成長の戦略として「組織と人財への投資」が注目されている。日米P&Gを経て資生堂CMOなどを歴任し、数々の組織構築に貢献してきた音部 大輔 氏が語った、多様化時代における組織と人財戦略を成功させるために必要な3つのポイントを見ていこう。
記事 ダイバーシティ オムロン京都太陽はどう「障がい者雇用創出」と「業績向上」を両立?重視する“視点” 2023/06/05 オムロン京都太陽は、「障がい者の雇用就労機会の創出」「仕事の安定供給」「事業経営の安定」の3つを同時に実現している企業だ。個々の障がいの特性に業務を合わせるために、IoTやコミュニケーションツールを積極的に導入し、生産性・品質の維持向上を達成してきた。オムロン京都太陽の代表取締役社長である三輪 建夫 氏に、障がい者の活躍機会創出の挑戦について話を聞いた。
記事 人材育成・人材獲得 「セキュリティがわかる」だけでは、もう立ち行かない…足を引っ張る人材採用のあいまいさ 2023/04/21 あらゆる領域でセキュリティが求められる一方、「セキュリティ人材の不足」が深刻化している。その対策に苦慮している企業は少なくない。企業に最適な人材を確保し、限られたリソースで適切なセキュリティ対策に取り組むためにはどうしたらよいのだろうか。セキュアスカイ・テクノロジー取締役CTO、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 代表理事、千葉大学非常勤講師である長谷川 陽介 氏に話を聞いた。
記事 業務効率化 【マンガ】退職に結婚!? 残業に絶望した経理2人…社長に求めた「残留の条件」とは 2023/04/10 紙中心の非効率な業務がいまだに残る○×商事。ある日、2人の経理・財務担当社員が社長に直訴する。しかし社長の返答はのん気なもので、ムダが多すぎる経理業務に何も危機感を覚えていない。絶望を深めた2人は、「結婚」の報告と同時に「退職」の報告を突きつける。驚きのあまり白目をむく社長は、功労者2人を何とか引き止めることができるのか? 明かされた2人の意外な「次の職場」とは……?
記事 人材育成・人材獲得 研修1万6000時間減&売上300%増…スギ薬局やカインズも大成功した「教育・改革術」 2023/03/31 小売・流通・サービス業において、スタッフ教育が不可欠なことは言うまでもない。だが展開する店舗が多数にわたれば、教育は大きな時間と労力を伴う。こうした中、多くの企業がデジタル技術を使った教育を取り入れ、「初期研修の工数を年間1万6000時間削減」、「新人教育の学習時間を43%削減」「スキルアップで売上300%アップ」など、多くの成果が報告されている。そこで、本稿では経営に直結したデジタルによる教育改革に成功した8社の事例を紹介しよう。
記事 情報共有 「テレワーク×縦割り組織」が招く最悪事態、生産性を爆上げする「本質的な解決策」 2023/03/30 部署ごとの縦割りを打破し、組織を超えたコミュニケーションを実現することは重要なテーマだ。ところが、テレワークで従業員同士の関係が希薄になったという声も聞こえる。だからといって、テレワークをやめてかつての働き方に戻るのはナンセンスだ。テレワーク時代に、組織の壁を超えてコミュニケーションを活性化するには、どうすれば良いのだろうか。凸版印刷の事例なども交えて解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 99の「多拠点生活」でわかった2つのこと、プロアドレスホッパーが語る理想の暮らしのヒント 2023/03/29 「アドレスホッパー」とは、特定の家を持たず、さまざまな拠点を転々としながら生活する人々を指す。コロナ禍で働き方が多様化する中、彼らの生活から理想の暮らしを実現するためのヒントが見つかるだろう。3年間多拠点生活を続け、プロアドレスホッパーとしてさまざまなメディアに出演する、ニット のオンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」で組織活性、インナーブランディング、 コミュニティマネージャーを担当する西出 裕貴氏に話を聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 メタバースで実現? 元京都府知事が語る「ハイブリッド型ライフ」がおすすめなワケ 2023/03/29 メタバースで実現? 元京都府知事が語る「ハイブリッド型ライフ」がおすすめなワケ 新型コロナウイルスの影響や少子高齢化などにより、日本ではさまざまな問題が顕在化している。その中で多くのパラダイムシフトが起き、日本社会は今大きな変化を遂げようとしていると言える。変化の渦中で人々はどのような生き方、働き方をしたらよいのか。社会変化に対する取り組みを進めている地域行政の事例とともに、京都産業大学法学部法政策学科教授 兼 理事の山田啓二氏に聞く。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 社員幸福度も企業価値も大幅アップ? 日立ソリューションズGにみる「人的資本経営」 2023/03/27 働き方改革にダイバーシティ、感染予防、デジタル技術などにより働き方はフレキシブルに進化している。そんな変化に対応できる新たな経営手法として注目されているのが、人材を「資本」と捉え、その価値を最大限に引き出す「人的資本経営」だ。人的資本経営とは何で、企業にはどんな効果があるのか。経営手法に人的資本経営を取り入れている日立ソリューションズ・グループの事例を紹介する。
記事 業務効率化 「攻めの法務」の始め方とは? 実践に当たって必ず押さえたい3つのポイント 2023/03/24 M&Aやガバナンス、グローバル展開、さらには行政や立法府と連携してのルールメイキングなど、企業法務の活躍のフィールドは、かつてないほど広がりつつある。そうした中で今注目を集めているのが、「攻めの法務」だ。事業戦略や経営の意思決定を支援する戦略法務の実現こそがイノベーションを創出し、自社の事業成長ばかりか、社会の進歩への貢献にもつながるのだという。本稿では、その具体的な役割や体制構築のポイント、そして事例などを追っていく。