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- 2023/07/21 掲載
「航空株」上昇はいつまで続く？ 米ビッグ4を徹底分析、現在の評価は妥当？
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夏休みシーズン真っ盛り。航空旅行需要が回復しつつある現在、航空会社の業績に注目が集まっている。米航空会社のビッグ4であるユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空、サウスウエスト航空の評価について、米モーニングスターのアナリストであるスーザン・ジウビンスキー氏が解説する。
（Photo/Matheus Obst/Philip Pilosian/Eliyahu Yosef Parypa/VanderWolf Images/Shutterstock.com）
※本記事は、米国モーニングスター社の記事「Airline Stocks: What We Think of the Big Four Today」をもとにFinTech Journal編集部が翻訳・再構成したものです。米国モーニングスターの独占的な権利に属しており、私的利用かつ非営利目的に限定します。また、米国モーニングスター及びその関連会社は、本翻訳記事の利用に関して一切の責任を負いません。
旅行需要の回復、航空株は全体的に好調
航空旅行需要はパンデミックから急速に回復し、航空会社はその需要に対応しきれていない。航空会社は依然として航空機材と人員の不足による制約を受けており、座席の需給がひっ迫していることから運賃は上昇している。その結果、航空会社の収益と利益は記録的な水準に達している。そして投資家は、航空株がグループ全体として好調に推移し、2023年に入って6月中旬までに約25％上昇している事実に気づいているだろう。これは米国株式市場全体の年初来上昇率を約10ポイント上回る。
果たして、航空会社の収益、利益、株価の上昇は続くのだろうか。
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